【REPORT】パク・シフ、2年ぶりにファンと再会!日本ファンミーティング昼・夜をレポート!“秋の風と一緒に、パク・シフが戻って来た”
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秋の風と一緒に、パク・シフが戻って来た
第1章と銘打った昼公演は13時スタート、のはずだったが、実際は20分以上遅れて始まった。ファンの期待が最高潮に達したとき、ステージ上の巨大スクリーンに「あなたの涙、愛、懐かしさ…。会いたかった。これからは約束するよ。ずっと君のそばに。会いに行きます。秋の風と一緒に、彼が戻ってきます」というメッセージが映し出され……舞台正面の階段上に全身白の衣装に身を包んだパク・シフが登場! 沸きあがる大歓声、いっせいに振られるブルーのペンライト。そのなかを満面の笑みを浮かべ、手を振りながら、ゆっくりと降りてくるパク・シフ。その姿はまるで王子様のよう! 照明効果もあって眩しいほどに輝いている! ステージの端から端まで、客席のファンひとりひとりと目を合わせるように歩いたあとは、司会のキム・テイに促されてご挨拶。「今日はこんなに大勢会いに来てくださってありがとうございます。みなさんと楽しい時間を過ごして素敵な思い出をつくりたいと思います」さらに「久しぶりなのでぎこちなくもあり、ワクワク、ドキドキ、緊張もしています」と言うと、会場のあちこちから「大丈夫、ケンチャナヨー!」のかけ声がかかった。最近は中国映画「君の香り」に主演し、中国でも大旋風を巻き起こしたパク・シフ。「釜山で撮影しているとき、雨の中、日本からファンのみなさんが来てくださったんですよ」とニッコリ。ここで、映画のハイライトシーンをバックに、自ら歌って中国でダウンロード1位という大記録を打ち立てた「君の香り」の主題歌「君が来る音」の韓国語版を披露。甘い歌声にうっとりと聴き入る客席。「ああ、本当にパク・シフが私たちのもとに帰ってきてくれたんだ」という喜びが場内を満たしていく。
俳優生活10周年、今とても幸せ
続いてスクリーンにはパク・シフの俳優生活10周年を記念し、これまでに出演した作品の映像が映し出される。「怪傑春香」「結婚しよう!」「君はどの星から来たの」「完璧な恋人に出会う方法」「イルジメ〔一枝梅〕」「家門の栄光」「検事プリンセス」「逆転の女王」「王女の男」「清潭洞<チョンダムドン>アリス」「殺人の告白」「君の香り」。どのシフもカッコいい!と言いたいところだが「清潭洞<チョンダムドン>アリス」だけは有名な珍妙ダンスシーンが抜粋され、笑いを誘っていた。ここで黒パンツ&紺色のジャケットに着替えたシフが再登場。10年間の感想を聞かれると「日本で初めてファンミーティングをしたときのことを思い出します。情熱的な歓声をいただいたのが昨日のように感じるのに、もう6、7年も経ったんですね……。どうかみなさん、これからも永遠に応援してください」とややしんみり。「デビューしたての頃は、他の俳優さんが羨ましかったんです。ファンミーティングをしたり、ファンが撮影現場を訪ねて来たり……。僕はいつになったら、そうなれるのだろうと思っていました。ですから、今とても幸せです。みなさんにはいつも感謝しています」そんなパク・シフに司会が「ずばり、シフさんにとって演技とはなんでしょう?」と質問。「まるでなにかのオーディションみたいですね(笑) 演技とは、ひとつひとつ経験を積み重ねていくこと。その学びには終わりがない。終わりなく築き上げていくものだと思います」俳優パク・シフの真摯な表情に惜しみない拍手が贈られた。
数々の名シーンを再現…あの首ふりダンスも!?
その後は、今回のファンミのために事前に寄せられたアンケート結果を見ながらのトークコーナーへ。まずはファンが選んだ「一番好きなパク・シフの出演作品は?」結果は「逆転の女王」が1位。以下、「家門の栄光」「王女の男」「検事プリンセス」「清潭洞<チョンダムドン>アリス」「イルジメ〔一枝梅〕」という順番だった。「意外です!『王女の男』が1位だと思っていました」と驚きを隠せないシフ。続いては「ベスト・シーン・オブ・パク・シフ」のコーナー。「ベスト・アクション」は「殺人の告白」の走る車の上での格闘シーン、「王女の男」の海のシーン。そして不意打ちで「清潭洞<チョンダムドン>アリス」の珍妙ダンスと「逆転の女王」のカラオケ・シーンも登場。「よくもまあ、これだけ恥ずかしいシーンばかりを集めましたね!」と苦笑いするシフ。しかもその上、突然音楽がかかって、「清潭洞<チョンダムドン>アリス」のあの「パク・シフが壊れた!」と話題を呼んだ首ふりダンスを再現するはめに! 生ダンスはさすがの迫力でファンは大喜び。本人はひたすら恥ずかしそう。その後の「ベスト告白シーン」では「逆転の女王」と「家門の栄光」の名シーンも登場。特に「家門の栄光」の「俺を解毒剤として利用しろ」は、語り草にもなった名台詞シーンだ。それを見ながら「はっ!」と気づいて「まさかこれらのシーンも再現させるんじゃないですよね?」と言うシフ。カメラに向かって「逆転の女王」の一場面に何度も挑戦するのだが、テレテレに照れまくって「恥ずかしい」「ムリです」を連発。だがむしろ、そんな素のパク・シフにこそファンは萌えるのであった(笑)ここで再び歌のプレゼント。男女のダンサーも加わって歌い踊る、ミュージカル風の「もう二度と離さない」を楽しそうに披露し、最後に花束を客席に投げ入れるとさっそうと舞台を去って行った。
その間、スクリーンには映画「君の香り」の中国でのプロモーション・ツアーの映像が流れる。北京、成都、広州、深セン、福州、上海……。どこに行っても「朴施厚」というボードを掲げた大勢のファンやメディアの熱烈歓迎を受けるシフ。中国での人気の高さがうかがわれた。
パク・シフが淹れたコーヒーの味は!?
