「自由が丘で」加瀬亮&キム・ウィソン、実際にお酒を飲んで飲酒シーンを撮影…現場写真を公開

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写真=映画「自由が丘で」スチールカット
映画「自由が丘で」(監督:ホン・サンス、制作:映画製作チョンウォンサ)が加瀬亮とキム・ウィソンのスチールカットを公開した。

好きな女性クォン(ソ・ヨンファ)を探すためにソウル北村(プクチョン)に来た日本人モリ(加瀬亮)は彼女の家の近くのゲストハウスに泊まることになり、そこで気さくで情深いサンウォン(キム・ウィソン)に出会う。サンウォンはモリに経理団(キョンリダン)を紹介するために一度、そして気分転換のためにもう一度家近くの焼肉屋で一緒にお酒を飲む。

モリはお酒を飲みながら「今、あの人に会いたいです」とクォンを恋しがる気持ちを打ち明けたり、一緒にお酒を飲むことになった外国人に妻と一緒に暮らしていることが羨ましいと話したりする。

また、彼女を探すべきではないかというサンウォンの質問に「彼女に会えるかどうかは構いません。大事なのは僕が彼女のことを探しており、考えているということです」とクォンを探す切ない気持ちを告白する。

このようにモリの率直な気持ちがうかがえるこの飲酒シーンは、ホン・サンス監督の映画で欠かせない白眉として挙げられてきた。時には俳優たちが実際にお酒を飲みながら撮影をすることもあり、お酒に弱い加瀬亮も飲酒撮影を避けることはできなかった。

顔が赤くなり、体が辛い状況だったが、加瀬亮は素晴らしい集中力で台本を覚えて演技指導を受けながら撮影に臨んだ。また「豚が井戸に落ちた日」「北村方向」などですでに飲酒撮影の経験があるキム・ウィソンは、撮影現場をうまくリードした。

二人の努力の末に誕生した飲み会シーンの中に、賑やかな雰囲気と率直な対話がどんな風に描かれているのかが今から観客をときめかせている。特に、作品ごとに観客に忘れられない飲酒シーンを披露したホン・サンス監督が「自由が丘で」ではまたどんな率直な対話でシーンを仕上げたのかに期待が集まっている。

「自由が丘で」は人生において重要だった一人の女性を見つけるために韓国を訪れたモリがソウルで過ごした数日間を描いた作品だ。韓国で9月4日に公開される。

記者 : キム・スジョン