SHU-I、チワワ系から180度のイメージチェンジ「怖いという声もあるけど、かっこいい姿を見せたい」

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本日3月25日(水)、ニューアルバム「I-DREAM」をリリースするSHU-I(シューアイ)。“会えるチワワ系韓国アイドル”として日本で活動してきた、韓国の男性アイドルグループ・SHU-Iは、昨年10月ビクターエンターテイメント移籍後、第一弾シングルをリリース。そして、今回フルアルバムをリリースする。
ニューアルバムの新たなアーティスト写真では、ビジュアル面を一新。今までの“チワワ系アイドル”のイメージから想像がつかない攻撃的なSHU-I を見せた。
アルバムリリースを直前に控え、SHU-Iにインタビューを実施。3年ぶりとなるアルバムについての思い、今後の活動やこれまで支えてきてくれたファンについて語ってくれた。

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―ビクターで再デビューを果たして、早くも3ヶ月が経ちましたが、どうですか?

ジンソク:楽しいです!

ジンソク以外のメンバー:終わり?(笑)

ジンソク:新しい場所での再スタートということで心配もあるんですが、新しいここだけにしかないシステムを勉強できるチャンスなので、一つひとつ習っていくのが楽しいです! 何よりも日本で活動できることが嬉しいです!

―移籍後、初のアルバムリリースとなります。久しぶりのアルバムになると思いますが、いかがですか?

全員:3年ぶりです!(全員で喜ぶジェスチャー)

ミンホ:嬉しいですね。やっぱり3年ぶりなので。1stアルバムは5人で出したんですけど、今はヒョンジュンが入隊中なので……2ndアルバムは4人で出すことになったのは、嬉しい、じゃなくて悲しいです(言い間違いに一同爆笑) とにかく新しい気持ちです!

―4人でアルバムを出すというのは、どんな気持ちですか?

ジンソク:1人いないということはSHU-Iにとって、とても大きなことなので、心配はありました。でも前向きに考えると1人がいない分、4人でカバーしなくちゃいけないので、前よりもっと成長できる期間だと思っています。

―逆に成長できるチャンスということですね。

ジンソク:そうですね。そこにヒョンジュンが戻ってくることで、さらにプラスになると思っています。

チャンヒョン:戻ってきたヒョンジュンの日本語が大丈夫か、それだけが心配です。

インソク:連絡は取っているんですが、日本語を忘れてしまったらしいんですよ! どうしても使わないと忘れてしまうので……ヒョンジュンは頑張らないと(笑) 日本語を話すということは日本で活動してファンとコミュニケーションするためには、必ず必要なことなので。


「SHU-Iとしての変化?一人ひとりの味が今すごく出ています」

―“移籍第一弾のアルバム”ということで、SHU-Iにとって転換期になると思いますが、グループとして何か変わったということは?

ジンソク:活動面ではいい方向に変わりました。仕事が増えたり……メンバーの日本語が前よりも上手くなったので、そのおかげもあってか、MCをやらせてもらったり、TVに出たり、Mnetの宣伝広報大使に任命されたり……活躍できる幅が広がりました。

―気持ちの面ではどうでしょうか?

インソク:どうですか、チャンヒョンさん?

チャンヒョン:う~ん…(深く考え込む)

ミンホ:では僕が(笑) 個人個人がもっと成長しなくてはいけないと思っています。僕たち、2009年の韓国デビューから6年間一緒にやってきたんですが……最初の頃は僕たち自身も何も分からず、言われた通りに歌って踊っているという感じがありましたが、最近は自分たちの意見をみんながすごく伝えるようになりました! そしてその意見を実際に反映してもらえたりして。
例えばジンソクは自分で振り付けを作ったり。一人ひとりの味が今すごく出ているので、さらに一人ひとりが成長すればもっともっと味のある作品ができるんじゃないかと思っています。

―移籍というタイミングがちょうどメンバーたちの成長のタイミングでもあったのでしょうか?

ミンホ:そうですね。移籍してから、意見を出すことが増えました。コミュニケーションがとてもとりやすくなりました。

―アルバムのリード曲「Don't Turn Around」は、歌詞が“前向きに盛り上がっていこう”という内容ですが、今のメンバーの状況を歌っているのでしょうか?

