WINNER、デビュー曲「Color Ring」MV公開…少し早めに出会う秋の感性

OSEN |

YG ENTERTAINMENT(以下YG)の新しいボーイズグループWINNERがデビュー曲「Color Ring」で切ない感性を表現した。

WINNERのデビューアルバム「2014 S/S」のタイトル曲「Color Ring」のミュージックビデオが12日0時公開された。WINNERのメンバーたちは過去の恋人に対する恋しさで苦しむ男に扮した。電話に出ない恋人の代わりに耐えず鳴り続けるカラーリング(携帯の待ち歌)で切なさを表現した。

ミュージックビデオは恋人を手放してしまったメンバーの姿からスタートする。別れとともに降りだす雨は、惨めな彼らの気持ちを物語る。出ない電話をかけ続けるカン・スンユン、彼女にあげるプレゼントがいっぱい置かれている部屋に横たわり電話をかけようかかけまいか迷うナム・テヒョン等のメンバーは、それぞれ様々な姿で痛みを表現した。

後半には深い感情演技でさらに切なさを高めた。雨に降られながら跪いて嗚咽するカン・スンユンの姿や、バスタブと水の中で別れの悲しみを表現するメンバーたちの演技が印象的だ。雨の中で悲しみに暮れ結局背を向けるソン・ミノ。未練が残っているように何度も振り返りながら去っていくが、彼が去った後、彼が捨てた携帯電話が鳴ることでミュージックビデオが終わった。短いが余韻が残るエンディングだった。

その他にも高層ビルに包まれた夜景など、都会的な背景によりミュージックビデオはさらに洗練されたものになった。メンバーたちの衣装や小物もすべてモノトーンだった。また「今回が最後、最後と言いながらもう一度かけてみる」「なぜ今になって、僕のそばにいない、なぜ今になって、こうやってこの曲の悲しい歌詞に泣いている」「あの時手をつなげていれば、背を向けた君を引き止めたなら、今ごろこの曲の代わりに恋しい君の声を聞いていただろう」等、共感できる叙情的な歌詞がメンバーたちの演技と調和し感性を最大化した。

WINNERは14日、デビューアルバム「2014 S/S」を発表し、15日YGファミリーコンサートを通じて正式にデビューステージを披露する。WINNERは「2014 S/S」に収録されたダブルタイトル曲「empty」と「Color Ring」で活動を繰り広げる予定だ。

記者 : キム・ユンジ