音楽配信、CD売上、音楽番組など、あらゆるチャートで1位を獲得したキュヒョンが、SUPER JUNIORのメンバーや出演番組の仲間たちがソロデビューを応援してくれたと明かした。

キュヒョンは最近、ある音楽番組の現場で取材陣と会い、1位の感想を伝えた。キュヒョンはSUPER JUNIORのメンバーではなくソロ歌手として音楽番組で1位のトロフィーを獲得し、止まらない勢いを見せている。

これについてキュヒョンは「1位の候補に挙がっていることを、事前収録をしてから宿所に戻って休んでいる時に知った。『最近AOAが人気なのに、僕がまさか』と思ったけれど、急に胸がドキドキしてきた。『本当になれるのかな』と思っていたら本当に1位になって、涙が出た。現実じゃないように思えた。スタッフたちから『わあ、1位の歌手だ』と言ってもらって、僕もすごく気分が良かった。車に乗っていても『光化門(クァンファムン)で』が流れてくるから、『あっもしかしてこれが最近の1位の曲？』と言いながらちょっと調子に乗ったりした。でもこの賞はたまたまいただいたものだと思う。SUPER JUNIORのメンバーたちもみんな『どうなっているんだ』と言う。そして『これからも変わらないで』と言ってくれた」と語った。

キュヒョンは特別な1位の公約を掲げて注目を浴びた。彼は「1位になったら、光化門で何かをしてみたい。いきなりそこに現れて、寂しそうなお一人の方に『光化門で』などの寂しい曲を歌ってあげたい。一種のゲリライベントだ。スケジュールの可能な日を検討してみる」と約束した。

また、このように「光化門で」で爆発的な人気を博している理由と関連しては、バラードのジャンル的な特性を挙げ、謙虚な姿勢を見せた。キュヒョンは「僕はもともとバラードが好きだが、秋になるとダンスや速いテンポの曲よりもバラードを聞きたい人が多いようだ。僕も春は甘い曲、夏は楽しい曲が好きな方だ。また、受験シーズンにも近づけたいと考えていたことで、より良い結果が出たようだ。他の歌手たちが受験の日に新曲を出すことを避けたので、逆に真っ向から勝負した僕が良い結果を得られたんだと思う」と打ち明けた。

SUPER JUNIORの中で初めてソロデビューしたキュヒョンが“ヒット”したため、自然に彼の2ndアルバムにも期待が高まっている。キュヒョンは「今から曲を集めなければならないと思う。30歳になる前にもう一枚アルバムを出すのが目標だ」と意欲を見せた。

キュヒョンは「光化門で」を通じて“次世代バラードの皇太子”“キュ・バラー(キュヒョンとバラードを合わせた造語)”などの二つ名を得た。歌手ソン・シギョンの“バラーダー”に続く意味深い愛称だ。キュヒョンは「ソン・シギョンさんは元々あまり頻繁に連絡をくださる方ではない。突然夜明けに連絡してくださったりするけれど、最近数ヶ月ぶりにメールが来た。『光化門で』が1位を獲得したのをご覧になったのか、『1位のバラードだな』というメールをくださった。それがTOYのアルバムがリリースされる前日だった。そうやって応援してくれた翌日、TOYの『3人』(ソン・シギョンがボーカルを担当)が1位になった」と伝えた。

キュヒョンは自身を黙々と応援してくれたMBC「ラジオスター」のメンバーたちにも感謝の気持ちを伝えた。キュヒョンは「皆冗談だったと思うが、キム・グラさん、ユン・ジョンシンさん、キム・グクジンさんが毒舌を飛ばしてくれた。ユン・ジョンシンさんは『TOP50にランクインするだろうね』と言ってくれた。僕は否定的なことを言われると『ぺっぺっぺっ』と言うが、そんなふうに言われたことで前向きに考えるようになった。特にキム・グラさんの悪口は、聞いたら上手くいきそうな気がした。褒められたら逆に運がなくなりそうだった。実はユン・ジョンシンさんの手がけた曲も今回のアルバムに収録しようとしていたけれど、残念ながら不発になった」と説明した。

特に今回のアルバムに封入されるフォトカードにはユン・ジョンシンの写真も含まれており、一部のネットユーザーの間で議論になったことについても明かした。キュヒョンは「僕のセルフショットに、ユン・ジョンシンさんが横になっている姿が写っていた。あまりにも良く写っていたので、ユン・ジョンシンさんも理解してくれると思ってユン・ジョンシンさんに事前に了承を得るためにメールを送った。なのに、ユン・ジョンシンさんは変更後の携帯電話の番号を教えてくれていなかった」と裏話を明かして笑いを誘った。

この日キュヒョンのインタビューを行っている間、後ろで見守っていたドンヘもキュヒョンの成功を喜んだ。ドンヘは「キュヒョンが1位になってビックリした。旅行から帰ってきてから連絡したが『やっぱり評価されたな』と思った」と言って祝った。

キュヒョンはソロ活動をしながら、SUPER JUNIORのワールドツアー「SUPER SHOW 6」にも参加している。29日・30日には台湾・台北アリーナでツアー公演を開催する予定だ。