“B1A4のおじいさん”ジニョンに手なづけられるとは思わなかっただろう?

OSEN |

写真=WMエンターテインメント
歌?上手に歌うし、上手に作る。彼が作った楽曲が音楽配信ランキングで1位になり、次世代の作曲アイドルとして一気に人気が上がった。演技も当然合格。エキストラを経験しながら固めてきた演技力をもとに、映画デビュー作で860万人の観客を動員した。外貌は言うまでもない。シャープな小顔と鋭い目つきがこれほど調和を成した顔はなかなかいないだろう。まさにB1A4のリーダージニョンの話だ。

ジニョンはB1A4のメンバーとしてはもちろん、作曲家、そして役者としても活動している。歌手と作曲家として1位の曲をてきぱき作り出し、映画デビュー作「怪しい彼女」では「シザーハンズ」を上回る白い顔に扮装した姿で登場し、“なかなか良い俳優”という評価を得た。何でもできる万能アイドルだ。

最近では新曲「SOLO DAY」を発売し、別れを楽しむソロたちの姿勢について歌った。楽しく足を振りながらステージの上を歩き回るB1A4を見ていると、自然に笑える。特に、妙な魅力のユニークな声と、とがっているように見えるが笑う時ぽこんとできるえくぼ、あるいはシワまで。そのため、ジニョンを見れば見るほどハマってしまうお姉さんたちが増えているという。

そこで準備した。自他共に認める“ホットなアイドル”B1A4。その中でもリーダーとオルシン(年配の人)役を務めているジニョンの魅力をまとめてみた。

イケメン!美ボディ!B1A4のビジュアル担当は僕

ジニョンの目は鋭い。薄い二重のラインはこうした目つきの魅力をさらに際立たせる。シャープな顎の角度も普通ではない。女優顔負けのシャープな小顔は、誰もが認めるだろう。可愛い口と鼻もその小顔にバランスよく整っている。そして、すらりとした美脚も芸術そのもの、まさに100万ドルの脚だ。たぶんジニョンを羨むガールズグループのメンバーたちも結構いるだろう。

ジニョンを初めて見たとき、少女漫画の主人公であり、チャドナム(冷たい都市の男)のような整った顔が一番最初に目に付くことは事実だ。この前は、この立派な顔で可愛いおかっぱ頭をし、注目を浴びた。

では、もう少し詳しく見てみよう。このシャープな顔から親近感と馴れ馴れしい雰囲気、可愛い様子まで見られる。たしかに子供たちの大統領、ポロロの友達エディの姿が見える。ジニョンはファンの間でもキツネに似ていることで有名だ。鋭い眼差しとシャープな顎が「星の王子様」の砂漠のキツネ、ポロロの友達のキツネとかなり似ている。“キツネジニョン”というニックネームもあるほどだ。なんだか妙に惹かれる理由があった。

もう一つ!ジニョンは冷たく見える第一印象とは異なり、とても魅力的な笑顔を持っている。大きく笑う時、口元にできるえくぼのようなもの。まさにそれがファンが“ジニョンアリ(夢中になること)”になるポイントの一つだそうだ。笑う姿もこの上なく爽やかで魅力的だ。

それでも皆、ジニョンの顔を見て一度くらいは驚いたことがあると思う。「怪しい彼女」でお餅のように真っ白にメイクをした顔がスクリーン一杯に登場した時、皆一度はホラー映画だと勘違いしただろう。しかし、そんなメイクもジヨンの美貌を隠すわけにはいかなかった。金髪と黒いマニキュアまでよく似合うロックスターのようだった。何でもこなせるジニョン。まさにB1A4のビジュアル担当と言って間違いない。

花盛りな23歳の中に隠されたおじいさん気質…そして手なづける技術

ジニョンは数々のニックネームを持っているアイドルだ。その中でもB1A4が正式に認めたニックネームは“おじいさん”だ。彼がB1A4でリーダーとオルシン(年配の人)役を務めていることは公然の事実だ。B1A4が5回も出演したMBC every1のバラエティ番組「週刊アイドル」でもジニョンの名前の前には必ずオルシンという呼称が付いていた。

