あのスターは入隊済だった!入隊ラッシュ、トップ俳優の空席を埋める10人は?

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写真=TVレポート DB
若いトップスターたちが入隊するからといって悲しむ必要はない。芸能界ではトップスターの世代交代が引き続き行われているからだ。入隊するスターもいれば、その空席を埋めるスターもいるはずだ。

TVレポートでは、スターたちの入隊ラッシュで赤信号が灯った芸能界の希望になってくれる、次世代のトップスター10人を厳選した。すでに最もホットなスターと呼ばれているが、今後数年間で見せてくれる成長ぶりがもっと期待できる人たちだ。


すでに除隊しているスターたち…坦々たる大路が開いた

ソン・ジェリム、パク・ソジュン、ユン・バク、ピョン・ヨハン、アン・ジェヒョン……何だか心強いお兄さんの感じがする。彼らの共通点は若いうちにすでに軍服務を終えたということだ。入隊する心配のない彼らの将来には、坦々たる大路が開いている。

現在“ロマンチックな男の定番”として大きく愛されているソン・ジェリムは、2011年にtvN「美男<イケメン>ラーメン店」で演技を始め、翌年にMBC「太陽を抱く月」で護衛武士ウン役を演じて名前を知らせた。その後、彼はMBC「TWO WEEK」、KBS 2TV「感激時代」などに出演しながらカリスマ性溢れる神秘的なイメージを構築した。

ソン・ジェリムのイメージチェンジは昨年始まった。tvN「インヨ姫」で本格的なロマンス演技を始めた彼は、MBC「私たち結婚しました」で繊細でとぼけている実際の性格を見せた。女性視聴者の心を虜にしたソン・ジェリムはKBS 2TV「優しくない女たち」で主演イ・ルオ役を演じ、その人気を続けている。冷たいルックスとは違う、足長おじさんのような面で視聴者をときめかせている。

除隊したスター5人のうち一番の若手俳優である1988年生まれのパク・ソジュン。彼は除隊後、2012年にKBS 2TV「ドリームハイ」でデビューした。その後KBSシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ファミリー」に続きMBC「金よ出てこい☆コンコン」に出演した。当時、世間知らずのお金持ちの末っ子をうまく表現したパク・ソジュンは好評と共に急成長した。続いてtvN「魔女の恋愛」で主演を務め、オム・ジョンファと破格の年上年下ロマンスを披露した。最近はMBCドラマ「キルミー・ヒールミー」に出演し、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)まで領域を広げて「悪の年代記」と「ビューティーインサイド」に出演した。

ユン・バクもパク・ソジュンのように除隊後にデビューした。2012年にMBC Every1「できる者がク・ハラ」でデビューした彼は2編のKBSドラマスペシャルで演技力を認められた。ユン・バクが本格的に顔を知らせたのはKBS 2TV「グット・ドクター」「愛するのは自分のため」に続き、「家族同士で何するの」に出演した。好演を披露した彼はドラマの人気と共に一躍スターに浮上した。続いて、MBC週末ドラマ「女王の花」にキャスティングされ、現在最もホットな女優イ・ソンギョンと共演している。

ピョン・ヨハンは“独立映画界のソン・ジュンギ”で忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)で名が通じていた。しかし、大衆には馴染みがなかったのも事実である。彼はtvN「ミセン-未生-」で個性溢れるハン・ソクユル役を立体的に演じ、好評の中で全盛期を迎えた。最近公開した映画「ソーシャフォビア」も好評を受けており、今年5月からtvNで放送されるドラマ「元カノクラブ」の主演にもキャスティングされ、旬の俳優であることを証明した。

アン・ジェヒョンは有名なモデルで、2013年にSBSドラマ「星から来たあなた」で演技者としてデビューした。続いて彼はすぐにSBS「君たちは包囲された」と映画「ファッション王」で主役を務めながら演技者としての地位を固めた。このようにデビューして2年も経たないアン・ジェヒョンは、KBS 2TV月火ドラマ「ディア・ブラッド」の主人公にキャスティングされた。演技が不自然だという評価も多いが、今後の成長が誰よりも期待される俳優だ。


