「神のクイズ」ユン・ジュヒ“SUPER JUNIOR ドンヘ&RAINBOW ジェギョンが気持ちを正すきっかけになった”

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写真=チョ・ソンジン記者
捜査ドラマにこれほど似合う女優がいるだろうか。端麗なルックスとは異なり、強い性格と華麗なアクションの実力を誇る彼女。リュ・ドクファンと共にOCNの代表作「神のクイズ」を引っ張ったユン・ジュヒのことだ。

ユン・ジュヒは韓国で2010年に放送スタートした「神のクイズ」シリーズで、女子刑事カン・ギョンヒ役を熱演した。カン・ギョンヒは天才外科医ハン・ジュヌ(リュ・ドクファン)とゴタゴタしながらも恋愛模様を形成してきた人物だ。昨年、シーズン2の終わりで留学に行った後、復帰した設定だった。

「神のクイズ4」は韓国初のメディカル犯罪捜査劇を標榜し、韓国大学法医官事務所のエリート医師たちが迷宮入りした謎の死を追跡し、難病にまつわるミステリーを紐解いていく過程を描いた「神のクイズ」のシーズン4だ。

―「神のクイズ4」放送終了の感想は?

ユン・ジュヒ:シーズン4は私にとって特別な意味があります。監督と役割に関する相談もより多く交わしました。作業する過程が楽しかったです。前シーズンの復習もすべて終えて撮影に臨みました。終わってから時間がかなり経っていますが、エネルギーをたくさん得てきた気がします。

―2年ぶりの復帰、大変ではなかったのか?

ユン・ジュヒ:自分に対するプレッシャーが大きかったです。従来の視聴者の期待に応えることができないのではと、怖かったです。同じ役柄ではありますが、以前とはまた違った姿を見せないといけないじゃないですか。一方では嬉しく、ときめいたりもしました。俳優たちはすでに親交のある状態でしたから。お互いを良く知っている、固い関係です。みんな新しく作っていく感じでした。

―新メンバーのSUPER JUNIOR ドンヘ、RAINBOW ジェギョンとの共演はどうだったのか?

ユン・ジュヒ:あの二人がいつも言うことがあります。迷惑をかけたくないということです。それを越える努力をたくさんしていました。気持ちを正すきっかけになりました。安易にならないようにしようと誓いました。すごく良くしてくれたので、演技の面で大変な部分はありませんでした。

―恋愛模様が本格化したが、演技じるのはどうだったのか?

ユン・ジュヒ:当然な流れだと思います。リュ・ドクファンさんがドラマで1年の間病院で寝ていました。私はその隣を1年間守った設定でした。深い関係の恋人に発展する時間ではありませんか?リュ・ドクファンさんとの共演はよかったです。そして面白かったです。年上年下カップルじゃないですか。実際はお姉さんと呼んだりしません。「ユン俳優、リュ俳優」と呼びます。

―このシーズンでも変わらないアクションシーン。女優としてプレッシャーはなかったのか?

ユン・ジュヒ:いざやっているときは良く分かりません。一日、二日過ぎてみると痣ができています。幸い大きく怪我したことはありません。ドラマが始まる前にアクションスクールで学びました。運動をして体力を育てました。また、スタミナ食で気力を補強しました。ドジョウスープをたくさん食べました。ビタミンも手放しませんでした。

―取調べでのシーンがカッコいい。どのように研究したのか?

ユン・ジュヒ:実際、警察署に行って撮影をしました。撮影は通常、週末に行われました。日曜日に事件・事故が多いのを知っていますか?週末だからそうなのでしょうか。酔っ払った人も多いです。注意深く観察しました。現場で経験を積んだのも役に立ったようです。

―「神のクイズ4」の変わらぬ人気の秘訣はなんだと思うのか?

ユン・ジュヒ:代表的なシーズン制ドラマじゃないですか。また、難病を素材として取り扱うという独特さもありますし。疎外された階層を振り返るというコンセプトでもあるじゃないですか。彼らに個人的な関心を持つのは、実は難しい問題です。「神のクイズ4」がそのような部分をちゃんと押さえていると思います。

―社会問題に関心が多そうだが。

ユン・ジュヒ:最近話題になっている事件はある程度把握しています。考えることも多くなりますし。また、犯人の立場で考えてみたりもします。もちろん、罪を無くすことは出来ませんが、それぞれの悩みはあるじゃないですか。

―女優になったきっかけが独特だそうですが?

ユン・ジュヒ:CAの準備をしていました。学校も航空学科を卒業しました。ある日、学校の模型実習室で授業していました。このとき、映画撮影がありました。飛行機が墜落するシーンを撮っていたと思います。教授の推薦でCAのエキストラとして出演しました。偶然、キャスティングディレクターの目に留まったのです。人生の中である程度決まった運命があるようです。子どものころから芸能界に関心があったわけでもなかったのに、結局夢が動きました。

―これからの目標は?

ユン・ジュヒ:より多くの作品に出演したいです。ラブコメディや悪役をやってみたいです。30歳になって、周りをより注意深く見る目が養われたようです。30代になった女優は目から変わるという言葉があります。それだけ演技が深くなるということです。私もスランプがありました。無名時代が長かったです。しかし、引き続きこの道を歩いているというのは、自分に対する信頼があるという意味じゃないですか。小さなことから感謝する気持ちを感じようと努力しています。すべてがポジティブな方向に流れていくでしょう!

記者 : キム・プルリップ