ジニョンがおじいさん、オルシンというニックネームがつけられるようになったのは、ダンスをはじめ、普段見せる姿によるものだ。ファンは踊ったり歩いたりする時、オルシンのように力がないように見えるジニョンにこのようなニックネームを付けた。「週刊アイドル」ではB1A4の中で無気力ダンスの最強者に選ばれ、コンビニの冷凍豚足を試食できる機会を獲得した。メンバーたちもジニョンの愛称としておじいさんを挙げ「体力もすぐなくなり、身体がふにゃふにゃってイメージ」などと話した。そのため、今年初めに「怪しい彼女」の観客動員数500万人突破記念イベントの現場で、おじいさんに扮装したジニョンの姿は違和感がなかった。

だが、誰が知っていたのだろうか。おじいさんに手なずけられるとは。ジニョンはB1A4の中で、そしてアイドルの中で代表的な“訓練アイドル”だ。ファンの心を揺さぶることに長けている。これは、チョン・ヒョンドンとDefconnも認めた。実は、ジニョンはすぐに体力がなくなるタイプに見えるが、ファンと会うとやはり元気になるようだ。三日月目で笑い、息を吹いてハートを作ってファンに送る。澄ました顔だがファンの前では武装解除、まさに“訓練の神”だ。

ジニョンは“肯定王”としても有名だ。積極的でポジティブな性格で、あちこちでたくさん愛されている。チョン・ヒョンドンとDefconnがいくらジニョンに“トン(お金)ジニョン”というニックネームをつけても美しく笑いながら認めてあげるセンスがある。実は、記者たちの間でもB1A4、そしてジニョンの気さくな性格を称賛する人がかなり多い。こんなに前向きで気楽で、しかもイケメンの彼だから、いくらおじいさんだとしても手なずけられるしかないだろう。

歌、演技、何でもできる!

もう一つ、ジニョンを代表するイメージは歌、演技の両方ができる“万能アイドル”であることだ。ジニョンはすでに有名なアイドル作曲家で、自身が作った楽曲が音楽放送で3回も1位を獲得するほど人気が高い。従来のアイドルが華やかなカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)を武器に掲げたことに対し、ジニョンはB1A4の魅力をよく生かした、気楽で軽快な音楽でたくさん愛されている。また、B1A4の歌の始まりを告げるジニョンの声は相当魅力的だ。言葉で表現できないユニークな魅力を持った妙な音色だ。聞いていると強く惹かれるしかないだろう。

音楽をする時はいつも真剣で完璧を追求するタイプだが、他のアイドルと違うジニョンのこのような魅力、そしてこの魅力を込めた楽曲はアメリカでも良い反応を得ているという。デビュー4年目で6曲のタイトル曲を作曲し、アルバムに彼の自作曲を多数入れるほど実力があるということは、すでによく知られた事実だ。

音楽だけ上手だと思ったらそれは大間違いだ。ジニョンは演技も上手な良い俳優だ。「怪しい彼女」はもちろん、ケーブルチャンネルtvNドラマ「優雅な女~スキャンダルな家族~」でもトラブルメーカーコン・ミンギュ役を個性的に演じた。このドラマでジニョンに魅了されたお姉さんたちがかなり多いという。実はジニョンは、デビュー前から数々のドラマなどにエキストラとして出演していたそうだ。その時築いた実力が、あちこちでよく発揮されているのだ。

一つ一つ考えてみるうちに話が長くなってしまった。まだジニョンの魅力探求は始まっていないのに。B1A4の歌を聴きながら真夏の暑さを吹き飛ばし、5回も出演した「週刊アイドル」を復習した後、ケーブルチャンネルMBC MUSICで放送中の「B1A4のある素敵な日」を見てみよう。そうしたら、確かに“おじいさん”ジニョンに手なづけられてしまうだろう。

記者 : ソン・ミギョン