チャンヒョン:そうですね。ヒョンジュンの入隊があって、4人になって大変なこともあったんですが「もっと4人で強く盛り上がっていかないと! ファンの方も待っているんだから」という思いが込められているので、そう感じるかもしれません。

―前作シングル「未来へ」と曲の印象はガラリと変わっていますが、歌っている歌詞は同じ“未来”に向けた強いですね。

ミンホ:そうですね! ただ前を向いて走るだけです。過去のことで後悔したりすることより、未来を見ることが好きです。


「180度のイメージチェンジ、怖いという声も…かっこいい姿で安心させたい」

―今回、そんなチワワ系からハードな印象へガラリと変貌を遂げていますが、これまでとかなり印象が変わりましたね?衣装やメイク…気持ちの面でも変化はありますか?

ミンホ:あまりに変わってしまったので、ファンの皆さんが驚いて今もしかしたら大変なことになっているかも知れません。ついてこれないかも……でも僕たちは新しい姿を見て欲しかったんです。

―以前韓国でリリースした「キジュクジマ/기죽지마(ひるまない)」もハードな印象でしたが、このようなスタイルを日本で見せるのは初めてですよね?

ジンソク:そうです。日本語で強い曲を歌うのは初めてです。

―実際の反応はどうですか?

インソク:様々でした!「怖い」「カッコイイ」「どうしたの?」(笑) など……様々なファンがいるので難しいです。どこに合わせたらいいんだろうと悩んだりすることもありますが、でも、やるしかないんです。

チャンヒョン:そうです。僕たちはファンに新しい姿を見せたくて……今回は強いスタイルに挑戦しました。

―「Don't Turn Around」のPVも見ましたが、これまでとガラリと変わって、かなり悪い感じでした(笑)

全員:そうです。悪いです!(笑)

―このスタイルは自分たちの希望が100パーセント反映されているのでしょうか?

チャンヒョン&ミンホ&ジンソク:そうです! 100%ではないけれどほぼ反映されています。

―足りない部分はどんな部分ですか?

ミンホ:……ヒゲ?(一同爆笑)

インソク:僕はないです。僕は100%です。完璧です(笑)

―ファンに怖いと言われてどうですか?

チャンヒョン:怖いというか、僕は今回のPVで前髪をあげたんですが、ファンにやめて欲しいと言われてしまいました。もう……二度と……(一同爆笑)

ミンホ:でも僕もメンバーとして、あげないで欲しいと思います! チャンヒョンは優しい感じが似合うのに、髪をあげると怖いので……氣志團さんみたいな?

ジンソク:髪をあげてサングラスをかけたら完全に氣志團さんです(一同爆笑)

―ファンの声をとても聞いているんですね。

インソク:Twitterなど、いつも読んでいます。ファンの皆さんの声は常に目を通しています。

ジンソク:今回180度イメージチェンジしたので、ファンの皆さんもびっくりしただろうし、心配してると思うんです。その心配を安心に変えてあげたいです。ステージの上で「ほら、こんなにかっこいいんだよ」と見せることで、こんなにかっこいいなら新しいコンセプトもよかったと思って頂きたいです。

―新しい挑戦ですね。

ジンソク:そうですね。これでファンの皆さんに認めてもらえれば、それが成功です。

―アルバムに収録されている他の楽曲も“強い男”を感じさせ得る曲がいくつかありました。

チャンヒョン:「君を想う」以外は全部が強い感じですね。

ミンホ:「君を想う」も強いよ! ずっと、どこにいても想うことは男らしいよ!(笑) 僕が特に男らしいと思う曲は「Can't Let You Go」という曲です。タイトルからして“君を離さない”……男らしくないですか?(笑) 一番刺激的な曲は「Rolling Love~飾らない愛のかたち~」です。

ジンソク:「Rolling Love~飾らない愛のかたち~」は本当に過激ですよ! そしてなぜか過激な歌詞は全部僕のパートなんです(笑) 僕の身体、“君の奴隷になる”……なんて歌詞も。


「本格的なヒップホップへの挑戦…とても興奮しました」

―SHU-Iとしてこのアルバムの中でオススメの1曲を教えてください。

全員:やっぱりかっこいいダンス曲でリード曲の「Don't Turn Around」です!