さて、ここからがこの日、一番の見どころとなった(?) カフェ・コーナー。「カフェのマスターに変身したシフがファンのために美味しいコーヒーを淹れましょう」というシンプルなコーナーながら、ハプニングの連続に素顔のシフが炸裂。予想以上の面白い展開となった。深夜まで練習に励んだ激しいダンスを披露!
ここで一旦パク・シフは退場。スクリーンには、今回のファンミのために、深夜までダンスや歌の練習に励むシフの姿が映し出される。そしてステージが暗転し、ダンスコーナーに。男女のダンサーとともに、ジャスティン・ティンバーレイクの「セクシー・バック」を激しく踊るサングラス姿のパク・シフに、ファンはノリノリ。最初は緊張が伝わってきたが、ステージ上を移動して紙テープのバズーカ砲をぶっぱなすあたりからは実に楽しそうだった。踊り終わったシフは「緊張して、あまり上手に踊れなかった。次回はもっと練習してグレードアップした姿をお見せしたいです!」と感想を。「カッコよかったよ!」とファンからの大きな拍手を浴びると安心したような笑みを見せた。これからは僕が君の太陽になってみせる
盛りだくさんだったファンミもいよいよ大詰め。「次の曲はみなさんへの僕の気持ちです。最初は手紙にしようかと思ったのですが、歌詞に気持ちを託してみました。特別な意味があるので、ぜひ聴いてください」と最後の曲を紹介。「2年ぶりの日本でのファンミーティング。みなさんに本当に会いたかったです。お別れの時間がきてしまって淋しいです。未熟だったかもしれませんが、そんな僕を応援して励ましてくださって、みなさんとのいい思い出ができました」と挨拶をして歌の準備に入るシフ。スクリーンには「厳しい風や雨でつらかった日々、壁となり傘となって守ってくれた君。暗闇のなか歩く僕を光へと導いてくれた君。これからは僕が君の太陽になってみせる。永遠に僕が守る…」という内容の、パク・シフからファンに向けてのメッセージが。シックな黒いシャツ姿で登場し、その想いを歌いあげた「クデル(君を)」は、ファンの熱い涙を誘っていた。シフが舞台そでにはけても鳴り止まない拍手。
「ハハハハハ」と大きな声でよく笑い、ファンに対してとことん優しく、時にお茶目で天然な素顔を見せてくれて、2年間のブランクをまったく感じさせなかったパク・シフ。今回のファンミーティングは、シフにとっても、ファンにとっても、明るい未来への大きな一歩になったことだろう。今後もさらなる活躍を期待したい。
第2章夜公演スタート!「心残りがないように頑張る」
眼鏡男子なイケメン・シェフになって登場
カフェのコーナーでは、今度は眼鏡男子なイケメン・シェフになりきってアンチョビ・ガーリック・パスタ作りに挑戦。「さっきのコーヒーよりはうまくできると思います」という自信満々の言葉どおり、なかなかの腕前を披露。だが、ニンニクを自分好みに炒めるときは「こんなに時間がかかるんなら先に炒めておけばよかったよ!」と発言。お客様に対しても「冷めないうちに早く食べて!」とせっついて、またもや「せっかちさんぶり」を発揮していた。アンコールでは2012年のファンミーティングのために作られた曲「Shampoo」とTUBEの大ヒットナンバー「Season In The Sun」を韓国語で披露。客席総立ち、ノリノリのまま、最後は「カムサハムニダ~」「サランヘヨ~」「トマンナヨ~(また会いましょう)」とメッセージ。こうしてファンみんなが、そしておそらくパク・シフ自身も待ち焦がれた“パク・シフ復活祭り”は笑顔とともに無事その幕を降ろした。
「君が来る音」(映画「君の香り」主題歌)
「もう二度と離さない」
「クデル(君を)」
アンコール
「ソナギ(夕立)」
第2章(夜公演) セットリスト
「もう二度と離さない」
「君が来る音」(映画「君の香り」主題歌 )
「ソナギ(夕立)」
「クデル(君を)」
アンコール
「Shampoo」
「Season In The Sun」
【PHOTO】パク・シフ、日本ファンミーティング大盛況!眼鏡男子なイケメン・シェフからダンス、ギター姿まで様々な姿を披露
ライター:望月美寿
パク・シフ ファンミーティグ 名古屋公演決定!
11月5日(水) 名古屋国際会議場 センチュリーホール
詳細:http://www.pshtour.com/akikaze2014/nagoya
パク・シフ JAPAN OFFICIAL FANCLUB:http://www.park-sihoo.jp/
記者 : Kstyle編集部