SUPER JUNIOR-M ヘンリー&ZE:A ヒョンシクに続け!リアリティ番組で活躍する次世代の“芸能アイドル”は?

OSEN |

ZE:Aのヒョンシク、そしてSUPER JUNIOR-MのヘンリーがMBCバラエティ番組「僕らの日曜の夜-リアル入隊プロジェクト本物の男」(以下「本物の男」)で大きな人気を得ている中、第2のヒョンシクとヘンリーを夢見るアイドルたちが立て続けにリアリティ番組に出演している。ヒョンシクとヘンリーが率直な姿や独特なキャラクターで人気を得たように、次世代の“芸能アイドル”たちにヒョンシクとヘンリーを越える活躍ができるのかに注目が集まる。

ヒョンシクとヘンリーは、2人ともリアル入隊プロジェクトである「本物の男」に出演し、今年最も注目されるスターに浮上した。ヒョンシクは「本物の男」の末っ子として“赤ちゃん兵士”というニックネームで呼ばれるようになり、彼ならではの純粋なキャラクターで好感度を上げた。ヒョンシクの活躍は番組の人気にも繋がり、様々なCMやドラマにまで出演した。そして、出演ドラマの成功も重なり、今は俳優としても認められるようになった。

ヒョンシクに続き、ヘンリーも大きな人気を博している。軍隊の文化を知らない外国人のヘンリーは、想像を超える独特な行動や精神世界、明るいエネルギーと愉快な性格で「本物の男」の2度目のピークをけん引した。何よりも、アイドルという枠を超え、ありのままの素顔を番組で見せたため、視聴者の反応はいつよりも熱かった。天然な姿で“星から来た少年”というキャラクターを構築したのも彼の人気の重要な要素でもある。

ヒョンシクとヘンリーは、バラエティ番組で成功できる条件を揃えている。リアルバラエティ番組が放送業界の大きなトレンドになり、ヒョンシクやヘンリーのようにカメラの前でも素直で、華やかなステージの上とは違い、やや天然な一面を見せるスターたちが愛されるようになったのだ。また、2人とも番組開始と同時に、自身ならではのキャラクター作りに成功して、注目を浴びた。

ヒョンシクの場合、母性本能をくすぐるか弱いイメージやヒョンシク特有の前向きで明るい姿が番組と調和して、人気を得たと見られる。ZE:Aの代表的な芸能アイドルのグァンヒに隠れていたヒョンシクの才能が、自分のイメージに合う番組に出会い、花を咲かせたのだ。このような意味では「本物の男」こそ、ヒョンシクと最高の相性だったと言える。

ヘンリーも出演初期から彼ならではのキャラクター構築に成功したため、他のメンバーの中でも一際目立った。最初、ヘンリーは慣れない軍隊文化に戸惑って苦労した。しかし、文化の差によって生じるヘンリーの特異な行動は“星から来た少年”というキャラクターを作り、ヘンリーはあっという間に人気者に浮上した。少し天然だが、真心の感じられるヘンリーを見て、視聴者も好感を持ったのだろう。

先日、MBC秋夕(チュソク:日本のお盆に当たる韓国の祭日)特集バラエティ番組「HELLO、異邦人」とSBS「ニュー!日曜日は楽しい-ルームメイト」シーズン2で活躍しているGOT7のジャクソンも、ヒョンシクやヘンリーと似たようなケースだ。香港出身のジャクソンは率直な発言はもちろん、気さくで明るい性格で放映後、良い反応を得ている。放送1回目で自身のキャラクターを構築することに成功したのだ。

ジャクソンの他にもヒップホップグループM.I.BのKangNam(カンナム)は、JTBC「学校に行ってきます」に続いてMBC「私は一人で暮らす」に、そしてBTOBのソンジェは「本物の男」に出演する予定だ。次世代の芸能アイドルを夢見て、本格的にリアルバラエティ番組に名乗りを上げたアイドルたち。彼らが第2のヒョンシクとヘンリーになれるのか今後が期待される。

記者 : ソン・ミギョン