GOT7、ニューアルバムへの覚悟「僕たちは男になる準備をしている」
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マイデイリー DB
GOT7がGOT7ならではのフィーリングが溢れるアルバムに対する自信を表した。18日に1stフルアルバム「Identify」の音源を公開したGOT7は、20日にMnet「M COUNTDOWN」でカムバックする。タイトル曲「Stop stop it」をはじめ、全ての収録曲が良い評価を得ている3rdアルバムであるだけに、GOT7の覚悟はいつよりも逞しい。GOT7は最近、マイデイリーと会った場で、3rdアルバムに対する覚悟や今後の活動に対する意気込みを明かした。
リーダーのJBは「今回の活動が上手く行くと嬉しい。久しぶりにファンと会えたし、沢山の方が応援してくれたが、ファンを見てもっと良い姿で頑張らなきゃと思った」とし「はっきりは言えないが、GOT7はずっと今回のアルバムのような感じで行くと思う。『Stop stop it』は音源で聞くととても素敵な曲だが、ステージ上での僕たちは素敵なだけではない。まだ少年美があるのが僕たちのコンセプトだ。少年と男の間だ」と明かした。
コンセプトやスタイルも明確だ。「Stop stop it」のミュージックビデオも現在と未来を行き来するファンタジーのような感じを与えながら、レトロなスタイルを加えた。マークは「他のアイドルはこのようなコンセプトはやったことがないから、今回のは良いと思った」と語り、ジャクソンは「新たなトレンドを始められるのではないか。僕はいつも良いと思っている」と自信を見せた。
最年少メンバーのユギョムは「パク・ジニョンプロデューサーは最初に曲を作る時に、ミュージックビデオや衣装のコンセプトまで全て考える」と説明すると、マークは「コンセプトは未来なのに、衣装はオールドスクールだ。しかし、全体的には服、髪、ミュージックビデオ、メイクが全て良いと思う」と付け加えた。ジュニアも「近未来だ。近い未来」と強調した。
今回のアルバムに対するGOT7の愛情と自信も相当なものだ。収録曲のうち、個人的に好きな曲を尋ねるとマークは「月光」と「She's a Monster」、ユギョムはハミングの部分が新鮮だという「そのままいてもいい」、ジャクソンは自身がラップメイキングを担当した「月光」と「ただ今夜」、JBは聞き慣れたメロディの「Gimme」と「そのままいてもいい」、ジュニアは静かな曲が好きだと「月光」と「She's a Monster」を選んだ。ヨンジェは「『Stop stop it』が一番好きだ。『Stop stop it』を除いて選べと言われても『Stop stop it』だ」とタイトル曲への愛着を見せた。
自分たちのアルバムに強い自信を見せたものの、実際に大衆の期待をさらに大きくしたパク・ジニョンの書き込みは、GOT7にとって多少プレッシャーとなった。パク・ジニョンが音源公開の前にSNSに「私の『彼女は綺麗だった』、godの『Lies』、RAINの『It's raining』、2PMの『Heartbeat』、Wonder Girlsの『Nobody』。歌手はみんな3rdアルバムで自身のカラーを掴むことが大事だが、GOT7の3rdは、その役割を果たしてくれると確信する。本当のGrooveダンス音楽」という書き込みを掲載したのである。
これと関連してユギョムは「そのようなことを書きこんでくださって『僕らのことを信じてくれるんだ』と思い、本当に気分がよかったがプレッシャーはあった」と告白した。JBも「上手くやらなければならないと思い、力を入れるようになるが、さらに力を入れてはいけない曲だからプレッシャーを感じたりした」と語った。
「GOT7がデビューして1年も経っていないのに、アルバムを3枚出した。そのため『ここで僕らが上手くいかなければならないのか』、それとも『まだ新人の姿勢で一生懸命にやるべきか』の中でずっと悩んでいる。2つとも取りたい。一生懸命やっているけれど、結果を見守らなければならないだろう。今回のアルバムは静かな曲、明るい曲など多様な感じの曲が多いから気に入っていただきたい」(ジュニア)
デビュー1年目を控えているGOT7は心構えも変わった。ユギョムは「昔より実力に対する欲が出て、悩みも増えた。一生懸命にやりたい。休む間にたくさん公演をしたことで、ジェスチャーや表情一つ一つが役に立った。新人の気配を少し落とした」と語りながら笑った。
GOT7は1年近く一緒に活動しながらこの年頃の男性のように、たくさん喧嘩もした。和解するまでもなく、すぐ忘れてしまうささやかなことだったが、もっと上手くやりたいという欲により、互いにイライラしてしまい、互いへの理解がもっと必要だということに気づいていく過程だった。眠れなくて1時間半の間、ラップバトルを繰り広げたりする途中でお互いに対して深く話し合えるようになった。
JBにリーダーとしての責任感を尋ねると「実は、リーダーだからといってメンバーたちが僕の言うことをちゃんと聞くように抑えるべきだと思わない。仕事においてメンバーたちを背負わなければならないし、効率よくリードしていかなければならないと思う。僕の言うことをちゃんと聞くようにするのは執着だ」と説明した。
するとメンバーたもやはり一言ずつ付け加えた。「きっと僕たちはだんだん深くなっている」(ユヒョム)、「僕らは7人がみんなリーダーになったようだ。チームワークは一層よくなった」(ジャクソン)、「僕らももう、自ら配慮するようになったようだ」(ベンベン)
続けてGOT7は自分たちの魅力と今後の抱負を伝えた。まずユギョムはGOT7が断然年上の女性ファンが多いことに対して「率直だからかな?番組でなるべく率直で、いたずらっ子のようにいたずらする姿を可愛がってくれるのだと思う。セクシーではないのにセクシーになろうと努力する姿も好きになってくれているようだ」と打ち明けた。
最後にJBは、今後のGOT7について「GOT7はまだ男ではないけれど、男になる準備をしているグループだ。『Stop stop it』はまだ男のコンセプトではない。しかし、すぐ男になる、そのようなグループだ」と語った。
「実力のあるグループ、変わらないグループ、チームワークの良いグループとして呼ばれたい」(ユギョム)、「位置づけをはっきりしたい。聞いてくれる人がいないと音楽をする楽しさも減るから。GOT7というグループがいるということを、大勢の人に知ってもらいたい。だからこそ音楽をしていて幸せだと思うだろう」(ジュニア)
GOT7の1stフルアルバム「Identify」は、GOT7ならではの音楽的アイデンティティを確固たるものにし、自身ならではのカラーを見つけ出すという意味を込めている。GOT7は20日、ケーブルチャンネルMnet「M COUNTDOWN」にてカムバックステージを披露し、活動を続けていく予定だ。
記者 : ホ・ソルヒ