パク・チャヌク監督、イタリアの男性ブランドと共にファッションフィルムを制作…上海ファッション・ウィーク閉幕式で公開

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写真=エルメネジルド・ゼニア
パク・チャヌク監督が新しい形式のファッションフィルムを披露する。

パク・チャヌク監督は、イタリア男性ブランドのエルメネジルド・ゼニアと共に短編映画を制作する。

来月発表することになる今回の映画は、3本のエピソードと最終完結編で構成される予定だ。完全版は10月22日に開催される2014上海ファッション・ウィークの閉幕式で一般公開される。

「A Rose、Reborn」というタイトルのこの短編映画は、全世界の映画人たちが共同で参加するコラボレーション形式で制作される。

制作総括は卓越したストーリーテリングと象徴的な隠喩、視覚的な要素で、ヨーロッパでもマニア層を形成しているパク・チャヌク監督が担当し、特有の独創的なスタイルを映画の中に溶け込ませることが期待される。

この他にも、日本の女優兼作家の藤谷文子と映画「Slow Slow Quick Quick」の脚本を制作した韓国のチョン・ジョンフン監督とシナリオの作業を共にした。

それだけでなく、「ブラック・スワン」「レクイエム・フォー・ドリーム」を作曲したイギリスの作曲家クリント・マンセルが音響を担当しており、アルゼンチン出身の撮影監督ナターシャ・ブライエ(Natasha Braier)もプロジェクトに参加し、映画の完成度をさらに高めることが期待される。

映画の出演陣も公開された。「ブラッド・ブラザーズ -天堂口-」「四大天王」に出演した俳優ダニエル・ウー(呉彦祖)と「アメリカン・ハッスル」「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」に出演した俳優のジャック・ヒューストンが出演する。

パク・チャヌク監督は、今回のエルメネジルド・ゼニアとのプロジェクトについて「エルメネジルド・ゼニアというブランド、そして世界的なファッションデザイナーのステファノ・ピラーティと共にする作業にとても胸がわくわくしており、期待している。このプロジェクトを通じて新しい世代、そしてその世代が文化と地理的な限界を飛び越え、さらに革新的かつ柔軟な態度を持つことが望まれるビジョンを共有したい」という個人的な感想を伝えた。

映画の公式予告編は、来月9日に公開される予定だ。

記者 : キム・ミリ