東方神起 ユンホの涙に視聴者も泣いた…「夜警日誌」で見せた巧みな感情表現

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「夜警日誌」の東方神起 ユンホが印象的な涙演技で視聴者を魅了した。これまで強靭な姿だけ見せてきた彼だったため、彼の熱い涙はさらに胸に響くものだった。

8日午後韓国で放送されたMBC月火ドラマ「夜警日誌」では、死んだ妹を恋しがるムソク(ユンホ)の姿が描かれた。

湯薬の転売権問題で牢屋に入れられたパク・スリョン(ソ・イェジ)を見て怒ったムソクは、イ・リン(チョン・イル)を訪れ抗議したが、何もしてあげることができず、ただ見守るしかなかった。

牢屋に入っているスリョンを見たムソクは、過去病気にかかっていた妹を思い返した。当時、ムソクの妹インファ(キム・ソヨン)は天然痘をひどく患っていたが、何もできなかったムソクはただ涙を流して苦い思いをするだけだった。これに対してスリョンはムソクのそばで、直接煎じた薬をインファに飲ませるなど、丁寧に看護してムソクに力になってあげた。

その後、インファを思っていたムソクは、鬼神になって自身のもとに現れたインファに会った。明るく笑っているインファを見たムソクは切ない眼差しでインファを眺めた。

いつも冷たい顔で自身の気持ちを明かすことのなかったムソクだったため、彼の悲しい家族史はさらに心痛むものだった。守りたくても守れなかった、それでただ見送るしかなかったその思い出は、まだ彼の脳裏に刻まれている。その傷があまりにも深く、さらに冷たい顔で自身の姿を隠してきたのかもしれない。

ユンホは、これまで見せたカリスマ性やアクション演技に涙演技まで追加し、視聴者に俳優として強い印象を残した。不安や悲しみに溢れる眼差しや、彼が流した熱い涙は、完全にムソクになりきったものだった。感情演技まで完璧に演じこなした彼の次の演技に注目せざるを得ない。

記者 : チョ・ミニ