JYJ、日本ドームツアーを訪れたファンが語る彼らだけの魅力「韓流が好きなわけではなかったけれど…」

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写真=C-JeSエンターテインメント
初のドームツアーを開催中のJYJが東京ドーム公演を盛況の内に終え、“元祖K-POPスター”らしい姿を余すところなくアピールした。JYJは、18日と19日の2日間にわたり東京ドームで開かれた「2014 JYJ JAPAN DOME TOUR ~一期一会~」で10万人のファンを熱狂させた。

JYJは韓国の放送はもちろん、日本での活動においても制限を受けている。そんな彼らがたった2日間で熱烈なファン10万人を東京ドームに集結させた底力はどこから来たのだろうか。その秘訣を、ファンに聞いてみた。

今回東京ドームツアーで会った日本人のユミさん(23歳・女性)は記者に「友達とライブに来てからファンになった。実は韓流が好きなわけではなかったけれど、実力が優れていて素晴らしくて、この前は韓国で開かれたライブも見に行った。日本で公演を見れることになって非常に嬉しいし、これからも引き続き応援する」と言いながらファイトと叫んだ。また「(JYJの東京ドーム)公演を見ながらずっと涙を流したというミホさん(31歳。女性)は「いつも感謝して、私たちに最高の姿を見せるため努力するから、そしていつもありがとうと言ってくれてとても感動した。私たちがどれほど感謝し、愛しているか分かってほしい。3人が一緒に冗談を言って笑う姿がとても良くて私が幸せになった」と伝えた。

これだけでなく、JYJのライブには特に男性ファンが多かった。女性ファンたちの細い声の歓声から太い声がより際立って聞こえてきた。タクヤさん(25歳、男性)は「JYJの公演でいつも男性の方は叫んでくださいというコーナーがあるが、今日はとても大きい声で叫んだので皆僕の顔を知っている。JYJの歌を全部覚えているし、彼らの歌がとても好きだ。ダンスも素敵だし、ロックステージも素敵だ。ユチョンの声はとても魅力的だ。全部見習いたい。一番見習いたい歌手だ」とJYJの魅力について語った。

ミュージシャンとしての生まれつきの才能と実力、そしてステージを愛する情熱こそJYJへのファンの愛情を維持させる一番重要な原動力である。今回の東京ドーム公演はそんなJYJの素敵なステージを日本のファンに余すところなく披露した素敵な祭りだった。

午後5時30分、公演開始を知らせるオープニング映像が登場するやいなや、ファンは席から立ち上がり、赤いペンライトを振った。東京ドームを埋め尽くした5万人のファンの赤いペンライトは、壮観を成した。JYJはまだステージに登場せず、映像が流れているだけにも関わらず歓声を送るファンたちは、今回の公演への期待と興奮に満ちていた。

JYJは今回の公演で、ソロステージとアンコール曲を含めた計24曲のステージを披露した。リズム感溢れるカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)をはじめ、甘いアカペラ、それぞれメンバーの個性を生かしたソロステージまで、“別々に、そしてまた一緒に”する公演だった。それこそデビューしてから10年間積み重ねてきた実力を披露する総合ギフトセットのような時間だった。

最初のステージは2010年に発売したワールドワイドアルバム「The Beginning」の収録曲「Empty」だった。公演開始から華やかな群舞が視線を引きつけ、ファンはサビを一緒に歌いながら熱烈に歓呼した。それから続いた「BaBo Boy」と「Ayyy Girl」のステージは、女性ダンサーとのダンスパフォーマンスで視線を集中させた。アカペラが際立った「Let Me See」と「In Heaven」のステージでもJYJだけのハーモニーが観客を魅了した。

コンサートが終わった後、JYJのメンバーたちは「久しぶりのドームツアーで、こんなに時間が経っても、(日本に)頻繁に訪れることが出来なくても、変わらず待ってくださっていることがこれまで以上に不思議で、感謝した。温かい公演をしたと思う」と感想を語った。

記者 : ソン・ミギョン