アイドル上半期成績表…この半年で最も活躍したグループは?

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公式ファンクラブ230万人を超えたEXO…個人活動が活発なINFINITE

今や、アイドル全盛時代だ。音楽はもちろん、バラエティ、映画、ドラマまで、アイドルの手が届かないところがない。アイドルの影響力は更に大きくなり、それだけ競争も激しい。その中で本業に充実しながらも自身の立場を強固にしているホットなアイドルを選び、彼らの活動を振り返った。


EXO:アルバム販売量、個人活動など、完璧な水準

EXOは今年最もホットなアイドルだ。今月5日にデビュー2年目にして公式ファンクラブ“EXO-L”の募集を始めると、所属事務所のHPが麻痺したほどだ。25日現在の会員数は232万人を越えている。これは80万人の会員数でギネスに掲載された東方神起のファンクラブ“カシオペア”を上回る数だ。

また、5月に開催されたEXOの初の単独コンサート「EXO FROM . EXOPLANET #1 - THE LOST PLANET」は、3回の公演で4万2千人あまりの観客を動員した。コンサート当時、チケットを購入できなかった現場のファンのために、スクリーンでコンサートを中継するハプニングもあった。EXOは続く台湾、中国などでも成功裏にチケットを完売させながらコンサートを終えた。

アルバムランキングも制覇した。上半期を基準に5月にリリースされた2ndミニアルバム「中毒(Overdose)」のEXO-Kバージョンは、38万枚で1位を記録した。また、音楽番組でも5つのトロフィーを受賞して強さを見せつけた。しかし、アルバムチャートでは振るわなかった。GAONチャートの上半期の決算で「中毒」は15位にとどまった。

メンバーのソロ活動も目立つ。ディオはSBSドラマ「大丈夫、愛だ」でハン・ガンウ役としてチョ・インソンと共演し、“俳優ト・ギョンス(ディオ)の再発見”という好評を受けている。また、ルハンは中国のSNSであるWeibo(中国版Twitter)で最多コメント数を記録してギネスに掲載された。また、中国映画「20歳よ、もう一度」に出演し、俳優としても活動している。このほかにもメンバーたちはサウンドトラック、バラエティ、MCなど、多彩な魅力をアピールしながら精力的に活動をしている。

また、今年の頭にMBC every1のバラエティ番組「EXO's SHOWTIME」が人気を集めたことに続き、今月15日から韓国で放送をスタートしたMnet「EXO 90:2014」を通じてファンにより一層近づいている。


B1A4:本業に充実したアイドル、海外メディアの絶賛まで

B1A4の人気は依然として熱い。先月21日から放送されたMBC MUSIC「B1A4のある素敵な日」は、視聴率1.5%を記録し、順調なスタートを切った。今年2月に開催されたB1A4の3回目の単独コンサート「2014 B1A4 CONCERT [THE CLASS]」もチケット販売開始からわずか1日で全席完売を記録した。

彼らはコンサートで文具の寄付、校内暴力の根絶などを掲げ、青少年ファンにメッセージを伝えたこともある。B1A4は8月の台湾、上海を皮切りに、9月のマニラまで続く海外コンサート「2014 B1A4 Road Trip,READY?」を開催する。

アルバムランキングでも強みを見せた。1月13日に2ndフルアルバム「Who Am I」のタイトル曲「Lonely」で音楽配信ランキング1位、音楽番組で8回も1位にランクインした。また、韓国はもちろん、日本の有名レコード販売店でも韓国及びアジア圏のウィークリー販売ランキングで1位を獲得した。韓国でのアルバム販売量は、上半期を基準に12万6702枚で6位にランクインした。

続いてリリースしたジニョンの自作曲の「Solo Day」は、KBS 2 TV「ミュージックバンク」、Mnet「M COUNTDOWN」、MBC MUSIC「SHOW CHAMPION」で1位を獲得した。しかし、Girl's Dayの「DARLING」との競争で連続でトロフィーを受賞することには失敗した。

「Solo Day」のおかげで海外のメディアからも絶賛された。B1A4の所属事務所によると「アメリカのメディアDigital JournalとKUAM Newsなどに、7月28日(現地時間)付けで『音楽を直接作曲するクリエイティブなK-POPスター』と好評する記事が掲載された」と伝えた。

B1A4はとりわけバロとジニョンのソロ活動が目立つ。SBSドラマ「神様がくれた14日間」でキ・ヨンギュ役を演じたバロは、放送終了後、百想(ペクサン)芸術大賞のテレビ部門で男性新人演技賞にノミネートされた。また、ジニョンは映画「怪しい彼女」のパン・ジハ役で観客動員数800万人突破の俳優となった。


