「花より青春」ユ・ヨンソク&ソン・ホジュン&B1A4 バロ、あなたの旅行パートナーにふさわしいのは?

OSEN |

写真提供=tvN
tvN「花より青春」ラオス編の人気が熱い。「花より○○」というタイトルで続いてきたバックパック旅行プロジェクトシリーズに人々は興味を失うことなく、新しいメンバーたちによる新しい旅行にさらに熱狂している雰囲気だ。人気ドラマ「応答せよ1994」でチルボン、ヘテ、ピングレ役を演じた3人の青春、ユ・ヨンソク、ソン・ソジュン、B1A4 バロの「花より青春」も例外ではなかった。

彼らの番組もとい、彼らの“旅行”は何か特別なものがあった。制作陣の介入も真面目なカバン持ちの存在もなかったが、彼らの不在を自分たちの力だけで3人は埋めて行った。おかげで彼らの旅行は前編より元気で躍動感溢れる雰囲気となり、視聴者たちはいつの間にかユ・ヨンソク、ソン・ホジュン、バロの旅行パートナーとなって一緒にラオスを旅行しているような気分になった。

さて、このあたりで聞いてみよう。3人のうち1人だけをパートナーとして連れてどこかでバックパック旅行できるとすれば、あなたの選択は? 「花より青春」と「応答せよ1994」、そしてそれらの前にインタビューで会った3人の特徴まで総合し、旅行パートナー候補者としての彼らの特徴をまとめてみた。簡単ではないであろうあなたの選択に少しでも役に立つことを願って。


候補1番 ユ・ヨンソク:ガイド顔負けの専門家


女性視聴者から圧倒的1位で選ばれそうなこの感じ…… うむ、仕方がない。それもそのはず、「花より青春」で見せたユ・ヨンソクの姿は“母”のようにみんなを思いやる暖かさや、ガイドブックとスマートフォンを駆使して短時間で旅行計画を立て、ホテル、ルートまでコンピュータのようにはじき出す、まさに旅行に最適化された人材に間違いないのだ。しかも、1万キープ(約130円)でも宿泊費を値引きするために最後まで努力する姿は、自分の財布をまるごと任せられるほど信頼できる。ただ、パーティーで酔っ払って女性にごちそうしてあげると主張する状況(ソン・○ジュンのタレコミ)さえ避ければという前提のもとである。

実際「応答せよ1994」でユ・ヨンソクが演じた“ナジョン思い”の純愛チルボンは、男女の好感度が克明に分かれるしかなかった。男性にはない“右脳”まで搭載し、女性の心理まで見抜くチルボンは、男たちの“宿敵”であることが明らかだったからだ。幸い、現実のユ・ヨンソクはチルボンとは異なっていた。いや、むしろ自ら違うと主張する。「優しく繊細なチルボンの性格とぶっきらぼうで男らしい(劇中のチョンウが演じた)スレギの姿が混在している」と強調した。“旅行素人”のソン・ホジュン、バロと一緒にラオス旅行をしたため、まだチルボンのような一面しか見えないが、まだ表れていない男らしさをマグマのように噴出させる姿が見られることも、パートナー選択時におけるプラス要因だ。

他にもある。ドラマでメジャーリーグの投手役を演じた彼は、実際に2年間社会人野球チームに所属しているスポーツマンだ。これは彼のたくましい肩が観賞用だけではなく実戦用という意味だ。しかも手先も器用で家具から化粧品まで作れないものがない能力者でもある。こんなユ・ヨンソクなら、あなたが東南アジアのラオスではなく、どこかのジャングルに行ったとしても、あなたの命を任せられるのではないだろうか。


候補2番 ソン・ホジュン:魅力的な面倒くさがり屋

ユ・ヨンソクが女性視聴者から圧倒的な支持を受けているとしたら、ソン・ホジュンは男性視聴者からの反応を期待できそうだ。旅行パートナーとして役に立つというよりは、実際に旅行に行った時の自身の姿を彼に重ね合わせたはず。ほとんどの男性たちは旅行に行く時、こまめに徹底的に準備するケースはほとんどない(だからユ・ヨンソクは例外!)。ただ旅行に行って周りをウロウロして、たまにお酒でも飲むくらいが普通だ。初めての旅行という彼が欲張らず小さなことにも感嘆するところや、友達の下着を洗濯してあげたり、危機に陥ったユ・ヨンソクに自分のパンツまで何の迷いもなく脱いであげる姿は、男たちの義理堅さを実感させる上で十分だった。何もしていないけれど、さらに積極的に何もしない姿は、何もかもが面倒くさい人々には夢のような癒やし旅行だ。

昨年インタビューで会ったソン・ホジュンは「花より青春」で見た姿そのままだった。「応答せよ1994」の撮影当時、台本にもなかった「目をほじくりだしてカクテキと一緒にボリボリ噛んであげるからよ」というセリフを即座に作り出したことはあったが、これは演技への熱い思いから出たものだった。本当はソウルに来るシーンを撮影する時に、こみ上げてくるものがあって故郷の家に電話をかけたり、無名時代に助けてもらった東方神起 ユンホに恩返ししたいから成功したいと話す温かい男だ。

旅行の経験も皆無であり、クラブに行ったこともなく、さらには英語もできず、旅行先で外国人に会うとおどおどする可能性はある。それでもひとまずハンサムな顔立ちである程度カバーできるので我慢してみよう。育成シミュレーションゲームに興味がある人なら“旅行バカ”ソン・ホジュンを連れて“旅行ベテラン”にレベルアップさせる楽しさを満喫したり、文句の多い彼に満足感を与えるミッションクリアの快感を味わってみたりするのはどうだろうか。


候補3番 バロ:愛嬌たっぷりのエナジャイザー(電池ブランド)

3人のうち唯一の20代で加点がつく。しかも厚いファンダムを確保しているアイドルグループB1A4のメンバーという点は、旅行パートナーとしての興味を刺激する。時々躁状態になり、周りの物との会話を試みたり、ラップをしてうるさくなる可能性はあるので、念頭に置く必要がある。それでも愛嬌だけは保証済みなので、旅行先で寂しくなる人ならパートナーとして持ってこいのはず。頻繁にセルフショットを撮る癖があり、旅行先の写真を十分に残したい人なら役に立つパートナーになるはずだ。その代わり、写真の半分が顔になっていることは予め知っておく必要がある。

「応答せよ1994」のシーンを思い出してみると、実際のバロの姿と一番似ているのは雨が降る軒先でスレギ(チョンウ)と焼酎を飲むシーンだ。盃を傾けながら自分の悩みを虚心坦懐に打ち明けていたバロの姿は、自身の欲より家計を支える柱として家族を優先する「花より青春」のインタビューでも表れた。B1A4としてデビューした頃から記者が見てきたバロは、過剰なほど優しくて真っ直ぐな23歳の頼もしい青年だ。旅行先で心を開いて会話をするチャンスがあれば、純粋な感性に染まる経験ができるかもしれない。

アイドルという特性のためだろうか。バロは自身の前に直面するすべてのものに忠実で、その状況に満足できる大人っぽさが身体の奥深くまで染み込んでいる。メンバーたちとずっと宿舎生活をしてきたため、一緒に旅行をして寝食することにも特に不満や文句を出さないことは保証できる。ハツラツとして、時にははしゃぐ旅行がしたいなら、あなたのパートナーはずばりバロだ。

記者 : パク・ヒョンミン