ジンソク:振り付けもものすごく斬新で、サビの“飛び跳ねな”では本当にグルっと回って飛びます! ポイントはダンスです。

―ファンも一緒に飛び上がって盛り上がりそうですね。

ジンソク:はい! でもぶつからないように怪我には気をつけて下さい(笑)

―ここまで本格的なヒップホップは初めてですよね?

全員:4人全員でラップをするのは初めてです。

ミンホ:僕は完全に今回がラップ初挑戦です!

チャンヒョン:僕は日本での曲でラップをするのは初めてなんで、心配でした。もともと早口が苦手なので……さらに日本語だと……本当にたくさん練習しました!

―ラップ経験者(インソク&ジンソク) は二人のラップを聞いてどうですか?

インソク:とても興奮しました。

ジンソク:二人はまだまだです。頑張りは認めますが(笑) 僕は日本のラップが大好きなので湘南乃風さんとか、上地雄輔さんとか……清水翔太さんも聞きます!僕の低い声のラップはディレクターさんに本当に褒められました。

―レコーディングで苦労したところはありましたか?

インソク:僕は発音ですかね。ラップのスピードが早かったので苦労しました。でもレコーディング終了後には、ディレクターさんから拍手が……。

チャンヒョン:僕のラップを聞いていたディレクターさんは自然に踊りだしていましたよ(笑)

―PVの撮影で苦労したところは?

チャンヒョン:4人がそれぞれ2人同士で顔を合わせて歌うシーンがあったんですが、その二人同士の顔がかなり近くて……かなりの至近距離で目を合わせながら撮るシチュエーションだったんです。僕のペアがジンソクだったんですが……二人ともかなり笑ってしまって大変でした。

―ジンソクさんとのペアは大変そうです(笑)

ジンソク:そんなことないです! 僕はやる時はやる男です!

ミンホ:正解です。ジンソクの時は笑ってしまって……。

ジンソク:僕が笑うんじゃなくて、みんなが僕の顔を見ると笑うんです! 僕の顔には無表情でも人を笑わせる力があります(一同爆笑)


「SHU-Iにとってライブは生きがいであり、ファンとの“つながり”」

―4月には全国ツアーとメジャーデビュー4周年記念イベントも決まっていますが、準備はどうですか?

メンバー:順調です!

ミンホ:僕たち、今回かなりイメチェンしたじゃないですか? その前まで爽やかな曲が多かったので。今回のアルバムの曲を歌うためには強いメイクにしなければならないので、セットリストも上手く構成する必要があって……。

―セットリストもメンバーたちで考えているんですか?

ミンホ:もちろんです! 僕たちは参加するのが大好きです。ライブの構成にも参加しています。

―ライブの見どころは?

ジンソク:見どころは……もちろん今回の新曲です。

ミンホ:全部を披露する予定です

―4周年記念イベントはまた違った趣旨ですか?

チャンヒョン:イベントなのでツアーとはまた違う感じで準備しています!

ミンホ:歌うだけではなく皆さんと一緒に思い出を作ったり、今までの思い出を一緒に振り返ったりしたいです。重要なのはティアーズ!! ファンの皆さんを泣かせたいです。

―以前から定期ワンマンライブも開催し、ライブに重きを置いているイメージがありますが、大変ではないですか?

ジンソク:大変かもしれないけれど、毎回新しいことを取り入れてそれを披露する。新しい僕たちを見てもらいたいというのが基本ベースで、そうやって続けています。

―新しいこととは?

ジンソク:例えばカバー曲を歌ってみたり。みんなで常に新しいものを披露するために話し合っています。

チャンヒョン:まずは4人でやりたいことを話し合ってから、それをスタッフの方々に伝えて実現させています。

―ライブでのSHU-Iらしさとは?

チャンヒョン:MCじゃないかなと思いますね。

ジンソク:MCだという人が一番MCをしないんですが(笑)

チャンヒョン:僕のファンはあまり話さない方がいいと言うんです(笑)

インソク:もっと歌とダンスも増やしたいけれど、MCが少なくなるとファンのみんなが寂しがるんですよ。

チャンヒョン:MCが好きで来てくれるファンもいるんです。

―MCのセンスは日本でのバラエティ活動で培ったものですね。

全員:それが他のK-POPアイドルとは違う、僕たちの強みです。やっぱりトークの部分が絶対楽しめると自信を持って言えるポイントです。

―では、SHU-Iにとってライブとは?

チャンヒョン:生きがいですね。(メンバーから歓声)

ミンホ:僕も生きがいです!

