シム・ウンギョン、韓国版「のだめカンタービレ」“私自身も熱狂的なファン…漫画はとても勉強になりました”

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シリーズ累計3700万部! 超大ヒットマンガがついに韓国でドラマ化!「製パン王キム・タック」「グッド・ドクター」チュウォン×『怪しい彼女』シム・ウンギョン2人が奏でる絶頂のクラッシック音楽ラブコメディ「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」がいよいよ日本で放送開始となった。日本での放送開始を記念して、ヒロイン“のだめ”役となる、ソル・ネイルを演じたシム・ウンギョンのインタビューをお届けする。

―今回の作品は原作がとても有名な作品だったため、プレッシャーもあったと思いますが、最初出演依頼を受けて時、いかがでしたか? そして出演を決めた理由は?

シム・ウンギョン:私自身も「のだめカンタービレ」の熱狂的なファンだったので、出演依頼を受けた時はとても嬉しかったです。ただ、うまく演じることができるかなという心配もありました。韓国でもとてもファンが多い作品だったし、それだけ期待も大きかったので……。でも、一度はクラシックをテーマにしたドラマや作品に出演したいとずっと思っていたんです。それで、周りからの視線など気にせず、この作品を選びました

―日本版のドラマはすでにご覧になってると聞きました。印象は?

シム・ウンギョン:とてもユニークで漫画的な要素がいっぱい盛り込まれている中、そのひとつひとつ細部までそれぞれちゃんと生かされているを見て、とても驚いた記憶があります。視覚効果とか、ドラマのストーリーラインとか、多くの人々に注目を浴びる要素がたくさんあったし、細部までうまく表現できたと思います。それが日本ドラマ「のだめカンタービレ」の魅力だと思うし、私もその魅力にどっぷりハマりました。韓国のこの作品のマニアの方々も、そのような部分が好きだと思います。

―ウンギョンさんが演じたキャラクターの魅力はどんな点にあると思いますか?

シム・ウンギョン:ネイルというキャラクターは、たぶん普段周りにそれほど多くないキャラクターだと思います。とても溌剌としていて、明るくて漫画的なキャラクターだけど、とてもロマンティックな子だと思いました。一般的にその年頃の大学生が持ってそうな思考を持っていない子だと思ったし、自分の世界に夢中になっているけど、彼女が幼い頃に経験したピアノに対するトラウマがあるので、演技する立場から見てとても魅力的に思えた部分がありました。その部分で、私もソル・ネイルというキャラクターに魅了された気がします。

―今までも音楽をテーマにした作品が国内外でたくさんありました。撮影前に参考にした作品はありましたか?

シム・ウンギョン:“ソル・ネイル”という人物を作りたいと思ったので、原作以外参考にした作品はありません。監督とたくさん話し合うタイプだったし、私だけのカラーを持つソル・ネイルを作りたかったです。やはり二ノ宮知子さんの漫画「のだめカンタービレ」は勉強になりました。その中からたくさんの答えを見つけ出したと思います。

― 一緒に出演したチュウォンさんと演じた感想は?

シム・ウンギョン:チュウォンさんには、たくさんのことを感じました。自分が思ったことを最後まで押していく力がある俳優だと思いました。チュウォンさんのことを隣から見ていて刺激も受けたし、演技の面においてもたくさんのことを感じさせられました。私の方が年下なので私のことをたくさん世話してくれたし、私が疲れてるときにはいつも励ましてくれました。いろんな面で本当に助けてもらったと思います。チュウォンさんのおかげで、ドラマを最後まで完走できたと思っています。チュウォンさんがいなかったら、今の私もいなかったと思います。この場を借りて、感謝の気持ちをお伝えしたいです。

―本作は同年代の出演者も多く、とても楽しい撮影現場だったと思いますが、ドラマの撮影の中で面白かったエピソードがあれば教えてください。

シム・ウンギョン:同年代の俳優がたくさん出演したので、いつもハプニングだったと思います。コ・ギョンピョさんを筆頭に、ドヒさん、チャン・セヒョンさん、RSオーケストラの団員たち。本当に演奏ができる専攻者の方々でしたが、撮影期間中にとても仲良くなって、幸せでいつも笑いが絶えない撮影現場でした。ギョンピョさんとチュウォンさんがいつも明るい雰囲気を作ってくれたと思います。疲れていても最後まで笑いながら撮影できる現場だったので、とても感謝しています。監督やスタッフの皆さんにも。未熟な部分も多い私ですが、いつも理解してくれて、受け入れてくれて、本当に家族のような雰囲気だったと思います。だから、今も忘れられず撮影現場を思い出したりします。

―日本版と違った韓国版の魅力はどのような部分でしょうか? 日本の視聴者の方に見どころを教えてください。

シム・ウンギョン:チャ・ユジンとソル・ネイルの成長していく過程が、韓国版で主に描かれていると思います。ユジンはユジンならではのトラウマを持ってるし、ネイルはネイルの音楽に対する恐怖がありますが、このふたりが出会ってから、お互いあまり似合わなさそうなふたりが音楽的に通じ合い、克服していく姿が視聴者の方々にも感動していただけると思います。そのようなふたりの成長を通じて、視聴者の皆さまも大きな夢を育てていけるきっかけになることを願ってます。

―今後、どのような作品、役に挑戦したいですか?

シム・ウンギョン:ドラマを終えて、今は映画の準備をしています。スリラー作品です。ソル・ネイルとは完全異なるキャラクターで、私にとってはまた新たな挑戦になる作品だと思います。新しい変身ぶりをご期待くださいね。たくさん応援してください。

―最後に日本のファンの方々にメッセージをお願いします。

シム・ウンギョン:日本のファンの皆さま、お会いできてうれしいです。シム・ウンギョンです。このようにして日本の皆さまにご挨拶できるとは思ってもいませんでした。日本のフジテレビで放送されると聞いて、とても光栄です。日本視聴者の方にこのドラマがどんな感動を与えるかもとても期待している部分ですし、私も皆さんの関心と応援をたくさん期待してます。皆さま、私たちのドラマをご覧になりながら、チャ・ユジンとソル・ネイルの成長を見届けください。応援もお願いします。ドラマをたくさん愛してください。本当にありがとうございます。

韓国版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」
2015年2月14日(土) 20:30~
CSフジテレビTWO ドラマ・アニメにて放送開始!

公式サイト:http://www.cinemart.co.jp/k-nodame
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記者 : Kstyle編集部