軍隊はまだ…青春スターが花咲く

上記の5人の俳優からお兄さんのイメージがしたとすれば、ヨ・ジング、ZE:Aのシワン、カン・ハヌル、ZE:Aのヒョンシク、ソ・ガンジュンは青春スターのイメージが強い。将来が明るい彼らの活躍ぶりに注目が集まっている。

確かに高校生なのに、男の香りがする。大人っぽいルックスと演技力を備えたヨ・ジングはお姉さんたちに愛されながら成長し続けている。ヨ・ジングは2012年、MBCドラマ「太陽を抱く月」でキム・スヒョンの子役として顔を知らせた。翌年ヨ・ジングはtvN「ジャガイモ星2013QR3」で初めての成人演技にチャレンジした。

それから映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」が公開され、ヨ・ジングは怪物のような演技力で観客の心を盗んだ。また、今年1月に公開された映画「私の心臓を撃て」を通じてヨ・ジングは演技力をもう一度認められた。そして、19歳の年齢でヨ・ジングは地上波ドラマの主演にキャスティングされた。5月放送予定のKBS 2TV金曜ドラマ「オレンジ・マーマレード」に出演するのだ。ヨ・ジングはAOAのソリョンとロマンス演技を披露すると知られ、期待を集めている。

ZE:AのメンバーシワンもMBC「太陽を抱く月」の子役として顔を知らせた。続いてKBS「赤道の男」の子役、MBC「スタンバイ」、KBS「恋愛を期待して」、MBC「トライアングル」に出演しながらシワンはアイドルを超え、俳優として認められた。特に映画「弁護人」の拷問シーンで見せてくれたリアルな演技は好評を得た。そして昨年にはtvN「ミセン-未生-」のチャン・グレ役で熱演を披露した。シワンがいなかったらチャン・グレも、「ミセン-未生-」の人気も不可能だった。シワンはまるでチャン・グレそのものになったような演技を披露し、ドラマに対する共感を高めた。

「弁護人」に続き「ミセン-未生-」まで成功裏に終えたシワンは20代を代表する俳優になった。彼の次期作選定も話題になった。シワンは苦心の末、韓国戦争を背景とする映画「戦場のメロディ」を次期作として選んだ。毎回新しい姿を見せてくれるシワンがまたどうやって私たちを驚かせてくれるのか、期待が高まっている。

ヒョンシクもZE:Aのメンバーある。ヒョンシクはKBS 2TVドラマスペシャル「シリウス」とtvN「ナイン」で演技力を認められた。続いてMBCバラエティ番組「僕らの日曜の夜-リアル入隊プロジェクト本物の男」に出演したヒョンシクは優しく、抜け目の多いイメージで“赤ちゃん兵士”というニックネームを得た。それから彼はKBS 2TV週末ドラマ「家族同士で何するの」の主演にキャスティングされた。まるで彼の実際の性格のようなチャ・ダルボン役を務めた彼はリアルな演技で視聴者の好感度を高めた。

ソ・ガンジュンは2013年、MBC短幕劇「ハヌルジェ殺人事件」でムン・ソリとの大胆なロマンスを披露し、視聴者に深い印象を残した。当時、ソ・ガンジュンは新人らしくない驚きの演技力で視聴者の注目を集めた。その後、昨年彼はMBCドラマ「ずる賢いバツイチの恋」で主演を務めた。“胸キュン”の年下男役を演じながら一気に最もホットな俳優として浮上し、最近はKBS 2TV週末ドラマ「家族同士で何するの」に出演した。ソ・ガンジュンは次期作として4月からスタートするMBC50部作の時代劇「華政」の出演を確定した。次期作ではどのような演技を見せてくれるのか、注目が集まっている。

記者 : ソン・ヒョジョン