チョン・イスル側、整形外科の提訴について公式発表「病院側が有名になったチョン・イスルを悪用した」(全文)

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写真=TVレポート DB
女優チョン・イスルの所属事務所が訴訟に関連した公式立場を明かした。

31日、チョン・イスルの所属事務所であるチョロクベムジュナE&Mは報道資料を通じて「チョン・イスルは前事務所の代表の言葉に従って手術を受けた。当時の対価や条件については何も聞いていない」と伝えた。

続いて「チョン・イスルは今年5月、突然病院側から内容証明を受けた。病院はチョン・イスルが2年間で大衆に広く知られるようになったことを悪用し、いわゆる“ノイズマーケティング”の手法として診療費を請求する訴訟を提起したのだ」と説明した。

そして「病院側は最近まで本人の同意なく病院のホームページなどに相当期間チョン・イスルの単独プロフィール写真を掲載し続け、インターネット上の相談掲示板で悪意を持ってチョン・イスルの実名を取り上げ続けるなど、手術患者の個人情報を不正利用した。また、手術を受けなかった部分も手術を受けたという虚偽の事実を流布した」と付け加えた。

最後に「手術から満2年が経過した今になってようやく訴訟を提起する“ノイズマーケティング”の一貫だ。我々は病院のマーケティングのためにチョン・イスルを利用する行為に対して法的責任を問う計画だ」と明かした。

以下は、チョン・イスルの所属事務所の公式発表全文である。

昨日報道されたチョン・イスルさんの訴訟の件に関連し、所属事務所としての公式立場を申し上げます。

1. まず、チョン・イスルさんは無名だった2012年4月に「協賛で手術をさせてあげる」という前事務所の代表の言葉に従って、A整形外科(以下“病院”)で手術を受けました。当時、手術の対価や条件のことは病院や前事務所の代表から何も聞いていませんでした。

チョン・イスルさんは手術を受けた日から満2年が過ぎた2014年5月末に突然病院からの内容証明を受けました。この内容証明には「貴下は当病院の広報モデルとして活動すると契約してから手術を行い、当病院は貴下に手術の費用を一切請求しなかった。ところが貴下の心変わりにより広報モデルの契約が解除されたため、契約金を払い戻してもらったが、貴下の手術費用は現在まで払い戻してもらっていない」と書かれています。

2. しかし、チョン・イスルさんは先ほど述べたように、病院の広報に関連する内容を病院や前事務所の代表から説明されておらず、チョン・イスルさん自身も病院と何の契約も締結しておりません。そのため、チョン・イスルさんは病院が内容証明で主張しているように、契約金をもらったことも、戻したこともしていません。この事実がありながら、病院はチョン・イスルさんが満2年で大衆に広く知られるようになったことを悪用し、いわゆる“ノイズマーケティング”の手法として診療費を請求する訴訟を提起したのです。

3. 一方、病院は最近までチョン・イスルさんの同意もなく病院のホームページなどに相当期間チョン・イスルさんの単独プロフィール写真を掲載し続け、インターネット上の相談掲示板で悪意を持ってチョン・イスルの実名を取り上げ続けるなど、手術患者の個人情報を不正に利用しました。また、実際には手術を受けていない部分もここで手術を受けたという虚偽の事実も流布しました。

このような違法・無断広告に対して、チョン・イスルさんは2013年8月に病院と前事務所代表に「違法・無断広告を中断し、これ以上チョン・イスルさんの人格権(肖像権、名誉など)を侵害しないでほしい」という内容証明を送りました。

4. それでは、今回の訴訟について、整理して申し上げます。今回の訴訟は、チョン・イスルさんの同意なく相当期間病院の広報に利用していたにもかかわらず、その間にぐんと有名になったチョン・イスルさんを悪用しようと手術から満2年が経った今になって訴訟を提起する“ノイズマーケティング”の一貫です。

我々所属事務所は、病院がマーケティングのためにチョン・イスルさんを利用する行為に対する法的責任を問う計画です。始まったばかりの訴訟に対する推測報道は自制してください。今回の訴訟は法律事務所クンスプで進める予定です。

最後に我々事務所はチョン・イスルさんを愛してくれるファンの皆さんにこのようなことを伝えることになり、残念に思っています。これからもたくさんの応援をお願いします。ありがとうございます。

記者 : キム・カヨン