「アトリエの春、昼下がりの裸婦」東京国際映画祭に公式招待…相次ぐ映画祭からのラブコール

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写真=映画「アトリエの春、昼下がりの裸婦」スチールカット
映画「アトリエの春、昼下がりの裸婦」(監督:チョ・グニョン、制作:スタジオフック)が東京国際映画祭の非コンペティション部門のワールド・フォーカスセクションに招待された。

「アトリエの春、昼下がりの裸婦」は今年1月にサンタバーバラ国際映画祭のワールドプレミアのインターナショナルコンペティション部門に招待されたことを皮切りに、4月のアリゾナ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞し、5月のミラノ国際映画祭では韓国映画としては初めて最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀撮影賞の3冠を達成しただけでなく、最多部門にノミネートされて話題を集めた。

7月にはダラス国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀撮影賞を受賞し、マドリード国際映画祭でも最優秀作品賞、最優秀主演女優賞を受賞する勢いを見せた。

また「アトリエの春、昼下がりの裸婦」は韓国映画が11年ぶりに光州(クァンジュ)国際映画祭の開幕作として選ばれる記録を立てるなど、国内外の映画祭で珍しい記録を立てている。

さらに2014年東京国際映画祭にも招待され、アメリカ、イタリア、スペイン、韓国に続き日本の映画祭でも注目されている。

今年で27回を迎える東京国際映画祭は独特なジャンルを構築し、新しいビジョンを提示する若い監督の映画を選定するアジアで最も歴史の長い映画祭の一つである。

「アトリエの春、昼下がりの裸婦」はベトナム戦争の真っ最中だった60年代末、徐々に体が麻痺する病気にかかって人生の意味を失ったまま生きている最高の彫刻家ジュング(パク・ヨンウ)と夫のことを気の毒に思い、彼のために新しいモデルを探す妻ジョンスク(キム・ソヒョン)、夫を失い、貧しさと暴力の中で二人の子どもを育てながらヌードモデルの提案を受けるミンギョン(イ・ユヨン)、この3人に訪れた眩しい瞬間に対する物語だ。今年下半期に韓国で公開される。

記者 : キム・スジョン