「ミセン-未生-」オ・ミンソク“金融界のエリートの兄にアドバイスしてもらい、役作りした”

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ケーブルチャンネルtvN金土ドラマ「ミセン-未生-」(脚本:チョン・ユンジョン、演出:キム・ウォンソク)のカン代理役を熱演している俳優オ・ミンソクが役作りは実兄をモチーフにしたと明かした。

オ・ミンソクは最近行われたマイデイリーとのインタビューで「ミセン-未生-」に出演しているという嬉しさと誇らしさを示した。この過程でカン代理役を演じる前に実兄に協力してもらったと告白した。

「兄が金融機関のエリート社員です。それでたくさんアドバイスしてくれたり、役作りに役立つようなことも教えてくれます。兄がカン代理役を見て昔の自分を見ているようだと言っていました。理性的に判断し、人に嫌なことなど言われない姿のためです。僕は撮影に入る前に兄の会社を直接訪ねました。不思議なことに本当にカン代理のような人がいました。『できましたか?』と敬語を使う人はいないと思っていたんですが、意外と多かったですね。それで演じるときにもっとリアルに演じるために努力しました。服装、時計、ベルトなど、一つ一つに気を使いました。普通“代理”を務める人たちはシンプルだけど、派手ではありません。なので、過度にトレンディーではないながらもダサく見えないようにスタイリングしました」

オ・ミンソクは「ミセン-未生-」で基本に充実した演技を見せるために努力したと言った。リアリティを活かすのが最も重要だったからだ。

「カン代理は他の社員たちより“言語”という面で不自然です。それで他のドラマのいわゆる“室長”のように見えるのではないかと心配しました。リアルなドラマで僕だけが演技をしているという感じを与える危険性があったんです。なので台詞自体に忠実であろうと努力しました。そういう演技をするというのが少し大変でしたが、最善を尽くしました。劇中カン代理がチャン・ペクギ(カン・ハヌル)に『基本に充実しなさい』と言うんですが、僕もその基本にフォーカスを当てました。台詞を変えようとせず、脚本家が意図したことをそのまま表現するために努力しました。それを守り抜いたのが今回一番よくやったことだと思います」

オ・ミンソクは「ミセン-未生-」の良い雰囲気が素晴らしい結果につながったと強調した。「ミセン-未生-」は視聴率6%を突破しながら、毎回自己最高視聴率を更新している。

「現場の雰囲気が良いので、大変でも笑いが絶えません。皆明るいエネルギーを持っています。撮影現場に毎日行きたいほどです。今の俳優たちが一つの会社を設立して働いても良さそうな気がします」

記者 : チョン・ウォン、写真 : ユ・ジニョン