国立科学捜査研究院、故シン・ヘチョルさんの剖検結果を発表…警察は病院長を再召喚

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写真=TVレポート DB
故シン・ヘチョルさんに対する国立科学捜査研究院の剖検結果が発表された。警察は来週初めに第1次小腸閉鎖症手術を担当したS病院長を再召喚し、調査する方針だ。

21日、警察によるとA4用紙9枚分量の国立科学捜査研究院の剖検結果は、シン・ヘチョルさんの死因に人為的にできた穴を意味する“医因性穿孔”だという結論を下した。

これに先立って3日、国立科学捜査研究院は第1次剖検を終えた後「心膜にある医因性穿孔による腹膜炎、心囊炎、敗血症が死因だ」と明かした。“医因性穿孔”とは臓器内の穿孔が人によって作られたという意味だ。警察は小腸閉鎖症手術を行ったS病院長、遺族などの陳述と国立科学捜査研究院の剖検結果を再び照合する計画だ。

シン・ヘチョルさんは先月17日、S病院で小腸閉鎖症の手術を受け、それ以降痛みを訴えていたが、22日に心肺停止で倒れ、峨山(アサン)病院に運ばれた。同日の手術後、長期間昏睡状態だったシン・ヘチョルさんは27日午後8時19分、低酸素虚血性脳損傷により死亡した。

記者 : キム・ミョンソク