「タチャ-神の手-」漫画原作のヒット不敗公式を繋げることができるのか

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写真=「タチャ」「タチャ-神の手-」「オールド・ボーイ」「スノーピアサー」ポスター
漫画家ホ・ヨンマンの同名漫画を映画化した「タチャ-神の手-」(監督:カン・ヒョンチョル、制作:sidus Pictures)が漫画を原作にした映画のヒット系譜を繋げることができるのか期待が集まっている。

理由も分からないまま15年も閉じ込められた男が、自身が監禁された本当の理由を調べていく過程を描く「オールド・ボーイ」、賭博に人生の希望をかけたイカサマ師たちの一歩も譲れない勝負を描いた「タチャ イカサマ師」(以下「タチャ」)、新しい氷河期が渡来し、1年に地球を1周する列車で生存することになった人たちのストーリーを描く「スノーピアサー」。

独特な題材と緻密な構成のストーリーで人々の反響を得た原作の漫画を土台に映画化された3本の作品は、パク・チャヌク、チェ・ドンフン、ポン・ジュノという韓国を代表する監督の安定した演出力と俳優たちの相乗効果で「オールド・ボーイ」が326万人、「タチャ」が684万人、「スノーピアサー」が934万人の観客を動員して評壇と観客の熱烈な好評を受けた。

そんな中、デビュー40周年を迎えた漫画家ホ・ヨンマンの同名作品を映画化する「タチャ-神の手-」が原作の漫画を踏まえて再誕生したヒット大作の系譜を継ぐことができるのか関心が集まっている。

「過速スキャンダル」「サニー 永遠の仲間たち」で1600万人の観客を動員したカン・ヒョンチョル監督によって再誕生した「タチャ-神の手-」が前編よりバラエティ豊かになったキャラクターの登場で今年の秋夕(チュソク:日本のお盆に当たる韓国の祭日)シーズンにより一層新しくなった「タチャ」シリーズを届ける予定だ。

前作を通じて個性溢れるキャラクターを披露してきたカン・ヒョンチョル監督は、原作漫画の多彩なキャラクターの個性を最大限に引き出し、「タチャ-神の手-」だけのバラエティな面白み、愉快さが生きている作品を誕生させた。

原作者である漫画家ホ・ヨンマンも「カン・ヒョンチョル監督が演出を担当することになり、私も今回の映画に多くの期待をかけている。原作者としてはもちろん、観客としてもとても楽しみな作品だ」とカン・ヒョンチョル監督への深い信頼を表し、映画への期待を集めた。

「タチャ-神の手-」は、叔父のコニに似て子どもの頃から賭博に特別な才能を見せ、負けず嫌いな性格を持つテギル(BIGBANGのT.O.P)が、誰も信じられないイカサマ師の世界に飛び込み、命をかけた勝負をすることになるストーリーを描いた作品だ。BIGBANGのT.O.P、シン・セギョン、クァク・ドウォン、ユ・ヘジン、イ・ハニ、キム・イングォン、イ・ギョンヨン、コ・スヒ、オ・ジョンセ、パク・ヒョジュ、キム・ユンソクが熱演を披露した。韓国で今年の秋夕に公開される。

記者 : キム・スジョン