インソク:僕にとっては“つながり”です。最近僕たちが、昔よりもメディアに出る頻度が増えてきて、あるファンに「TVから見えるSHU-Iが遠く感じる」と言われました。やっぱりライブで見るのと、テレビで見るのは違うから。テレビは一方的なものなので会話はできませんが、ライブはファンとの距離感がなく、一番近い場所です。ファンの皆さんと僕たちが一つになることが、ライブでは可能です。ファンとコミュニケーションできる、大事な空間です。


「ファンの皆さんがいないと、僕たちは輝くことができません」

―入隊中のメンバーヒョンジュンくんが今年帰ってきますが、どうですか?

全員:楽しみです!

―入隊中に会いに行ったり、コミュニケーションはとっていますか?

ヒョンジュン:会えてはいないんです(涙) 僕たちが日本で活動しているので、メッセージアプリで連絡を取っています。

―入隊前に交わした会話など、何かエピソードがあれば教えて下さい。

ミンホ:一番最後にメンバー全員で見送りをしにいって、皆でサムギョプサルを食べたのが思い出です。みんなでサイダーで乾杯しました(笑)

インソク:韓国は仲が良ければ良いほどあまりしめっぽいことは言わないんですよ(笑)
特別な言葉はなくても通じ合っています。

―さて、アルバムリリースを迎えて、これから新しい第一歩になりますが、新たな目標や考えていることはありますか?

インソク:僕は毎瞬間を楽しんで生きたいと考えています。あまり先のことで悩んで、今のこの瞬間を楽しめないのは、勿体無いです。昔はテストなどがあると不安で、3ヶ月前ぐらいからあまりに悩みすぎてしまって悶々としていたんですが……でも最近は変わったんです。悩んでばかりいるのではなく、今この瞬間を大事にすること、それを目標にしています。

―では、最後にファンにメッセージをお願いします。

ミンホ&インソク&ジンソク:ここはチャンヒョンが!

チャンヒョン:こういうプレッシャーに僕は弱いんです……(笑) 僕もそうだし、メンバーもそうですが、僕たちはファンの方々と会って、イベントやライブをするのが一番楽しいです。そのような機会をもっとどんどん増やしたいと思っています。

ミンホ:僕が好きな言葉で“星がどれだけ輝いても夜空がなければ星は見えない”という言葉があります。僕たちにとってファンの皆さんは夜空です。僕たちがどんなに輝こうとしても、ファンの皆さんがいないと輝くことはできません。僕たちの夜空になってください。

■リリース情報
ニューアルバム「I-DREAM」 2015年3月25日(水) リリース

【リリースイベント】
日時:3月25日(水) 20:00~ ※集合時間:19:30
場所:タワーレコード渋谷店8階 SPACE HACHIKAI イベントスペース
対象店舗:タワーレコード渋谷店
内容:韓国語講座+特典会(握手会&サイン会)
イベント詳細:http://shu-i.info/live_event/

■ライブ情報
SHU-I ライブツアー2015&メジャーデビュー4周年記念スペシャルパーティ決定!
・4月3日(金) 広島・アステールプラザホール 18:30/19:00
・4月4日(土) 福岡・イムズホール
 (1回目) 14:30/15:00 (2回目) 18:00/18:30
・4月11日(土) 兵庫・三田郷の音ホール
 (1回目) 14:30/15:00 (2回目) 18:00/18:30
・4月18日(土) 仙台・シルバーセンター交流ホール
 (1回目) 14:30/15:00 (2回目) 18:00/18:30
・5月3日(日) 新神戸オリエンタル劇場
 (1回目) 14:30/15:00 (2回目) 18:00/18:30
・5月4日(月・祝) 愛知・ダイアモンドホール
 (1回目) 14:30/15:00 (2回目) 18:00/18:30
・5月8日(金) 中野サンプラザ 18:30/19:00
※SHU-Iメジャーデビュー4周年記念イベント
・5月17日(日) 大阪・IMPホール
 (1回目) 14:30/15:00 (2回目) 18:00/18:30

全公演全席指定 ¥6,000(税込)※当日券¥6.500(税込/整理番号付)
※3歳以上要チケット 全公演とも終演後、CD購入者特典会あり

SHU-I OFFICIAL WEB SITE

記者 : Kstyle編集部