MYNAMEが語る過去・現在・未来「自信はいつもあります」
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9月から6都市を巡るライブツアーをスタートさせるMYNAME。7月31日に開催された2周年記念ファンミーティング「MYNAME 2nd ANNIVERSARY FANMEETING “HAPPY”」の翌日、デビュー当時から一回りも二回りも成長した彼らに、過去・現在・未来について尋ねた。
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【PHOTO】日本デビュー2周年を迎えたMYNAME「僕達を信じて応援してください」
インス:すごく印象的で良いイベントになったと思います。2周年を記念して中野サンプラザでファンミーティングを開催できただけでも幸せです。本当にありがたいと思っています。日本では最初300人のお客さんからスタートしましたが、今ではもうファンが凄く増えました。ファンの皆さんからパワーを貰えましたし、これからももっと頑張っていこうと思いました。
―イベントの中で印象に残っている出来事は何がありましたか?
チェジン:皆さんと一緒にゲームをしたことが一番印象に残っています。罰ゲームで哺乳瓶でドリンクも飲みました(笑)
―キヨミプレイヤーもされていましたが、ファンの前で披露するのはいかがでしたか?
全員:恥ずかしかったです。
セヨン:(愛嬌たっぷりなポーズをしながら)僕は恥ずかしくなかったです(笑)
―8/7には、ジュンQさんのバースデーファンミーティングも開催されますね。8/9が誕生日のことですが、毎年メンバーだけで何か特別なイベントはしますか?
セヨン:いや~…… もうずっと一緒に住んでいますから、そんなことはしないですね(笑)
インス:最初の頃はちょっと演技で「イエ~イ!」と言ったりしていたんですが、今は本気で……(親指を立ててドヤ顔をするインス)
セヨン:やっぱり誕生日はおめでたいことですよね。(ジュンQの肩を叩きながら)おめでとう!
ジュンQ:ありがとう。
セヨン:終わり(笑)
インス:プレゼントはあげません(笑)
―ジュンQさんはバースデーファンミーティングに期待していることはありますか?
ジュンQ:その日は僕が主人公じゃないですか。だから、早くファンの皆さんに会って話がしたいです。
インス:それじゃあ一人で……(笑)
セヨン:お兄さん二人(インスとコヌ)は行かないで、一部と二部に僕とチェジンが一人ずつ出るのはどうですか?(笑)
ジュンQ:僕はあんまりおもしろい人じゃないから……(笑)
― 一人だと照れちゃいますか?
セヨン:いや、照れるというよりも絶対に緊張します(笑)
ジュンQ:日本語は難しいので……(笑)
セヨン:韓国語でも同じです!(笑)
―皆さんにお祝いされながら、楽しい一日を過ごしてくださいね(笑)
「昔はただがむしゃらに突っ走っていました」
―韓国デビューから3周年、そして今回日本デビューから2周年を迎えましたが、当時と今で変化はありますか?コヌ:やっぱり歳を重ねるごとに成長してきたと思います。昔は何でもかんでもがむしゃらに一生懸命突っ走るようにやってきたんですが、今は目標を成し遂げるために一つのことに集中できるようになりました。
インス:デビュー前はデビューが目標だったんです。デビューしてから1年くらいは正直ちょっとバタバタしていて…… 音楽番組に出て日本の活動をしてイベントに出て、また戻って音楽番組に出て、という風に慌ただしく活動していました。1年を過ぎた頃にはMYNAMEとしての目標もはっきり決まってきました。メンバーたちともたくさん話していますが、日本での目標は東京ドームです。それを目指して頑張っています。韓国ではやっぱり音楽番組で1位になることが目標で、メンバーやスタッフみんなで一生懸命頑張っています。
―東京ドームの目標は2年前のインタビューでも話していましたね。メンバーで話し合う時はどういう風に話し合うんですか?
インス:真面目に現実的な話をします。定期的にミーティングもしますし、イベントの後なども反省会をしています。皆さんが想像する以上にたくさん話し合っていると思います。
セヨン:目標の話は真面目じゃなくちゃダメですから。
インス:歌手になるという共通の目的を持って集まったメンバーだからそういう話はいつも真面目に真剣に話しています。
―2年前とすごく雰囲気が変わった気がします。もちろん2年前も真面目だったんですが、さらに目標が確かなものになって、ステップアップしたような気がします。
全員:ありがとうございます。これからも頑張ります!
