韓国版「のだめカンタービレ」大規模な公開オーディション実施!原作漫画に熱狂した志願者たち

OSEN |

写真=GROUP8
韓国のKBSで10月から放送予定の韓国版「のだめカンタービレ」が大規模な公開オーディションを実施し、クオリティの高いクラシック音楽ドラマを目指して準備している。

制作会社であるGROUP8側は1日、このように明かし「今回、劇中のオーケストラ団員を募集するために大規模な公開オーディションを実施する理由は、韓国版『のだめカンタービレ』がクラシック音楽を題材にした作品であるだけに、劇中のクラシック音楽の完成度を高め、ドラマの格をさらに引き上げるためだ」と話した。

「のだめカンタービレ」は7月24日、KBS公開ホールでドラマに登場するオーケストラ団員を選抜するためにオーディションを実施した。ここには1000人余りの実力派志願者が大勢参加し、クオリティの高いクラシック音楽への期待を高めた。

今回のオーディションはハン・サンウプロデューサーとイ・ジョンジン総音楽監督の指揮の下、若きクラシック音楽家たちが大挙参加し、真剣な雰囲気で行われた。志願者のほとんどがプロに劣らない実力を備えた若い音楽家で、イギリスの王立音楽アカデミー出身のチェリストをはじめ、ドイツ・ミュンヘン国立音楽大学、スイス・ルガーノ音楽大学など世界的に有名な音楽学校で学んだ経歴のある人々が集まり、審査員たちを驚かせた。

この場では専攻実技はもちろん、台本を読むオーディションも行われたが、志願者たちは皆一様に「原作漫画に熱狂したことが、今も記憶に新しい。ユニークで面白いキャラクターがたくさん出てくるドラマにオーケストラの団員として参加できるということが今回のオーディションに志願した動機だ」と口をそろえた。

オーケストラ団員の募集一つにこれほど力を入れている理由は「のだめカンタービレ」がドラマ的要素に加えてクラシック音楽自体がドラマで占める割合が非常に大きいためだ。このため制作陣はドラマの制作発表と同時にレベルの高いクラシック音楽の実現を目標にあらゆる方面で心血を注いできた。

楽器別に専門家をつけて練習を行っているほか、ドラマに登場する音楽を決めるため、選曲にも力を入れた。主演を務める俳優チュウォンは、キャスティングが確定するや否や、数ヶ月にわたって指揮法とピアノ、バイオリンのレッスンを受け、汗を流している。

「のだめカンタービレ」はクラシック音楽をテーマに熱血青春たちの奇跡のような愛と成長を描くドラマだ。「宮~Love in Palace」「花より男子~Boys Over Flowers」など漫画を原作にした作品で人気を集めたGROUP8が制作し、10月中に韓国のKBS 2TVで放送される。

記者 : ピョ・ジェミン