Noel、別れた恋人を懐かしむ新曲「声」MV公開…“こうやって君を歌えばいつか声が聞けるだろうか”

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写真=Noel「声」ミュージックビデオ スクリーンショット
どんなに嘆いても、どれほど待っても、愛した人は戻ってこなかった。耳元にはその人の声がずっと残っていた。

8日正午、ボーカルグループNoelの3rdミニアルバム「見えないもの」が発売された。デビュー13年になるNoelは、自身初のプロデュースにも挑戦した。メンバーたちの自作曲6曲を含む計7曲を収録した。特にタイトル曲「声」はリーダーイ・サンゴンがWasabii Sound(コ・ヨンファン、ソ・ウィボム)と共同でプロデュースした。

「声」は愛した人と別れた後、些細なことからその人に関連するすべてを恋しく思う内容を描いた。メンバーのイ・サンゴン、チョン・ウソン、ナ・ソンホ、カン・ギュンソンの歌声と息が相まってNoelの健在ぶりを見せつけた。イ・サンゴンは「メンバーたちの力を知っている。その部分を中心に表現した」と語った。

「あまりにも会いたくてそっと君を思い出してみた/記憶の中の君が薄れるほど忘れられたと信じていた/消えていくと」で始まる「声」は、別れた後、一人になった状況で寂しい余韻をじっくり噛み締めている。



時間が経っても鮮やかな記憶は、相手の姿でも切ない香りでもなかった。「もう一度だけ聞くことはできないかな/耳元に残った君の声/こうやって君を歌えばいつか聞けるだろうか」と愛し合っていた相手の声を懐かしんだ。

「愛してる」と言葉を交わすことに慣れた頃、二人は別れた。その愛を完全に受け止めていなかったあの頃を思い出し、残念がった。愛した人を見送った自分を憎んだ。何度も声を上げて叫んだ相手の声だけを思い出した。

「愛した日の君の声/愛した君の声」

Noelの「声」のミュージックビデオはBESTieのメンバーであるヘリョンがヒロインを演じた。Noelのカン・ギュンソンがピアノの演奏シーンを担当し、自然な流れでヘリョンの回想シーンにつながった。漢江(ハンガン)でヘリョンはいなくなった男を懐かしみ、嗚咽した。ヘリョンは清楚な雰囲気で別れを迎えた女性の切ない感情を演じた。

記者 : キム・イェナ