イ・ビョンホン、2次公判にマスコミが殺到…根拠のない話が錯綜するハプニング

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写真=イ・ソンファ
イ・ビョンホンの2次公判が3時間30分で終わった。

24日午後2時、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)中央地方裁判所刑事9単独(裁判官チョン・ウニョン)で開かれたいわゆる“50億ウォン(約5億円)脅迫事件”の公判では、ガールズグループGLAMのダヒとモデルのイ・ジヨン、イ・ビョンホンが出席した。この日、裁判所には早くから取材陣が集まり、事件に対する熱い関心を証明した。

この日の午後2時に始まった公判は非公開で、約3時間30分にわたって行われた。午後4時20分ごろにイ・ビョンホンがトイレに出ることはあったが、特別な休廷はなく行われた。

イ・ビョンホンが少し席を外したことを巡り、取材陣の間で「イ・ビョンホンが取材陣をまくために、裁判官専用のエレベーターで出ていったのではないか」という根拠のない話が行き来する笑えないハプニングが起きたりもした。一部取材陣は「芸能人だけの特別な待遇じゃないか」と現場にいたイ・ビョンホンの所属事務所BHエンターテインメント側に抗議の声を出したりもした。

トイレと関連したハプニングは公判が始まる前も起きた。午後1時30分ごろに到着したイ・ビョンホンは取材陣が集まると、公判が行われる5階ではない4階のトイレに足を運び、約15分間息を整えた後に出てきたりもした。

午後5時30分ごろに裁判所から出てきたイ・ビョンホンは長い間休廷することなく続いた公判に疲れの色を見せた。イ・ビョンホンは裁判所の前を出てきて「誠実に答えたため、結果を待つ」と短く答えた後、エレベーターに乗って裁判所から出ていった。

裁判所の外に出たイ・ビョンホンは取材陣の質問には何も答えなかった。イ・ビョンホンは固い表情で取材陣を後ろにしたまま黒い車に乗り、急いで裁判所から出て行った。イ・ビョンホンはこの日の午後1時30分ごろに裁判所に出頭するときも取材陣の質問に口を固く閉じていた。

先月イ・ビョンホンはダヒとイ・ジヨンから50億ウォンを要求され、警察に通報した。ソウル中央地検の刑事7部(部長検事ソン・ギュジョン)はダヒとイ・ジヨンを暴力行為および処罰方上共同恐喝の疑いで拘束、起訴した。先月16日に開かれた1次公判で検察は被害者のイ・ビョンホンと彼らを紹介したソクさんを証人として申し込んだ。

今回2次公判の争点はイ・ビョンホンとイ・ジヨンの交際と、それによるダヒ、イ・ジヨンの犯行動機だ。

前回の1次公判でイ・ジヨン側は「イ・ビョンホンが先に家を買ってくれると提案した」と主張し、これに対して裁判部は「被疑者の一方的な主張」と線を引いた。イ・ビョンホン側も同じく「事実無根」とイ・ジヨンさんの主張に反論した。

果たしてダヒとイ・ジヨンの犯行が計画犯行ではない偶発的な犯行だったのか、これに対してイ・ビョンホンがどんな証言をしたかに関心が集まっている。

イ・ビョンホンの所属事務所BHエンターテインメントの関係者は「2次公判が非公開で行われただけに特別な公式立場は発表しない予定」と伝えた。

イ・ビョンホンは先月20日、仁川(インチョン)国際空港からカリフォルニア観光庁の広報大使およびアメリカでのスケジュールをこなすためにアメリカに出国した。イ・ビョンホンの妻である女優のイ・ミンジョンも後から出国した。当初11日だった2次公判が24日に延期されるとイ・ビョンホンは証人出席を決め、今月21日、極秘で帰国した。イ・ミンジョンも22日に帰国し、現在休んでいる。

記者 : キム・スジョン