韓国版「のだめ」パク・ボゴム“現場の雰囲気は最高!チュウォン兄さんから沢山学びました”

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写真=マイデイリー DB
寒波が襲った凍った冬、春のような顔に微笑みが浮かぶ。俳優パク・ボゴム(21)は、完全な少年の姿だった。

KBS 2TV「ネイルもカンタービレ」放送終了後に行われたインタビューでパク・ボゴムは「撮影中に皆親しくなって放送終了するのが寂しくて残念でした。撮影現場で一緒にいると楽しくて、大変なことも疲れることもなかったです。いつも撮影現場に行くのが楽しみでした」とここ3ヶ月間を振り返った。

「先輩たち、同僚俳優たち、監督も優しかったため撮影期間には辛いことなく、楽しくてたくさんのことが学べました。本当にラッキーでした」と話しながら笑うパク・ボゴムの笑顔は、幼気なく純粋できれいだった。

映画「ブラインド」で2011年にデビューしたパク・ボゴムは、これまで映画「チャ刑事」(2012)、ドラマ「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」(2013)などの出演により経歴を築いてきた。今年は映画「最後まで行く」、ドラマ「本当に良い時代」(2014)、映画「バトル・オーシャン/海上決戦」で演技を披露した。

今回、「ネイルもカンタービレ」では指揮者として転向するチェリストのイ・ユンフ役を演じたが、このために事前にレッスンを受けた。現在出席している教会でピアノ伴奏をしているパク・ボゴムは「先生から約1ヶ月間、指揮とチェロのレッスンを受けました。チェロは約10回のレッスンで習い、指揮は先生のレッスンと共に動画などを見ながら目の方向や手の動きなどをたくさん学びました。撮影の時にたくさん緊張しましたが、監督がきれいに撮ってくれ、うまく編集できておりいい映像が完成しました。このシーンがよかったと話してくれる方々が多くて、本当にありがたく思います」と笑った。

実際に指揮のシーンでパク・ボゴムは、卓越した表情演技と音楽に対する理解をうまく表現してたくさんの人々の視線を引いた。曲に集中したパク・ボゴムは、Sオーケストラと渾然一体となって美しいハーモニーをリードするイ・ユンフの姿をうまく演じた。

今回の作品を通じて“経験”と“人”を得たというパク・ボゴムは「現場の雰囲気が本当によかったです。特にチュウォン兄さんは素晴らしかったです。朝7時に起きて撮影し、その翌日の朝10時に終わるスケジュールが1週間に何日もありましたが、チュウォン兄さんは疲れた気配がまったくなかったです。体力管理も最高でした。たくさん学びました」と話した。

今後のパク・ボゴムの姿はどうなるのだろうか。挑戦してみたい作品は数多い。まだ演技者として歩くべき道のりが遠いと話すパク・ボゴムは多様なキャラクターに会い、その中で自身の色を探したいと説明した。

彼は「ロマンチックコメディにも挑戦したく、一人の女性だけを愛する純情な男性にも挑戦したいです。正反対に、冷たくてシックな感じもやってみたいです。周りから青春メローが相応しいと言われました」と意欲を示した。また「どんな色でもうまく表現できる能力がほしいです。まだ僕の色を探しているところですが、僕は感受性が豊かであるのが強みといえます。最近は映画『インターステラー』を見ましたが、娘が主人公のことを見つけられないシーンで涙が出ました」と語った。

2014年にたくさんの作品でファンたちに会うことができ本当に感謝しているというパク・ボゴムは、デビューして3年間、感謝したいことが多いと明かした。彼は「僕の感謝する気持ちが人々に伝わることを願います。人生を生きながら感謝という言葉をたくさん使うほど感謝することがたくさん生じました。僕の考えによって、良い言葉と悪い言葉が左右される気がします」と手を合わせた。

2015年には青春ハイティ-ン素材の作品に出演したいと話すパク・ボゴムは「来年には身長も5cmぐらい大きくなり、演技でももっと成長したいです。よい姿を見せる俳優になります」と覚悟を伝えた。

記者 : チェ・ジイェ