「JYP NATION」異色ユニットからヒット曲パレードまで…家族全員で暑さを吹き飛ばす(総合)

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写真=TVレポート、JYPエンターテインメント
代表がステージを率いて、家族になって4ヶ月の末っ子が参加した。誰の歌なのか、誰が歌うのかなんて重要ではなかった。家族という名で皆が同じステージに上がり、にぎやかな時間を作った。JYPの全員、そして観客が楽しむファミリーのお祭りだった。

9日午後、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で「2014 JYP NATION-ONE MIC」が開催された。JYPエンターテインメント(以下JYP)の代表パク・ジニョン並びに所属歌手2PM、2AM、ソンミ、HA:TFELT(Wonder Girlsのイェウン)、miss A、ペク・アヨン、15&、GOT7、バーナード・パクなど、全員が参加した。

6000人の観客の前でJYP所属アーティストたちはそれぞれの発表曲及び様々な形態のユニットステージを披露した。これまで見せたことのないコラボレーションステージもファンの満足度を高めた。

コンサートはパク・ジニョンのピアノ演奏で始まった。自身の曲「僕から離れないで」をミディアムテンポにアレンジし、後輩たちとの調和に焦点を合わせた。続いて、2PMの曲「この歌を聞いて戻ってきて」を出演者が一緒に歌い、これから繰り広げられる華麗なステージを予告した。

デビュー曲からヒット曲まで…多彩なJYPレパートリー

ソロステージの1番走者はパク・ジニョンが務めた。パク・ジニョンは「君だけさ」「Honey」を情熱的に歌い、ウォーミングアップを行った。本格的なデビューを控えているバーナード・パクはステージデビューを果たした。SBS「日曜日は楽しい-K-POPスター」シーズン3以降、久しぶりに姿を現したバーナード・パクはmiss Aのスジとのデュエットで初々しい魅力を発散した。

バーナード・パクと同じオーディション番組出身であるペク・アヨンとパク・ジミンのステージが続いた。ペク・アヨンは爽やかで甘い女性の歌声を披露したとしたら、パク・ジミンはペク・イェリンと結成した15&として爆発力のある歌唱力を披露した。デビュー1年目のグループGOT7はデビュー曲「Girls Girls Girls」に合わせ、ダイナミックなパフォーマンスを披露した。公演の間、GOT7の二人のメンバーJr.とJBは以前デュエットで活動したJJ Projectの曲も披露した。

現在活動しているJYP内の唯一のダンスガールズグループのmiss Aは高級感のあるセクシーさを担当した。4人のメンバーはセクシーでありながらも節制された成熟さでステージマナーを見せ付けた。Wonder Girls出身のソロ歌手ソンミとイェウンはまったく異なるステージを披露した。ソンミが魅惑的で妖艶な雰囲気をアピールとしたら、シンガーソングライターHA:TFELTへの変身を宣言したイェウンはワイルドなロッカーとして深まった感性を噴出した。

JYPの兄貴グループ2PMと2AMは異なる雰囲気で観客たちに見どころと聞く楽しさを交互に届けた。2PMが情熱溢れるダンスナンバーで場内の雰囲気を盛り上げ、2AMは優しいハーモニーで落ち着きがありながらも洗練された男の魅力を強調した。

初々しかったり、セクシーだったり…異色の組み合わせJYPユニットステージ

JYPのアーティストたちは所属グループや先輩、後輩を分けない融合を試みた。放送で見られなかった男女カップルを組んだステージと女性歌手たちのセクシー対決、男性歌手たちのパワー対決が立て続けに行われた。初めてのコラボレーションはバーナード・パクがスジと「昼間にした別れ」で響きのあるステージを披露した。二人はお互いを見つめながらデュエットを行った。

バトンを受け継いだペク・ヨンはGOT7の3人のメンバーマーク、ジャクソン、ベンベンとラブリーなステージを表現した。また、ペク・アヨンは2AMのスロンと一緒に「あなたですね」で甘いデュエットソングを歌った。15&、2AM、GOT7のメインボーカルをそれぞれ務めているパク・ジミン、チャンミン、ヨンジェは、「Music is My Life」で爆発的なボーカルで雰囲気を掌握した。15&のもう一人のメンバーペク・イェリンは2AMのチョグォンと2PMのJun. Kと一緒に訴えかけるように熱唱した。

パク・ジミンとGOT7のヨンジェは「Moves Like」で初々しくも溌剌としたボーカル共演を、2PMとGOT7は「Game Over」で強烈な群舞を合わせた。「ハ・ニ・プン」ではセクシーな男たちの調和が対比を無し、雰囲気はピークに達した。2PMで始まったセクシーな雰囲気は、ソンミとペク・アヨンが受け継ぎ、彼らは「満月」で自然に流れを続けていった。

男女カップルのユニットステージはカラーが確実に異なった。ソンミはソロデビュー曲「24時間じゃ足りない」でダークなカリスマ性を発散し、GOT7のユギョムが白のスタイリングで登場し、誘惑するような魅力を発散した。スジと2PMのジュノは「Nobody's Business」で溌剌としたキュートな少年少女に変身した。しかし、miss Aのフェイと2PMのチャンソンは「成人式」でダンススポーツを振り付けとして取り入れ、妖艶なステージを完成させた。

2PMのテギョンと2AMのスロンはテギョンの自作曲で友情を見せつけ、HA:TFELTは2AMのジヌンとmiss Aのジアと一緒に「Me, In」をロックテイストにアレンジした。2AMのチョグォンとmiss Aのミンは「Telephone」でセクシュアルな仕草を見せた。コラボレーションの最後は2AMと2PMが務め「No Goodbyes」で重みを加えた。

コンサートのフィナーレはオープニングと一緒だった。すべての出演者がステージに上がり「10点満点に10点」「彼女は綺麗だった」「Hands Up」に合わせ、みんなが一つになった。すべての家族が参加したコンサートは様々な絵を作り上げ、200分を満たした。

「2014 JYP NATION-ONE MIC」は10日、同じ会場でもう一度開催される。アジア3ヶ国開催で企画されたコンサートは今月30日には香港で、9月5日から7日まで日本で開催される。

記者 : キム・イェナ