ユ・アイン“「密会」は僕の人生において最も記憶に残る代表作になるだろう作品”

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2014年上半期、韓国でセンセーショナルな話題を巻き起こしたドラマ「密会」がCSチャンネル「衛星劇場」にて10月15日(水)より日本初放送される。
40代の女性に恋に落ちる20代の天才ピアニストを情熱的に演じたユ・アインに、ドラマや演技について聞いた。

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―「密会」の撮影・放送が終わって少し時間が経ちました。韓国でとても好評でしたが、改めていかがでしたか?

ユ・アイン:「密会」は、僕の人生において最も記憶に残る作品、代表作になるだろう作品となりました。撮影の過程も、結果として生まれた作品も、とても満足しています。撮影現場は快適かつ効率的でした。生まれた作品も、面白いだけでなく強いメッセージがこめられており、自分でも大好きな作品となりました。

―「密会」を見た周りの方から、何か反応はありましたか?

ユ・アイン:皆、とても喜んでくれています。友達たちが楽しんでくれるのが、僕にとっとては大きな力になります。照れくさい話ですが、友達たちも「人生のドラマ」「最も素晴らしい作品」「ドラマはこれしか観ない」なんて言ってくれて。そんな話を聞くと、本当に気分がいいですよ。正直で、好みがはっきりとしていて、良くないときは良くないと冷静に批判してくれる友達ですから、嬉しいですよね。「お前が良い作品に出るから気分がいい」「ついにこんなすごい作品と出会えたね」とも話してくれました。

―「密会」がこれだけ愛された理由は、ご自身でどこにあると思いますか?

ユ・アイン:視聴者の興味をひく、型破りのラブストーリーだということ。音楽という要素も重要です。登場するのはほとんどクラシック音楽なのですが、ピアノを通して伝わるものがあり、予想以上に視聴者の皆さんが気に入ってくれました。とにかく新鮮な要素の多いドラマでした。メッセージ性も強く。そこが他のドラマとの差別化を生んだのではと思います。


「純粋で天使のような主人公のために、細部に神経を使った」

―ピアニストという役を演じて、いかがでしたか?

ユ・アイン:最初は簡単にはいきませんでしたが、それほど難しくはありませんでした。その音楽も好きでしたし。本当にピアノを弾かなければならないというのなら難しいでしょうが、音楽に合わせて演技するのであれば問題ありません。音楽の感情を表現し、ドラマの情緒を表現しなければならないピアノの場面が多いのですが、とても面白く感じながら、演じることができました。

―ピアノはもともと演奏できるのでしょうか。

ユ・アイン:いいえ、まったく弾けません。流れる音楽に対して体が不自然ではないよう動くトレーニングはよくしました。演技は負担を感じるどころか、とても楽しかったですね。

―本当に弾いているように見えました。

ユ・アイン:そういうことが重要だと思います。感情表現ももちろん重要ですが。ピアノを弾いて感情を表現する場面は、とてもうまくいったと考えます。

―「密会」でイ・ソンジェを演じる上で気をつけたこと、気を遣ったことはありますか?

ユ・アイン:彼は20歳であり、純粋で天使のような人物です。台本をどうやって視聴者に伝えるかというよりも、キャラクターが形成される歩み、体の動き、習慣、服や髪のスタイルなど、年齢にかかわらず純粋で天使のような主人公を演じるために、細部に神経を使いました。

―演技の練習はたくさんしましか?

ユ・アイン:練習をたくさんするより、緻密に考えるほうです。演技をしながら、とても悩み、考えましたね。もちろんピアノを弾いたり運動をしたりという準備はしますが、それをのぞいて、演技のトーンを掴む段階では特に練習したわけではありません。十分に悩み、撮影の瞬間瞬間で本能的にこなしていくタイプです。

―苦労した撮影シーンはありますか? 具体的にあれば教えて下さい。

ユ・アイン:ピアノを弾くシーンは難しくなかったと話しましたが、初めてピアノのシーンを撮る時は、リハーサルを繰り返し、何度も撮り直し、簡単ではありませんでした。1日中、こうやって撮って、ああやって撮ってと。いろいろな角度で撮り、どのようにすれば最も自然に見えるか、コツを掴むまで時間がかかりました。

