「国際市場で逢いましょう」ユン・ジェギュン監督、映画の宣伝のため日本とマカオへ出国

OSEN |

韓国で初めて観客1千万人を動員した映画を2本も演出、制作したユン・ジェギュン監督が「国際市場で逢いましょう」を宣伝するため日本とマカオを訪れる。

先月、女優キム・ユンジンとドイツで開かれた「第65回ベルリン国際映画祭」に参加したユン・ジェギュン監督がアジア地域で「国際市場で逢いましょう」の本格的なプロモーションを行う。

ユン・ジェギュン監督の最初の目的地は5月に公開が決まった日本だ。今月13日に東京へ向かい、メディアとインタビューを行った後、2日後の15日に大阪に移動する。「第10回大阪アジアン映画祭」に参加するためだ。

同日、ユン・ジェギュン監督は閉幕作として上映される「国際市場で逢いましょう」を大阪ABCホールで日本の映画関係者やファンと一緒に見ながら日本進出の感想を語る予定だ。これと関連し、CJエンターテインメントは「次回作の日程をこなしているファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルスは惜しくも参加できない」と明らかにした。

ユン・ジェギュン監督は今月26日にマカオへ向い、2泊3日間で香港など中華圏の取材陣に会って「国際市場で逢いましょう」を宣伝する。マカオはチェ・ドンフン監督の「10人の泥棒たち」のロケ地としても有名で、香港からフェリーで1時間ほどかかる。

マカオまで同行する制作会社JKフィルムのキル・ヨンミン代表は5日、「ユン・ジェギュン監督の前作『TSUNAMI -ツナミ-』が中国で上映されたことはあるが、海外での公開を控え、これほどインタビュー要請が殺到するのは初めてだ」とし「『国際市場で逢いましょう』が韓国で身に余るほど大ヒットしたことに続き、『ベルリン国際映画祭』のパノラマセクション、『大阪アジアン映画祭』の閉幕作にまで選ばれ感無量だ。これもひとえに観客の関心と愛のおかげだ」と話した。

昨年12月17日に韓国で公開された「国際市場で逢いましょう」は3月4日まで1421万人の観客を動員し、「アバター」(1330万人)を抜いて歴代映画興行ランキング2位に上がった。1位の「バトル・オーシャン/海上決戦」(1761万人)に近接するのは難しく見えるが、公開から3ヶ月が経った今も週間ランキング8位にランクインするほど、冷めない人気を見せている。

記者 : キム・ボムソク