「パイレーツ」イ・ソクフン監督、f(x)ソルリに言及“なぜ論争が起こるか共感できるが…彼女はよくやった”

OSEN |

映画「パイレーツ」のイ・ソクフン監督がf(x) ソルリのキャスティングについて公正だったと述べた。

イ・ソクフン監督は4日午後、ソウル三清洞(サムチョンドン)のカフェでOSENとインタビューを行い「ソルリをキャスティングした理由は、私が見たとき公正だと思ったためだ。惜しい部分はあるが、どんな女優が来てもそこまで上手くできるとは思わない」と述べた。

イ・ソクフン監督はこの日「ソルリのキャスティングをめぐり、何故論争が起こるのか共感できる。当然資格のない人が歌手活動を通じて得た人気で、演技をすることは公正でないと思う。俳優を夢見る人が多いにも関わらず、彼らに機会が与えられず、いきなり能力もなく資格もない人が主人公にキャスティングされるのは、不公正なことだと思う」と考えを伝えた。

続いて「しかし、ソルリをキャスティングした理由は、私が見たとき公正だと思ったためだ。ウェイトが大きくなく、その役割を演じられる俳優も多くなかった」とし「最初はネガティブだった。あえてアイドルをキャスティングする必要があるだろうかと思った。しかし、ソルリ側から先に連絡が来て、ソルリと仕事をしたことのある撮影監督が『ソルリは演技に対し真面目に考えている子』と話してくれた」と説明した。

また「そこで、ソルリに会い話をした。『あなたが演じる役は主人公をサポートする役割だ。そして、スケジュールもこちらの意向に合わせなければならない。特別待遇は難しい』と説明したが、そうすると答えた。そこで、あまり悩まずにキャスティングした」と説明した。

さらに「惜しい部分もある。しかし、その年頃のどの女優が来ても、ソルリより上手かったとは思わない。アイドルだからといって、とりわけソルリに厳しい基準が適用されているようだが、それはこれからソルリが克服しなければならない部分だと思う」と付け加えた。

映画「パイレーツ」は朝鮮建国の15日前、コククジラの襲撃で玉璽(ぎょくじ)が消えた前代未聞の事件をめぐって玉璽を探す海賊と山賊、そして開国勢力が繰り広げる海での痛快な大激戦を描いたアクションアドベンチャー映画だ。韓国で8月6日に公開される。

記者 : キム・ギョンジュ、写真 : イ・デソン