イ・チョル「カン・ドンウォン、T.O.P、チュウォンにそっくり?イ・チョルという名前を知ってもらいたい」

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昨年モデル業界に登場し、ソウルコレクションや雑誌のグラビアで独自の地位を確立しているモデル、イ・チョル(23)。人々の予想を覆し、OnStyleのオーディション番組「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」に挑戦者として現れた。一度見ると忘れられないインパクトのあるビジュアルと抜群のプロポーションの持ち主。アメリカの人気番組「アメリカン・ネクスト・トップ・モデル」のホストであるタイラ・バンクスまで魅了したイ・チョルの魅力を紹介する。

―カナダで勉強していたと聞きました。もともとモデルになるのが夢だったのですか? 韓国へ帰ってきたきっかけは?

イ・チョル:高校1年生の1学期だけ韓国の学校に通って、中退してタイに渡りました。韓国での学校生活は、あまりおもしろくなかったんです。そうやってタイで1年勉強して、カナダに行って勉強しました。カナダで勉強しながらモデルになりたいと思うようになり、韓国に帰ることにしました。

―この春、OnStyle「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」のキャスティングコール映像に所属事務所ESTEEMのモデルたちと一緒に登場しました。PRムービーに出演していたトップモデルが参加者として出演するまでに大きな決心があったかと思いますが、どんなきっかけで参加を決めたのですか?

イ・チョル:昨年デビューしてモデルとして頑張って活動していました。活動しながら転換点が必要だと感じていたのですが、事務所からOnStyleの「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」に挑戦してみないかと勧められました。最初はやみくもに出演しても、今よりマイナスになるのではないかと心配していましたが、いざ挑戦してみると、出場者たちもキャリアのある人がほとんどでした。個人的には、僕のグラビアの中に、他人に自信を持って見せられるものがなかったので、グラビアへの欲がありました。出演するとなれば写真をたくさん撮ることになるだろうと思ったんです。

―インターネット上では所属事務所のESTEEMとOnStyleがイ・チョルさんを優勝させるためにやらせをしているのではないかという噂もあります。認知度を高めるための出演だったのですか?

イ・チョル:それについては僕も言いたいことがたくさんあります! 認知度のあるモデルがどうして出演するのかと僕も言われました。でも僕はキャリアで言えば新人なんです。OnStyle「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」には、キャリアの長い人も、年上の人もいます。でも僕は不公平だとは思いません。それでもなぜ出演したのかと改めて聞かれれば、僕は自分自身が本当に上手くやれていると思ったことがないので、勉強するために出演したんだと言いたいです。それからやらせなんて、本当に話になりません。番組を制作するCJ E&MとESTEEMは、比較にならないじゃないですか。それに番組を体験していると、いきなり落ちかねない状況が起こるんです。だからいつも緊張感を保った状態で撮影しています。挑戦者たち全員が同じ状況にいるので、やらせなんて全くありません! もう一つの心配は、ESTEEMのモデルが出演すると理由もなく悪く言われるんです。どうしてかは僕もわかりません。なぜでしょうか?

―番組も中盤に差し掛かっていますが、OnStyle「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」の視聴者に言いたいことはありますか?(11月1日に番組は終了している)

イ・チョル:僕は全てのミッションを一生懸命やりました! 最初は人見知りが激しくて無口ですが、すぐにお喋りになると思います。しばらくお待ち下さい。そして、挑戦者同士の親しくなる様子や、合宿所で起こるハプニングを楽しんでいただきたいです。僕としては挑戦者同士の確執は全くなかったと思いますが、編集がどうなっているかはわかりませんね。

―OnStyle「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」で女性参加者たちの関心を一身に受けています。女性参加者とのロマンスを期待してもいいでしょうか?

イ・チョル:しない方がいいと思います。僕はクリーンです! ハハ、僕にロマンスはありませんでしたが、他の挑戦者たちには期待して頂いてもいいです。

―「アメリカン・ネクスト・トップ・モデル」のホスト、タイラ・バンクスが初対面で「He's got the boom boom pow」と叫びました(プロポーションがいいという意味)。痩せて見えるのに腹筋が“BOOM BOOM POW”ですが、プロポーションを維持する秘訣は?

イ・チョル:その映像は残念なんです。もともとウェイトトレーニングで鍛えていたんですが、やめてから1年くらいになるので、ベストの状態じゃないんです。次は一生懸命鍛えて、きちんとした腹筋をお見せします! ご期待ください。

―ミュージックビデオへの出演が多いですね。特に、Beenzinoの「How Do I Look」のミュージックビデオでのゲイの演技、眼差しが尋常ではありませんでしたが、どのような気持ちで演じたのですか。

イ・チョル:「僕はゲイだ」とずっと繰り返していました。相手のモデルも良くしてくれて、親しくなった上で撮影したので楽しくできました。

―韓国では今、モデルの勢いが熱いです。数多くの男性モデルの中でも、自分ならではの長所があるとすれば何ですか?

イ・チョル:人々が考える男性モデルの顔立ちは強めじゃないですか。キム・ウォンジュンさんのように。僕の顔はそんなタイプではないのですが、それでも僕は強いイメージを与えられると思います。コンセプトなどを多様化すれば、可能だと思います。僕はメイクだけでもころころ変われるタイプなので。

―カン・ドンウォンさんやBIGBANGのT.O.Pさん、チュウォンさんなど、人気の男性俳優たちにそっくりですよね。

イ・チョル:褒めてくださるのはありがたいのですが、記事で書かれると少しプレッシャーになります。本当に感謝していますが、ただイ・チョルとして名前を知ってもらいたいです。

―演技をする予定はありますか?

イ・チョル:はい。もともとの夢もありましたし、やりたいです! 今の僕のイメージに合う役で始めて、徐々に適応したら、いつか映画「サスペクト」でコン・ユさんが演じたような役もやってみたいと思います。

―最後に、支えてくれるファンたちと、新しく出会う人々に一言。

イ・チョル:まず、ESTEEM所属のモデルだからって憎まないでください、ハハハ。放送中のOnStyle「挑戦スーパーモデル・コリア GUYS&GIRLS」では、僕がずば抜けて良いわけでもないですし、不公平な要素は全くないので、信じて観ていただきたいです! これから演技にも挑戦することになるので、期待していてください。

記者 : チェ・スジ、写真 : イ・ジェハ