See Ya出身のキム・ヨンジ、ソロ曲を発表「後輩のTHE SEEYA…複雑な心境です」

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写真=MAROO企画
「後輩グループTHE SEEYAですか。複雑な心境です」

女性ボーカルグループSee Ya出身の歌手キム・ヨンジが7日、デジタルシングル「忘れたの」を発表した。キム・ヨンジはこれまでドラマのOST(劇中歌)や他の歌手たちとの共同作業を進めて大衆との交流を図ってきたが、自分のソロ曲を引っさげて活動することは本当に久しぶりだ。

これまで大学生活を楽しみながら勉強に没頭してきたキム・ヨンジは、さらに良い歌手になる過程を踏んで、カムバックを準備してきた。過去にはSee Yaの活動に全てを注いだとしたら、今度は自分を満たすことのできる時間が必要だった。もちろんボーカルの実力も高めた。これまでスランプに見舞われたりもし、意欲に満ちた時間を過ごしたりもしたが、心を落ち着けて再び大衆の前に堂々と立つ日を待っていたという。

「もちろん放送が、ステージが懐かしい時もありました。歌手として活動してから学生に戻ったので、すこし距離をおいて歌謡界を眺めることに適応するのが難しかったです。それでも『私が過去にどうしてあんなに忙しく暮らしたんだろう?』という考えもしたんです。勉強する間、多くのオファーを受けていたのも事実ですが、再びグループで活動することは難しいだろうと判断しました。See Yaというグループが仕事が多かったこともありますが、うまく終わりを迎えたので、よい思い出として残したかったんです。もしグループをしたとすれば、再びSee Yaをしていたのでしょう」

2011年にSee Yaが公式に解散した後、彼女たちの空白を満たすために多くの女性ボーカルグループが登場したが、依然として彼女たちの活動を懐かしむ人が多い。その後THE SEEYAという新しいグループがデビューし、依然として存在しているものの、活躍ぶりは微々たるものだ。

「実は私も、THE SEEYAというグループをどう受け入れればいいのか分かりません。See Yaが忘れるかなと心配にもなりましたし、とりあえず私が所属していた会社から売り出されているグループだから応援もしました。でも一旦、依然として感情が微妙ですね。何と言えばいいのか分かりません」

これからキム・ヨンジはデジタルシングルを連続して発売した後、下半期には新しいアルバムを正式にリリースして活動する予定だ。キム・ヨンジの強みである心に訴える力、濃厚な声と歌唱力を披露して、再び大衆に認めてもらいたいという覚悟だ。「忘れたの」は、別れを告げて去っていく恋人に伝える最後の話を盛り込んだ曲で、韓国的なポップジャンルのマイナーR&Bジャンルに、すっきりとしたメロディーと切ない歌詞が特徴だ。キム・ヨンジの重みのあるボーカルとよくマッチすることが予想される。

「これから“信じて聴ける”ボーカリストとしての位置づけが目標です。年をとっても後輩たちの記憶の中に『本当に歌が上手な先輩がいた』と残っていたら嬉しいです。完璧になりたいです。ところが、完璧になるためには、手放す作業も必要なんですよ。これからはプレッシャーを振り払って、最善を尽くすつもりです」

記者 : チョン・ウォン