G-DRAGONからSHINee ジョンヒョンまで、自給自足するアイドルが脚光を浴びる時代

OSEN |

自分で作ったモノで商売をすれば利益を最大化することができる。歌手もこれと同様である。自分で作った曲で活動すれば、作曲料を減らせることはもちろん、音源収入においても実演者であると同時に著作権者になり、さらに大きな収益を上げることができる。特に、金銭的な面よりもアーティスト的なイメージを構築できることにメリットがある。

これはアイドル歌手にさらに決定的に作用する。曲を書く能力を持つアイドルグループのメンバーはさらに専門性を備えた人材として評価され、ミュージシャンとして認められている。演技やバラエティなど、様々な活動をするアイドルが増えた分だけ、音楽に集中して能力をアピールするメンバーたちはさらにその価値を認められている。

最近、音楽業界で一番人気のZion.TとCRUSHが認められているのも、自ら作詞と作曲、プロデュースまで行う能力を持っているためである。

このような雰囲気のため、自分で作った自作曲を収録したアルバムをリリースしてソロデビューするアイドルが増えている。SHINeeのジョンヒョンが全曲自作曲のソロアルバムをリリースし、CNBLUEのジョン・ヨンファも初のソロデビューアルバムに自身の曲だけを収録した。最近、TEENTOPのNIELもソロアルバムに自作曲を収録してアーティストとしての一面をアピールするために努力した。

彼らには共通点がある。彼らのソロアルバムに多くの同僚たちがフィーチャリング参加したことである。その理由は何だろうか。音楽への関心が高く、周りのミュージシャンと音楽的な交流が多いためである。お互いに助けあっており、これは彼らの成長において重要なポイントになっている。

シンガーソングライターとして活躍するアイドルは、自身のコンテンツを着実に積み上げているため、歌手としてロングランできる可能性がさらに高い。アイドルとしての寿命が尽きても、プロデューサーとして生き残り、後輩を育成できる能力を備えることになるのだ。

また、彼らは自身が所属するチームにも肯定的な影響を与える。チーム内に作曲能力のあるメンバーがいれば、独自のチームカラーを持つことができる。BIGBANGのG-DRAGON、BEASTのヨン・ジュンヒョンなどがそのようなメンバーである。

自給自足するアイドルが人気を得ている時代である。ボーカルとパフォーマンスはもちろん、作曲能力まで兼ね備えた本物の実力派たちが脚光を浴びている。アイドル市場の競争はさらに激しくなる見込みである。

記者 : チョン・ジュンファ