「脳セク時代」新たな頭脳バラエティの誕生なるか?

OSEN |

頭を使わなければならない新しいバラエティ番組がスタートする。最近、トレンドのように流行している「脳がセクシーな男」に着目し、韓国を代表する頭脳派の出演陣を集めて、様々なジャンルの問題を解き、一緒に討論していく形式で構成されたtvNの新バラエティ番組「脳セク時代」だ。

26日午後、ソウル上岩洞(サンアムドン)DMSビルディング12階多目的ホールで「脳セク時代」の制作発表会が開催された。現場にはチョン・ヒョンム、ハ・ソクジン、キム・ジソク、Peppertonesのイ・ジャンウォン、タイラー・ラッシュ、防弾少年団のRAP MONSTER、イ・グンチャンプロデューサーが出席した。

イ・グンチャンプロデューサーは「時代を生きながら多くの人が様々なジャンルの問題にぶつかった時、どうやってくぐり抜けていくかを取り扱う番組だ。企業、学校などで発生する問題をどのように解決していくべきかについて考えるトークショーだ」とし、そのアイデンティティを明らかにした。また「問題は視聴者と一緒に解いていく。出演者たちが何か新しい考え方をすることができる価値のある番組になると思う」と説明した。

「テレビ局試験グランドスラム達成」のチョン・ヒョンム、「KAIST(韓国科学技術院)出身でTOEIC 990点」のイ・ジャンウォン、「米名門シカゴ大学」のタイラー・ラッシュなど、出演者たちも豪華であり、全体的に視聴者が頭を使うという点で同チャンネルで人気を博した「ザ・シーニアス」を連想させる。

これに関連して「ザ・シーニアス:ブラックガーネット」でハ・ヨンジュの知人として1話に出演したイ・ジャンウォンは「『ザ・ジーニアス』はこれよりずっと居心地が悪かった。トイレにも行けず、食べ物もくれなかった。それは生死がかかった問題だった」と違いを説明した。また「ここには正解のないものについて討論する雰囲気だ。ずっと楽だ。でもとにかく両方とも素晴らしい番組だ」と述べた。

「ザ・ジーニアス」との違いはリアリティであると評価された。「ザ・ジーニアス」が現実とは多少かけ離れたゲームを中心に競争心を刺激していたとすれば、「脳セク時代」は視聴者が今最も気にしていて、現実に適用できるアプローチをするというのがイ・グンチャンプロデューサーの説明だ。一例として、最近の収録では韓国大手企業のS電子の面接の質問が取り扱われたという。

チョン・ヒョンムは自身を「詰め込み教育の最大の被害者だ」とし「勉強を暗記でやった。論理も分からず、とにかく暗記した。そんな最後の世代で、脳がセクシーというより、努力がセクシーな男だと思う」とし、謙遜した。自身のような「詰め込み教育」よりは「脳セク時代」を通じて現実で応用できるような方法を考えてもらいたいというアドバイスした。

また「脳がセクシーなのはRAP MONSTER、ハ・ソクジンさんだと思う。タイラーさんは僕とちょっと似ていると思うし、イ・ジャンウォンさんは天才みたいだ」と出演者を評価した。

tvNの新番組「脳セク時代」が「ザ・ジーニアス」の人気を超えて、もう一つの頭脳バラエティの王座を獲得できるのか、また“多才タレント”とされるチョン・ヒョンムがもう一つ追加した番組がどれくらいの成果を出せるかが注目される。第1話は26日で、韓国で毎週木曜日夜11時に放送される。

記者 : パク・ヒョンミン