ヒョンビン側、ドラマ「キルミー・ヒールミー」制作会社の発表に反論“提案があったのは事実”(全文)

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写真=マイデイリー DB
俳優ヒョンビン側が、MBCの新ドラマ「キルミー・ヒールミー」の制作会社であるPANエンターテインメントが明かしたキャスティング関連内容に対して反論した。

ヒョンビンの所属事務所であるO&エンターテインメントは29日に出した報道資料を通じて「PANエンターテインメントは、今年初めに『キルミー・ヒールミー』の出演を提案した。『10月の放送を目標にしている』とヒョンビンのスケジュールを問い合わせた。当時は台本が出る前だった。ここまでは事実だ。しかし『台本を渡したこともない』というPANエンターテインメントの立場は事実ではない。PANエンターテインメントは1次台本を渡し、その後、修正台本を再びO&に送った」と明かした。これはPANエンターテインメント側が27日に明かした「台本を渡すなどの接触はなかった」という内容と食い違っている。

「キルミー・ヒールミー」は俳優キム・スヒョンをトップスターにしたMBCドラマ「太陽を抱く月」のチン・スワン脚本家が3年ぶりに執筆した新作だ。アメリカのロケが相当部分を占め、制作費が150億ウォンに至る大作でもある。

約2年間にわたる準備期間の末に誕生した「キルミー・ヒールミー」は、解離性同一性障害(DID)を素材に、7つの人格をもつ御曹司と彼の秘密の主治医になったレジデント1年目の女医のロマンスを描いたヒーリング&ラブコメディードラマだ。韓国で来年1月から放送がスタートする予定だ。

以下、O&エンターテインメントの公式発表全文である。

ドラマ制作会社のPANエンターテインメントが一方的に展開したヒョンビンのキャスティング関連の報道資料の内容を正します。

1. 27日、PANエンターテインメントは「ヒョンビン『キルミー・ヒールミー』出演有力候補」記事に対する会社の立場をメディア向け報道資料として配布しました。

PANエンターテインメントの公式立場は次の通りでした。

(1)今年初め、事前企画段階でヒョンビンさんにスケジュールを問い合わせたことはある。
(2)ただ、スケジュールを問い合わせただけであり、台本を渡したことはない。
(3)従って正式に出演を提案したこともない。
(4)ラブコメディというジャンルの特性上、男性主人公を20代に設定した。
(5)ヒョンビンを含めた30代の男性俳優たちは、自然に候補から除外された。
(6)事実と異なる内容により、キャスティングの最終作業に深刻な悪影響を及ぼしかねないため遺憾に思う。

2. O&はPANエンターテインメントの公式立場を正したいと思います。事実である部分もあり、虚偽である部分もあります。

まず、PANエンターテインメント側は、今年始めに「キルミー・ヒールミー」を提案しました。10月の放送を目標にしているとし、ヒョンビンのスケジュールを問い合わせました。当時は台本が出る前でした。ここまでは事実です。

しかし、「台本を渡したこともない」というPANエンターテインメントの立場は、事実ではありません。PANエンターテインメントは1次台本を渡し、その後、修正台本を再びO&に送りました。

もちろんPANエンターテインメントの提案には感謝しましたが、丁寧にお断りしました。最終的なお断りの時期がまさに約2ヶ月前です。

3. 制作会社と俳優は共生する関係です。契約書上に明示された、単純な甲乙関係ではないはずです。共通の目標に向かってお互い協力しなければなりません。

4. PANエンターテインメントがどのような意図から虚偽の事実を公表したのかはわかりません。ただ、事実を歪曲してまで一人の俳優を貶めることはないと判断します。

5. O&はPANエンターテインメント側に訂正報道を要求しました。事実関係のみを正すように要請しました。

PANエンターテインメント側が「1・2次台本を渡し、出演を打診」したことは事実だからです。

6. しかしPANエンターテインメントは当社の提案を断りました。これを受け、O&で事実関係を正します。

ありがとうございます。

記者 : イ・スンギル