俳優イ・ビョンホンが演じるT-1000の姿が初めて公開された。

4日、イ・ビョンホンの出演で話題を集めた「ターミネーター：ジェネシス」(以下「ターミネーター5」が予告映像を公開した中、T-1000の姿が少しだけ公開されて関心を集めている。

予告映像は、イ・ビョンホンがT-1000としての出演説が事実であることを見せた。これに先立ち、ネット上では「ターミネーター5」の進行予定表とみられる画像が流出し、そこには「VISTA 2ND UNIT」という仮題で撮影時間、撮影場所、出演者などの情報が記載されているが、3番目の順番にイ・ビョンホン(Byeong-Hun Lee)の名前とその横に警察(Cop)、T-1000と明記されていた。

これに対して、イ・ビョンホンの所属事務所の関係者は「映画の役についてコメントすることはできない。映画のネタバレになる可能性があるため、関連内容を正式に明かすことはできない」とし、慎重な立場を貫いていた。

「ターミネーター」でT-1000は、先に公開された「ターミネーター2」でロバート・パトリックが演じたキャラクターで、人類抵抗軍のリーダーとなるジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を殺害するためスカイネットが送り込んだ液体金属ターミネーターである。弾丸を貫通させたり、水のように溶けてから再び復活するシーンは「ターミネーター」シリーズの名シーンとされる。

「ターミネーター5」は、サラ・コナーとジョン・コナーの父であるカイル・リースの若い時代を描く3部作として制作される。第1弾は、来年7月に北米公開の予定であり、アーノルド・シュワルツェネッガー、エミリア・クラーク、ジェイソン・クラークなどが出演する。「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」を演出したアラン・テイラー監督がメガホンを取る。