ナ・ホンジン監督の新作「哭声」に俳優クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、女優チョン・ウヒがキャスティングされた。

谷城という田舎の村の奇妙な噂と事件をめぐる物語を描いた「哭声」は、クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒがキャスティングを確定し、本格的な撮影の準備に突入した。

「哭声」でクァク・ドウォンは村の警察ジョング役に、ファン・ジョンミンはシャーマンのイルグァン役にキャスティングされており、妙齢のムミョン役にはチョン・ウヒが選ばれた。ナ・ホンジン監督は「『哭声』を表現できる最も理想的な俳優たちに出会った。演技力においては既に最高と認められた俳優たちであり、各キャラクターのイメージが俳優と絶妙に合致する完璧なキャスティングだと思う」と話した。

ナ監督はクァク・ドウォンについて「たとえ短い瞬間だったとしても、『哀しき獣』でのクァク・ドウォンとの交感を忘れられなかった。そして再び撮影することを予感した。彼は披露することがあまりにも多い俳優だ」と述べ、ファン・ジョンミンについては「先輩の生きようともがく感じを『哭声』に溶け込ませたかった。スペクトルが幅広いキャラクターのイルグァン役には彼が唯一の俳優であり、これは最善のキャスティングだと思っている」と話した。

また、ムミョン役のチョン・ウヒについては「台本読みでのチョン・ウヒの姿に魅了された。キャラクターを自分のものにして遊ぶことを知っている、怖さを知らない女優だと思う」と伝えた。

「チェイサー」「哀しき獣」を演出したナ・ホンジン監督の3番目の作品「哭声」は、今年下半期にクランクインして2015年上半期に韓国で公開される予定だ。