B.A.P、4th シングル「EXCUSE ME」発表! 彼らの魅力が詰まった、観客も楽しめるナンバー
Kstyle |
2013年10月に1st シングル「WARRIOR」で日本でビュー後、2ヶ月のうちに新人としては異例の全国アリーナツアーを敢行し、同年の「第28回日本ゴールドディスク大賞」にて2部門を受賞。翌年4月にリリースした3rd シングル「NO MERCY」が発売初週、オリコン Weekly Chartで2位を獲得したと思えば、アジアから欧米まで10ヶ国をめぐる地球ツアーを行い、幕張メッセのワンマンライブには8500人を動員するなど、B.A.Pはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。そんな彼らが来る9月3日、4th シングル「EXCUSE ME」の日本語バージョンを、満を持して発表する。前作からこれまでの経緯、そして新作への思いについて、6人に聞いた。
「6人の呼吸が、よりぴったり合うように」
―3月のソウル公演から始まったワールドツアー「B.A.P LIVE ON EARTH 2014」は、いかがでしたか?デヒョン:数ヶ月の間に様々な場所で公演をしたのですが、いざ終わってしまうと残念で、もっと続けたいという思いが大きかったです。
ヒムチャン:最後はタイ・バンコクでの公演だったのですが、またニューヨークに戻って、もう一回始めたいなと思ったほどです。もちろんスケジュールは決まっていますから、後ろ髪をひかれる思いで韓国に戻りました。
―ワールドツアーで印象に残っている国はありますか?
デヒョン:僕たちがヨーロッパに行くのは初めてだったので、とても新鮮で面白く感じました。
―ワールドツアーを経て、グループとして、個人として、成長したなと感じたことはありますか?
ヒムチャン:6人の呼吸が、よりぴったり合うようになったと感じました。その面では成長したと言えます。
デヒョン:ヒムチャンさんと同じなのですが、個人としては、ボーカルパートをより自由に歌えるようになったと思います。これまでの姿を壊せるほど。
バン・ヨングク:僕も同じ意見です。もっと多くの国で公演をしたいなと、ツアーをするたびに思いますね。
ヨンジェ:ステージで焦りを感じることが少なくなりました。僕はボーカル担当ですから、ボーカルの部分で成長することができたツアーだったと感じています。
ZELO:僕も多くの面で成長できたと感じていますが、まだまだ不足している部分も多いですね。
ジョンアプ:数多くの公演を通じて、心の余裕を持てるようになれたと思います。
―「B.A.P LIVE ON EARTH 2014」の日本ツアーも大盛況でしたが、感想を教えてください。
デヒョン:多くのファンが訪れてくれ、本当にうれしかったです。前回よりも大きな声援を送ってくれ、拍手も力いっぱいしてくれて、胸がいっぱいになりました。何より驚いたのは、前回よりも幅広い年齢層の方が来てくれたことです。
―そのライブで、印象的だったことやハプニングなどはありましたか?
ヒムチャン:日本でのコンサートの間で、ブラジルに行く日程があったんです。ブラジルで公演を終え、日本に帰ってきたその日にコンサートがありました。とても疲れてはいたのですが、ファンの皆さんとの約束を果たすために、舞台に上がったんです。ほとんど眠ることができず、気持ちも落ち着かない状態だったのですが、それでもその日の公演は大成功。ファンのみなさんのおかげで、とても盛り上がり、僕たちも心から楽しむことができました。
―日本のツアーで「EXCUSE ME」のリリースを発表しましたが、喜ぶファンの反応を見てどうでしたか?
デヒョン:胸が熱くなりましたね。日本のファンの皆さんは、SNSを通して応援の声を届けてくれるのですが、日本の皆さんもこの曲を好きだというメッセージを見て、僕らもとてもうれしく思いました。できるだけ早く、新しい「EXCUSE ME」を聴いてほしいという気持ちが大きかったです。
「『EXCUSE ME』は、B.A.Pをうまく表現できる曲」
―4th シングル「EXCUSE ME」のリリースが決まりましたが、その前の3rd シングル「NO MERCY」はオリコンウィークリーチャート2位を記録しました。それを聞いた時どう思いましたか?デヒョン:「NO MERCY」を出した時は、日本のテレビに出るなどの活動を行うことができませんでした。その代わり、地方を回ってプロモーションをし、ファンミーティングを行っていたのですが、ファンの人たちが助けてくれてくれたおかげで、2位になれたんです。それを聞いて、最初はほんとうに驚きましたね。とてもうれしく、ありがたく思いました。
―今回の「EXCUSE ME」はどんな曲ですか? 改めて教えてください。
デヒョン:「EXCUSE ME」は、B.A.Pをうまく表現できる曲。B.A.Pのことを皆さんによく知ってもらえる曲です。自分たちも楽しく歌え、自信を持ってお届けできる一曲ですので、ファンの皆さんには喜んでもらえると思います。
―曲のポイントを教えて下さい。
デヒョン:ヒムチャンさんのパート。ファンの皆さんと、一緒に歌って楽しめる部分になっています。
ヒムチャン:僕も歌っていて楽しいのですが、何より、ファンの皆さんも一緒に楽しむことができます。簡単に歌えますので、一緒に呼吸を合わせたいですね。
―この曲の、ダンスのポイントはどんなところにあるとお考えですか。
ZELO:PVと公演ではダンスが少し違うのですが、公演でのダンスは「1004(Angel)」や「WARRIOR」のようなイメージからはだいぶ離れ、リズムに乗ってみんなで一緒に楽しめるものとなっています。
―PVを撮影される時は大変でしたか。
ZELO:ええ、何度も撮り直しました。
―ラップはどうでしたか。
バン・ヨングク:韓国語でするときよりも、日本語でラップする時のほうがより難しかったですね。特に発音が。録音する時は、日本人のディレクターが発音を直してくれました。
―日本語で歌う時は、どのように準備をしていますか?