“学ぶことがたくさんあったライブハウスツアー”
―5月には、小さめのライブハウスをまわるツアーを行いましたが、いかがでしたか?セヨン:小さいライブハウスは初めてでした。これまでNHKホールなどもっと広い会場でもライブをしたことがあって、正直最初は“なんで小さいところでやるんだろう?”と思ったりもしました。でも、実際にライブハウスでやってみて、ファンの方との距離感も近いし、コンサートというよりもマイガール(MYNAMEのファン)と一緒にパーティーをするような感じで、ライブハウスも本当に魅力がいっぱいあるんだなと実感しました。
―感じる空気感なども違いますか?
全員:全然、全然違います!
インス:熱気がすごいですし、皆さんが1時間20分ずっとジャンプしていて……。
セヨン:一番後ろにいる人も見えましたし、本当に一つになったという感じでした。やって良かったです。
―ライブハウスを経て、再び9月から全国ツアーが始まりますが、5月のライブハウスツアーで得たものはありますか? パフォーマンスへの影響などはありましたか?
セヨン:正直、前はコンサートの準備をする時、ひたすら練習だけを本当に頑張ってやっていたんです。でも最近はどうやればもっとかっこ良く見せられるのか、考えながら練習するようになって、それが一番成長したことじゃないかと思います。
ジュンQ:僕は感じることがたくさんありました。大きい場所の時はいっぱい練習をしても本番では緊張してしまって、準備したことだけをひたすら見せることしかできなかったんですが、ライブハウスの場合は小さいので、遊ぶような感じでした。メンバーたちのアドリブも大事になりますし、台本やステージで見せることなど、感じることがたくさんありました。
インス:ライブハウスは色んなことがいきなり起こるので、上手くアドリブを入れないといけないんです。ジュンQは元々それができなかったんですが、前回のライブツアーで成長して、今は自然にどんなアドリブでも……。
―どんなアドリブでも?(笑)
インス:……まだちょっとだけ問題はありますが(笑) 今はもう大丈夫です!
―アドリブについて具体的なエピソードはありますか?
セヨン:昔の曲を説明する時があって、曲のタイトルでギャグを作ったりしたんです。アドリブでギャグをするとファンの皆さんも喜んでくれました。
―どんなギャグですか?
セヨン:それはコヌさんの担当です(笑)
コヌ:(むせる)
インス:(笑) 例えば、「Anonymous(アノニマス)」という曲を紹介するとき、「マウスがないマウスがない、なに? マウス。なに? マウス……Anonymous」という風にやったりしました。
―オヤジギャグですか?(笑)
インス:はい、それが大盛況でした(笑)
セヨン:今の雰囲気じゃ面白くない(笑)
インス:今はダメだね(笑)
「新しいファンを獲得するために頑張りたい」
―これまで2年やってきて、一番印象に残っているライブはどれですか?セヨン:僕達の単独ライブではないんですが、日本デビューしてすぐに東京ドームで「K-DREAM LIVE」というコンサートに出演したんです。あの時は東京ドームのステージに立つことがどれほどすごいことなのか分かっていなかったんですが、実際に立ってみて、どうして東京ドームが夢の舞台と言われるのか実感しました。あれから目標も東京ドームになりましたし、一番印象に残っています。
インス:僕は意外と神宮花火大会です。花火も凄く印象に残っていますし、チケットもソールドアウトするほど盛り上がったイベントで…… またぜひ出たいです。今もし同じチャンスをいただけたら、メンバーも日本語がすごくレベルアップしましたし、もっと良いステージをお届けできるんじゃないかと思います。
―自信がついた感じですね。
インス:自信はいつもあります。でも、謙虚に頑張って行きたいと思います。
―今年もお台場新大陸ライブや逗子フェスなど、日本の夏フェスに出演が確定していますが、それに向けて特別に準備していること、楽しみにしていることはありますか?
セヨン:お台場は初めてじゃないので、みんな少し余裕があります。逗子のフェスもこれまでにも海でやったことはありますが、5人全員、海が好きなので、すごく楽しみです。
インス:日本の夏のイベントに出るのは少し久しぶりなので、いろいろ思い出しながら、熱いステージを披露したいと思います。新しいファンを獲得するために頑張りたいです。
―新しいファンに、MYNAMEのどんなところをアピールしたいですか?
ジュンQ:僕らの曲です。初めて聞く方もいっぱいいると思いますし。
センス:歌詞がいい曲やパフォーマンスがかっこいい曲など、たくさんあります。初めて聞いた人でもマイガールと一緒にジャンプしながら一つになれる曲もいっぱいあるので、それも楽しみにしていて欲しいです。
―では、MYNAMEを知らない人でもファンにさせるキラーチューンを1曲教えてください。
全員:「SUMMER PARTY」です!
セヨン:サマーだから。
インス:盛り上げやすいですね!ファンを作るために頑張ります!
