映画「背徳の王宮」(監督：ミン・ギュドン、制作：スフィルム)の海外向けポスターが公開された。

今回、香港マーケットを通して初披露された「背徳の王宮」の大胆かつ魅惑的な海外ポスターと予告編はバイヤーから絶賛された。ロッテエンターテインメントブース全面にラッピングされたのはもちろん、海外有名映画雑誌である「Screen International」表紙まで飾り、海外バイヤーたちの視線を一気に引きつけ、映画に対する期待を高めた。

王の上の王になるため1万人の美女を捧げ、燕山君(ヨンサングン)を掴んだ最悪の奸臣イム・スンジェ、芸術に狂い、快楽に落ちた王燕山君、ベールに包まれた女性ダンヒと朝鮮最高の名妓(名高い芸妓、歌舞などにすぐれた芸者)、雪中梅(ソルチュンメ)、そして誘惑するように彼らを囲んだ女性たちの複雑に絡んだ姿はまるで朝鮮を覆った狂乱の歴史を表現するかのようだ。また、明るく染まったタイトルロゴ「背徳の王宮」と書いた味のあるハングルの文字がポスターと合わさり、映画に対する期待をさらに高める。

ブースを訪問し、「背徳の王宮」を見た海外バイヤーたちはブースを飾っている海外向けのポスターとチラシ、予告編を見て感嘆を禁じえなかったとのこと。「背徳の王宮」はマーケットスケジュールの間、アジアはもちろん、ヨーロッパバイヤーたちの持続的な関心とラブコールを受けており、韓国で正式にプロモーションをする前から期待を集めている。

「背徳の王宮」は燕山君11年、1万美女を捧げ王を牛耳ろうとした稀代の奸臣たちの熾烈な権力争いを描いた映画だ。チュ・ジフン、キム・ガンウ、チョン・ホジン、イム・ジヨン、イ・ユヨン、チャ・ジヨンが熱演した。韓国で5月に公開される。