INFINITE:コンサート、MC、演技まで挑戦

“公演アイドル”と呼ばれるINFINITEは、今年大規模なショーケースからコンサートまで開催した。5月に2ndフルアルバム「SEASON2」を披露してから、韓国、日本、台湾の3ヶ国で大規模のショーケースを開催し、昨年の小劇場コンサートを「あの年の夏2」というタイトルで再び開催した。7日間にわたって行われた公演はチケット販売開始直後に全席完売となった。

INFINITEは特にアルバムで強かった。「SEASON2」のアルバム販売量は15万6091枚でGAONチャートの上半期決算で5位にランクインした。また、2ndフルアルバムのリパッケージアルバム「Be Back」は9万3045枚を記録し、GAONチャート7月のランキングで2位にランクインした。「SEASON2」のタイトル曲「Last Romeo」は日本タワーレコードの全店舗総合シングルランキングで1位を獲得した。

今年はとりわけソロ活動も活発だった。今年3月、ウヒョンはSHINeeのキーと一緒にToheartとして活動し、アルバム販売枚数7万3463枚を記録し、上半期のアルバムランキングで13位となった。また、ウヒョンとソンヨルの演技への挑戦も目立つ。2人は現在、KBS 2TVドラマ「ラブオン・ハイスクール」で女優キム・セロンと共演している。しかし、視聴率は今月22日の放送基準で2.5%と低迷している。

このほかにもエルはMBCドラマ「ずる賢いバツイチの恋」に出演し、SBSドラマ「僕には愛しすぎる彼女」にもキャスティングされた。また、ソンジョンは今月からMnet「スーパーアイドルチャートショー」を進行を務めている。


SISTAR:集まっても、ばらばらでも音楽配信の強者

SISTARは集まっても、ばらばらでも音楽配信において強かった。「TOUCH MY BODY」でカムバックし、音楽配信サイトのgenieとSoribadaのウィークリーランキングで2週連続1位を記録した。また、「ミュージックバンク」では3週連続1位、「人気歌謡」でも8月第3週目に1位を獲得した。また、MVも再生数900万回を突破して話題を集めた。

ソロ活動も豪華だった。特に、ソユは歌手ジョンギゴとのデュエット曲「Some」で、今年上半期の音楽配信ランキングの決算で1位を獲得した。ヒョリンはガールズグループとしては初めてMBC秋夕(チュソク:日本のお盆に当たる韓国の祭日)特集番組「私は歌手だ」にキャスティングされ、リードボーカルとしてのプライドを守った。

ダソムとボラは演技に挑戦した。ダソムはKBS 1TVドラマ「愛は歌に乗って」で一気に主演にキャスティングされ、視聴率30%を上回る人気を集めた。ボラはSBSドラマ「ドクター異邦人」で脱北した女イ・チャンイを演じ、個性的な演技を披露した。


Girl's Day:セクシーからキュートまで、音楽業界を制覇…ソロ活動は惜しい

Girl's Dayはデビュー4年目にして時のグループに浮上した。7月に開催した単独コンサート「SUMMER PARTY」は、SBS MTV「THE SHOW:ALL ABOUT K-POP」と日本のTBSで放送され、大いに注目された。

また、Girl's Dayは今年上半期の音楽番組を制覇した。寒い冬に「Something」でランキングを席巻し、夏には「DARLING」で熱さを忘れさせた。「Something」では6つのトロフィーを、「DARLING」では2つのトロフィーを獲得した。

「DARLING」はリリース直後に10の音楽配信サイトのリアルタイムチャートで1位にランクインした。MVも再生数670万回を記録し、大きな関心を受けた。しかし、これはf(x)の「Red Light」、SISTARの「TOUCH MY BODY」よりは低い数字だ。アルバム販売量は「GIRL'S DAY EVERYDAY#4」が1万8362枚で上半期決算アルバム販売ランキング46位に止まった。

MBCバラエティ番組「私たち結婚しました」に出演するユラのほかに、目立つ活動をしているメンバーがなく、ソロ活動の成績は惜しい。しかし、最近ソジンがTV朝鮮のドラマ「最高の結婚」に出演すると報じられて期待を集めた。Girl's DayはこれからもMC、演技などのソロ活動に集中するという意思を示した。

記者 : パク・ミニョン、写真 : イ・ジョンミン、Mnet