ソン・ジュンギの家族を詐欺の疑いで告訴した30代男性に虚偽告訴罪で有罪判決

OSEN |

俳優ソン・ジュンギの家族を詐欺の疑いで告訴した後に取り下げた30代の男性が虚偽告訴罪で有罪判決を受けた。

ソウル北部地方裁判所・第1刑事単独(パク・ジョンギル裁判官)は3日、ソン・ジュンギの兄と父親などに損害を与えた後、損害賠償を免れるために同家族が詐欺を働いたという虚偽告訴をした疑いなどで裁判を受けたA氏(36)に、懲役10ヶ月執行猶予2年を言い渡したと明らかにした。

裁判部は「被告人がソン・ジュンギ一家を詐欺罪で告訴することで、ソン・ジュンギの芸能活動に支障を及ぼし、損害賠償義務を免れようとした犯行で、その罪質が重い。特にソン・ジュンギの場合、詐欺罪で告訴されたことだけでも相当な心理的プレッシャーがあったと見られる」と判決の理由を説明した。

A氏は2011年4月、自身が運営していたショッピングモールの店舗の一部をソン・ジュンギの家族に提供し、コーヒーショップを運営できるようにする契約を締結した。契約には「ソン・ジュンギが同コーヒーショップでファンミーティングをし、コーヒーショップを宣伝する」という条件が入っていた。これにソン・ジュンギの兄は1億1千万ウォン(約1100万円)相当の資金を投資し、コーヒーショップの開店を準備したが、ビルの所有者が入店に反対し、コーヒーショップの開店が不可能になった。

これによりA氏はソン・ジュンギの家族に1億1千万ウォンを賠償することを約束したが、賠償責任を免れるためにソン・ジュンギが有名人であることを利用し、彼の家族が最初から入店による手数料を払ったり、ファンミーティングを行う意思や能力がなかったにもかかわらず、虚偽の契約を締結したとして、2011年末に告訴状を提出していた。

記者 : チョン・ユジン