デヒョン:発音の練習をたくさんしますね。発音が重要ですから。
―今回、カップリング曲として収録された「COFEE SHOP」「ZERO」もこれまでに人気を集めてきた曲ですが、日本語歌詞で歌ってみて、いかがでしたか?
ZELO:録音する時、メッセージを伝達することが重要だと考え、神経をたくさん使いました。他のメンバーたちもたくさん練習していました。他の国の言葉ですから、難しいのはもちろん、面白さもありました。
―ヨンジェさんはどうでしょう。「EXCUSE ME」のパートで難しかったことなど。
ヨンジェ:僕のパートは日本語と英語で半々で、日本語も既に覚えている単語が多く、難しくはなかったです。
―ジョンアプさんはどうでしたか? 「EXCUSE ME」についてどのような印象をお持ちでしょうか。
ジョンアプ:楽しく聴ける曲ですし、ライブでは一緒に歌って楽しめますから、一度ライブを体験してほしいですね。
―やはり自分で歌っていても楽しいですか?
ジョンアプ:はい、とっても楽しいです。
「やろうと思っていることを確実に表現できるようになってきた」
―韓国でデビューしてから2年半が過ぎましたが、これまで活動をしてきて何か変化はありますか?デヒョン:いろいろなことに適応できるようになり、以前より、やろうと思っていることを確実に表現できるようになってきたと思います。僕たちが望むことを、より確実に、より自由に。
―生活は変わりましたか?
デヒョン:生活はずっと変わりませんよ。時間があれば練習をして。
―それでは、隣に座っているメンバーについて、自分だけが知っている魅力を教えてください。
ヒムチャン:デヒョンさんは、とにかく義理深い人です。自分のコントロールを上手にしている。
デヒョン:ヨングクさんは、5人をうまくコントロールし、B.A.Pというグループを引っ張っているお兄さん。本当に信頼できる人です。
バン・ヨングク:ヨンジェさんは、いつでも明るい性格。運動が本当に好きで。礼儀も正しい人です。
ヨンジェ:ZELOさんは、成熟したところがありますね。マンネ(一番年下) ですから、かわいらしい面があることは皆さんもご存知でしょうが、内面ではいろんなことを考えています。今後を期待しています。
ZELO:ジョンアプさんは、人と人とのバランスをうまく調節してくれる人ですね。
ジョンアプ:ヒムチャンさんは、本当に愉快で、痛快で、とても明るい性格。食べるのも好きなんですよ(笑)。一緒にいたらずっと笑っているような人です。
―B.A.Pとして今後の目標を教えてください。
ヒムチャン:目標をつくって向かっていくのも大事ですが、それより初心を忘れることなく、自分たちだけの個性をうまくつかんで、長く活動できたらと思います。
―最後に、日本で待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ヒムチャン:「EXCUSE ME」という曲を持って、またライブをしに行きたいと思いますので、ちょっとだけ待っていてください。できるだけ早く行きたいと思っています。みなさんとぜひ、お会いしたいです。
デヒョン:ファンのみなさんが、いつでも大きな期待と愛を送ってくれるおかげで、これまで一生懸命活動できたと考えているのですが、今回の「EXCUSE ME」では、より魅力的な姿をお見せしたいと思います。いつもありがとうございます。
バン・ヨングク:皆さんとお会いできるのを、心から期待しています。
ヨンジェ:日本のファンの皆さんが、B.A.Pを心から待ってくれていることを、いつも実感しています。近いうちに「EXCUSE ME」とともに日本に行きます。ぜひお会いしましょう!
ZELO:ありがとうございます!
ジョンアプ:「EXCUSE ME」という曲は、ファンの皆さんとコミュニケーションできる曲。次のライブを、心から楽しみにしています。
(ライター:清水2000 / 撮影:AN UKHWAN)
■リリース情報
B.A.P JAPAN 4TH SINGLE 「EXCUSE ME」
2014年9月3日(水) 発売
KICM-91539 定価¥2,685+税
マキシシングル+オリジナルグッズ封入
[CD収録内容]Japanese Version にて2曲+インスト2曲 予定
・トレーディングカード1種ランダム封入
・封入特典あり(予定)
●「EXCUSE ME」 <Type-A>
KIZM-305/306 ¥1,713+税
マキシシングル+DVD
[CD収録内容]Japanese Version にて2曲+インスト2曲 予定
[DVD収録内容]「EXCUSE ME」Music Video(Japanese ver.) 他予定
【初回プレス分のみ】
・デジパック仕様
・トレーディングカード1種ランダム封入
・封入特典あり(予定)
●「EXCUSE ME」<Type-B>
KICM-1540 定価¥1,157+税
マキシシングル
[CD収録内容]Japanese Version にて3曲 予定
【初回プレス分のみ】
・トレーディングカード1種ランダム封入
・封入特典あり(予定)
※収録内容・仕様等は変更になる場合もございます。
※各タイプのCD収録M1はすべて共通楽曲となります。
※数量限定盤および初回プレス仕様は無くなり次第終了となります。確実にご購入を希望される方は2014年7月20日ごろまでにご予約される事をお薦め致します。
「EXCUSE ME」特設サイト:http://bap-official.jp/excuseme/index
記者 : Kstyle編集部、撮影 : AN UKHWAN