―9月からの全国ツアーに向けて意気込み、見どころを教えて下さい。
ジュンQ:まだ披露したことのない曲も9月のライブで見せる予定です。他にもいろんなことを準備しています。
インス:ライブハウスツアーとライブホールツアーの日程が近いので、ファンの皆さんは何が違うのか気にされていると思います。どういう風にすればファンの皆さんが喜んでくれるかをスタッフと僕らでずっとミーティングして考えています。新しい魅力を見せるために頑張って準備しています。
ジュンQ:このインタビューの後も、ミーティングです。
―何か9月のツアーについて、話せる見どころはありますか? ファンが楽しみにしていると思うのですが。
インス:アルバムにはひとりひとりのフィーチャー曲があるんですが、ファンが一番聞きたいことは、それを歌うか歌わないかということだと思います。それについて今からメンバーで意見を出し合ってミーティングしますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。
「メンバー同士、未来について語る時が一番楽しい」
―この3年で様々な活動をしてきたと思いますが、振り返っていかがですか?インス:いろんな先輩がいますが、その先輩方がいつも言っているのは、デビュー1年2年ではまだわからないかもしれない、ということです。それが今、どういう意味だったのかを実感しています。もっと準備しなければいけないし、もっと成長しないといけないということがわかってきて、リーダーと最年長の僕の二人で、メンバーと一緒にいつも厳しく話し合っています。今までやってきたとおり、直すところは直しながら、これからももっと自分たちに厳しくMYNAMEというものを作っていきたいです。
―では、この3年間でMYNAME的3大ニュースを上げるとしたら何ですか?
セヨン:うーん…… 一つはデビュー。二つは日本デビュー。三つ目は初めてのコンサートです。
インス:オリコン2位はどうですか?
セヨン:4つになっちゃいますよ(笑)
インス:4大ニュースにしましょう(笑)
―オリコン2位を聞いた時はどうでしたか? なかなか日本のアーティストでも難しい記録ですが。
セヨン:信じられなかったです。
インス:あの時は握手会が終わってからお祝いしました。当時は正直オリコンでTOP5に入るということがどれだけ難しいことなのかわかっていませんでした。でも、日本のアーティストでも難しいことですよね。なかなかできないことだから、嬉しかったです。でも、本当の目標は1位なので、これからのアルバムにも集中して、1位になれるように頑張って行きたいと思います。
―デビュー当時から、メンバー間の関係性など、変化はありましたか? インスさんがお母さん、コヌさんがお父さんという役割は変わりましたか?
インス:昔は、新人だったのでコヌと僕が一番上で末っ子たちを厳しく指導していました。例えば、インタビューが終わった後は直すところをすぐに言って怒ったりしていたんです。でも今はその担当がなくなって、メンバーそれぞれが自分で考えているので、パパやママという担当はなくなりました。
―生活も変わりましたか? 前はインスさんが洗濯物を拾ったりしてお母さんの役割をしていたと話していましたが。
インス:今はもう別々です。成長したので個人個人でやっています。もう一緒に暮らして長いですから、みんな何をやったら嫌がるのか分かっています。
―もう本当の家族ですね。それでは一緒に暮らす中で、何をしている時が楽しいですか?
インス:そうですね…… 一緒に運動をしている時とか、ご飯を食べたりしている時ですね。でも一番は、未来について語る時です。お金持ちになる未来とか……。
セヨン:みんなで想像しながら話しています。
―皆さんの盛り上がっている様子が想像できました。チェジンさんは今年高校を卒業されて周りの環境も変化したと思いますが、大変だったことや楽しかったことなどはありますか?
チェジン:高校生だった頃は、学校に行けば友達がたくさんいたんですが、今はもう友達にあまり会えなくなってしまったので寂しく思っています。でも、逆に朝寝坊できるようになったことは嬉しいです(笑)
―他の皆さんはチェジンさんが高校を卒業して変わったなと感じることなどはありますか?
インス:あまり変わったような気はしません(笑) でも、最近チェジンは犬を飼い初めて、新しい末っ子ができました。自分が末っ子なのは寂しいからって(笑) でも近頃ちょっと忙しくなって、犬のフンとかの掃除が行き届いていません。でも可愛いです。
―みんなで飼っていることになるんですか?
