ユン・ジョンシン、村上春樹の小説「女のいない男たち」にインスパイアされた新曲公開

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写真=MYSTIC89
別れを恐れる男に扮したチョン・ウソンの顔を捉えた「月刊ユン・ジョンシン(尹鍾信)」のミュージックビデオが公開された。

27日、ユン・ジョンシンの所属事務所側は「26日午後10時にユン・ジョンシンが自身のSNSに『月刊ユン・ジョンシン』8月号『女のいない男たち(副題:夜明けの電話)』のミュージックビデオを掲載した」と明かした。

公開された映像には別れた恋人から別れの理由を聞くのが怖くて、夜明けの電話を受けられない男の姿が映っている。しかし、結局受話器を持つ男の戸惑う気持ちを描いている。男を演じるのは俳優チョン・ウソンだ。

所属事務所の関係者は、「ユン・ジョンシンが戸惑う男の姿を表現したとすれば、チョン・ウソンはビデオの後半で戸惑いながらも結局受話器を持って『もしもし』と言う男を演じた」と説明した。

またユン・ジョンシンはTwitterに「明日出版される村上春樹の小説『女のいない男たち』を読み、2000年から2004年までの貧乏くさかった4年間を思い出して、同じタイトルの歌を作ってみた。ミュージックビデオも当時の部屋と同じ感じで飾った空間で撮影した」と説明した。

「月刊ユン・ジョンシン」8月号は村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」から影響を受けて誕生した。タイトルを小説と同じ「女のいない男たち」に決めただけでなく、カバーイメージと歌詞の内容も小説内容と関連している。ユン・ジョンシンが小説からインスピレーションを得て曲を作ったことが知られた。

記者 : キム・イェナ