「恋愛の発見」甘いロマンスをひっくり返す予告映像公開“恋愛は戦争だ”
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写真=JSピクチャーズ
「恋愛の発見」が甘いロマンスをひっくり返す予告映像を公開し、大きな反響を呼んでいる。リアルな恋愛に対する共感度がむしろ高まったと評価されている。4日、韓国で公開されたKBS 2TV新月火ドラマ「恋愛の発見」(脚本:チョン・ヒョンジョン、演出:キム・ソンユン、イ・ウンボク、制作:JSピクチャーズ)の予告映像には、ラブラブなカップルに対して真っ向から挑戦した“恋愛は戦争だ”というテーマが込められている。静かな音楽と共に登場した3人の主人公チョン・ユミ、ムン・ジョンヒョク(神話 エリック)、ソンジュンは、ロマンチックのシンボルである甘いアイスクリームとバラの花束、そして、シャンパンをそれぞれ手に持っている。
雰囲気は、悲壮な音楽が流れる瞬間突然変わった。アイスクリームをムン・ジョンヒョクの顔に塗って宣戦布告したチョン・ユミ。ムン・ジョンヒョクもこれに負けず花束でチョン・ユミの頭を殴った。男性たちも戦争を繰り広げた。水を浴びせ掛けられたソンジュンに再び彼の頬を殴るムン・ジョンヒョク。ソンジュンもシャンパンボトルでたたきつけて攻撃した。続いて3人の男女は物を投げまくり激しく戦った後、疲れた様子で並んで座った。そして「恋愛の発見」というタイトルがナレーションと共に登場する。
3人の男女の激しい戦いを盛り込んだこの映像はその内容とは裏腹にきれいな原色とパステルカラーを使っている。恋は戦争だが、そのため甘さもより深く感じられるという事実がまさに恋愛のアイロニーなのだ。少し喧嘩した後ラブラブになるというファンタジーをテーマにした一般的なラブコメディーとは差別化された、「恋愛の発見」であるために見せることができるリアリティーである。
恋愛が決して甘いことばかりではないという事実をリアルに盛り込んだ予告映像に、ネットユーザーも熱い反応を見せている。各種掲示板とSNSでは「何か甘くてわくわくする予告映像を予想していたが、完全な逆転だ」「想像していた映像ではないので、放送がさらに期待される」「やはり期待以上だ。ラブラブな映像よりも心に響く。それでもっと共感した」という反応が続いた。
制作会社JSピクチャーズの関係者は「恋愛の感受性は20世紀とは変わってきている。激しくて見苦しい恋愛がむしろ現実的だと脚光を浴びる。『恋愛の発見』はこうした率直な恋愛話をしようというドラマだ。本当にリアルな恋愛なので、視聴者が一緒に共感できる作品になるだろう」と自信を見せた。
同番組は「ロマンスが必要」シリーズを執筆したチョン・ヒョンジョン脚本家と、KBS 2TVドラマスペシャル「思春期メドレー」「私が結婚する理由」などを演出したキム・ソンユン監督がタッグを組んだ作品だ。ラブコメディーや恋愛ドラマとは差別化された、リアルな恋愛話をテーマにしており、18日から韓国で放送がスタートする。
記者 : チャン・ヨンジュン