チェジン:主人は僕です。プードルなんですが、すごく可愛いです。
インス:でも犬は、誰が主人なのか見分けがついていません(笑)
「やっぱり歌手として認められたい…東京ドームは変わらない目標」
―日本の映画にもメンバーで主演されましたが、今だから話せる、当時の面白いエピソードなどはありますか?セヨン:今もまだまだですが、あの時はもっと日本語ができませんでした。今だったらこの単語はこんな感じか~と考えながらできるんですが、当時はわからない単語ばかりで、どんな気持ちで演じたらいいのかわかりませんでした。日本語はただ暗記しただけで言ったセリフもあるので、今見ると少し残念ですね。
ジュンQ:僕は女の子と二人で演じるシーンがあったんですが、その時正直ぎこちない感じでした。演技をしながらも、頭の中は台本のことでいっぱいでした。
インス:正直僕は映画を撮りたくなかったんです。演技に興味がなくて。今もあんまりないんですが、最初は本当にしょうがなくやった感じでした。でも今思うとすごく残念です。今だったらもっと集中して撮るのにと思います。映画を撮ってから、少し演技に興味が出てきました。今もやりたいというわけではありませんが、今やったら前回よりもっと上手くできると思います。
―アーティストの人たちはよく、演技をやるとパフォーマンスにも生きてくると言いますが、それに関してはどうでしたか?
インス:歌詞の内容に集中できるようになりました。演技をしてから、以前よりもいい表現ができるようになった気がします。
セヨン:歌は声で演技することで、ダンスは身体で演技することですよね。だから歌手にとっては演技も大事だと思います。僕は元々演技が好きだったのですが、映画に出演して、ステージの上でもさらに感情が表現できるようになりました。
―映画に出演して、日本語もいっぱい覚えたんじゃないですか?
インス:正直覚えてないです(笑) それを言葉として覚えてやったわけではなくて、それをそのまま暗記して演技していました。
―メンバー同士お互いの演技を見ることはなかなかないと思うのですが、どうでしたか?
インス:やっぱりセヨンが一番上手いですね。経験は無視できません。だからセヨンがいろんなアドバイスをしてくれてその通りやったんですが、監督はあんまり満足してくれませんでした(笑) でも、本当にいい経験になりました。ちょうどその後に韓国で「Baby I`m Sorry」のMVを撮ったんですが、その時の経験が活きて、メンバーの演技のクオリティが上がりました。
―他にも音楽番組だけでなくバラエティなどでも幅広く活躍していますが、一番自分に合っていると思った分野、これから挑戦したい分野などはありますか?
インス:僕は歌手だから、やっぱり一番は歌手として成功したいです。それから、ミュージカルにも興味があります。挑戦してみたいです。
ジュンQ:僕も音楽が一番合っていると思います。作曲とかも頑張って挑戦したいです。今はアマチュアだけど、プロになりたいです。
インス:プロの前にセミプロがあるよ(笑)
ジュンQ:(笑) 一つ一つレベルアップしていきたいです。
チェジン:僕はいろんなことをやりたいです。演技も音楽も全部。
インス:チェジンはまだ若いからチャンスがたくさんあります。
―みんな若いですよ(笑)
セヨン:僕は、歌手として成功することももちろんですし、演技もバラエティもずっと挑戦し続けたいです。
コヌ:僕は自分が歌手だと思っていますし、歌手として認められたいです。ずっと歌手でありたいと思います。
―MYNAMEとしてこれからの目標を教えてください。
全員:東京ドームです!
コヌ:ナゴヤドーム!
セヨン:僕は札幌ドームです!
チェジン:大阪ドーム!
―ドームツアーですね(笑)
セヨン:そうです! でもその前にたくさん階段があるので、アリーナも武道館も全部目標になると思います。
インス:高い目標を掲げたら、他の目標がどんどん生まれるんです。
セヨン:じゃあ僕はハリウッドです!
コヌ:ハリウッドに行って……写真を撮って……終わり?(笑)
全員:(笑)
―最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
インス:誰もがいつ終わるか分からない歌手として、最後まで本当に頑張って色んなパフォーマンスやステージをお見せしますので、僕達を信じて応援してください。MYNAMEはこれからも頑張っていきますので、たくさん愛してください。ありがとうございました!
【MYNAME ライブツアー情報】
MYNAME LIVE HOUSE TOUR 2014“WOW!”vol.2
9月11日(木)新宿BLAZE(東京)
9月13日(土)広島CLUB QUATTRO(広島)
9月14日(日)福岡 DRUM LOGOS(福岡)
9月21日(日)仙台 Rensa(宮城)
MYNAME JAPAN 2nd HALL TOUR 2014
9月19日(金)Zepp Nagoya(愛知)
9月20日(土)Zepp Namba(大阪)
9月28日(日)日本青年館(東京)
9月30日(火)渋谷公会堂(東京)
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記者 : Kstyle編集部、写真 : 前手秀紀