 

「僕にも“ひどく”正直で感情的なところがある」

―ご自身で好きなシーン、ここを見て欲しいというシーンやポイントがあれば教えて下さい。

ユ・アイン:第2話に、キム・ヒエ先輩と一緒にピアノを弾くシーンがあります。シューベルトの『4手ピアノのためのファンタジア』という曲なのですが、その場面を評価してくれる人が多く、演技しながらも満足のいくものとなりました。単純にピアノのスキルを見せるのではなく、ふたりが感情をやりとりし、微妙な感情まで感じるようになる、ドラマで重要な場面です。その場面は、韓国でも有名なんですよ(笑) パロディー動画もたくさんうまれて。みなさんも楽しんでくれたようですね。

―イ・ソンジェとユ・アインさん自身で、似ている所など共通点はありましたか?

ユ・アイン:愛に対して、馬鹿正直なところ、直進するところ。そこが似ているように思います。正直で、直接的に表現するソンジェは、演技しながら爽快でした。かっこいいふりをするのではなく、だけどそこがかっこいい。いや、僕がかっこいいというわけではないんですが(笑) 僕にも「ひどく」という言葉がつくほど、正直で感情的なところがあります。だから、イ・ソンジェのぶっきらぼうで直接的な姿に、共感も感じました。ドラマ的な環境を除けば、全て僕の中にある姿だと感じます。

―キム・ヒエさんとの呼吸がぴったりでしたが、何か二人で心がけた点はありますか?

ユ・アイン:演技やキャラクター分析について、ふたりでよく話し合うことはあまりなかったのですが、瞬間瞬間で、相手がどのような人物か感じ取りながら、役に没頭して演技しました。いずれにせよ、お互い気を遣ったり、気恥ずかしかったりする場面は多かったでしょう。親密なラブシーンも多かったですし。相手を信じて流れに任せることが重要だと考えているのですが、結果的にはうまくいったと思います。


「ソンジェのようなキャラクターにひかれる…20代に対する未練や執着かも

―これから観る日本のファンに、本作をどのように観てほしいですか?

ユ・アイン:「密会」は、斬新な韓国ドラマ。これまで数多くのドラマを観て来た人も驚くだろう、全く新しいドラマになると思いますし、また「作品」という言葉に値するドラマです。難しく、ディープかつヘビーな話を、ラブストーリーを通して興味深く物語るコマーシャルな要素をもちながら、後から強力なメッセージを投げつける、実験的なドラマとも言えます。その部分では新鮮さを感じるでしょうし、ラブストーリーとしても楽しめます。僕は、作品とは鏡のようのものと考えています。自らの姿を見せてくれる鏡です。「密会」は作品としての性質を持ったドラマですので、そのように観ていただければと思います。

―この作品は俳優として、ご自身にとって、どのような作品になりましたか?

ユ・アイン:もう一度こんな作品に出会えるだろうかと思うほど、僕にとっての人生のドラマであり、俳優としても、僕の代表作となり得るドラマになりました。これからも、このような素晴らしい作品に出会い、演技することができたらと思います。

―次回作は、どのような作品に挑戦してみたいですか?

ユ・アイン:これまでは、キャラクターの濃い、娯楽映画的な役割をいただくことが多かったのですが。僕は今29歳で、もうすぐ20代ではなくなりますから、ソンジェのようなキャラクターにひかれます。20代に対する未練や執着があるのかもしれませんが、純粋で健康なキャラクター、青春を扱った作品にひかれますね。

ライター:清水2000

「密会」CSチャンネル 衛星劇場にて10月15日(水) より放送スタート!
毎週(水) 夜11:00~ほか

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10月11日(土) 夜7:30ほか放送「田代親世のどっぷり衛星劇場。『密会』日本上陸SP」
(C) JTBC co.,Ltd all rights reserved. 原案 東京タワー (C) Kaori Ekuni

詳細はこちらから:http://www.eigeki.com/special/hanryu_drama_sengen

記者 : Kstyle編集部