「ウィ・アー・ブラザー!」キム・ソンギュン“地下鉄に僕の顔…不思議な気持ちになった”

TVREPORT |

俳優キム・ソンギュンが初主演作の感想を伝えた。

30年ぶりに再会した両極端な兄弟が母を探すために一緒に旅に出るコメディー映画「ウィ・アー・ブラザー!」(監督:チャン・仁、制作:フィルムイッスダ)で、子どもの頃に家族と離れた後、鶏龍山(ケリョンサン)の菩薩に出会って巫俗人としての道を歩んでいる弟ハヨン役を演じたキム・ソンギュン。彼は22日、TVレポートとのインタビューで「初主演作なので、前作とは違い、プレッシャーが大きい」と告白した。

「ウィ・アー・ブラザー!」で初めて主演の座についたキム・ソンギュンは「今回の作品ほど不安なのは初めてだ。これまでは本当に錚々たる先輩方と一緒に演技をしてきたため、比較的楽な気持ちだったけれど、今回は僕が責任を負わなければならないという気持ちのため、気が重い」と説明した。

続いて彼は「『ウィ・アー・ブラザー!』の試写会の時、不安で不安で仕方なかった。本当に焦った。映画1本を世に出すのが、言葉通り容易な話ではなかった。それを今になって感じた。まるで水辺に出した子どもを見るような気分だった」と付け加えた。

初の主演作としてプレッシャーが相当だというキム・ソンギュンだが、これまでになかった不思議な経験もしたそうだ。それは自分がメインポスターに登場するということだ。

キム・ソンギュンは「これまでいつもキャラクターポスターだけしか僕の顔は出なかった。でも『ウィ・アー・ブラザー!』には僕の顔がメインで出てくる。最初は意識していなかったが、何回も見るとぎこちなくて不思議な気持ちだった」とし、「ある日、妻が写真を送ってくれた。息子が地下鉄にあった『ウィ・アー・ブラザー!』のポスターの前でポーズを取っている姿だった。まず、僕の顔が地下鉄の広告になっているのも不思議で、息子が“僕のパパだ”と喜んだのも、一方では嬉しかった」と微笑んだ。

「ウィ・アー・ブラザー!」は30年間離れていた兄弟が劇的に再会したものの、30分でいなくなった母を探すために韓国中を飛び回りながら、忘れていた兄弟愛を取り戻す愉快で温かい物語を描いた作品だ。チョ・ジヌン、キム・ソンギュン、キム・ヨンエ、ユン・ジニなどが出演し、「ハイヒールの男」「ロマンチックヘブン」「クイズ王」などを演出したチャン・ジン監督がメガホンを取った。韓国で今月23日に公開される。

記者 : チョ・ジヨン、写真 : イ・ソンファ