Boys Republic、現実世界に戻ってきた少年たち「ありのままの姿で人々に近づきたい」

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“ファンタジー3部作”(FANTASY TRILOGY)を全面に掲げたボーイズグループBoys Republicが帰ってきた。以前発売した「Video Game」でまるで仮想世界に住むキャラクターのような姿を見せたことに対し、今回は彼女に「気を遣ったような、遣わなかったような、メイクはしたような、していないような」「おしゃれにして来て」と注文する現実世界の男になった。

Boys Republicは約5ヶ月間の空白期間について「作詞、作曲、演技など、それぞれ得意なことを探して力量を高める時間だった」と明かした。ソンジュンはラップの歌詞を書きながらダンスの練習にまい進し、ミンスとウォンジュンは作詞と作曲に集中した。名前を変えたソヌはボーカルの実力を伸ばし、スウンは演技を勉強した。

わずか数ヶ月だったが、焦る気持ちはいつもあった。ソンジュンは「ファンの皆様がすごく待ってくれていて『いつ新曲を出せるのだろうか?』と思った」とし「それでもそれほど焦らなかった。ベストを見せなければならないので、ファンの方に申し訳ない気持ちになる度に、もっと一生懸命に準備しようと努力した」と打ち明けた。


「強いふりをする代わりにロマンチックガイに…人々に近づきたい」

デビュー2年目に入ったBoys Republicに「おしゃれして来て」は人々とより近いところでコミュニケーションしたいという覚悟を込めた楽曲だ。彼らは「僕たちがこれまで既製服を着て出たなら、今回は僕たちにぴったり合わせた服だ。サイズを測ってオーダーメイドで作った」と説明した。

これまでBoys Republicはステージで“強いふり”をしなければならなかった。顔も自然にしかめていた。顔をしかめる自分たちの姿を見る度に不自然に思い、ありのままの姿を見せたいと思った。5人の男は愛する彼女の前で時に可愛く、時にはシックに気持ちを表現する。選択は人々に任された。

「今回はイダンヨプチャギ(二段横蹴り)兄さんたちと作業した。あまりにも多くの歌手と作業した方なので、上手くやらなければならないというプレッシャーもあったし、緊張もしたが、大体気楽にレコーディングできたと思う。兄さんたちが本当に僕たちをよく見てくれて、たくさん褒めてくれた。これまで僕たちは作った姿を見せてきたが、今回は僕たちの本当の姿をお見せする」


「2014年に“ファンタジー3部作”を仕上げ、フルアルバムを発売する」

Boys Republicは放送局に行って道に迷うことなくトイレに行く時や、街を歩き回る時に自分たちの音楽が流れたり、誰かに気付かれて写真を撮ってほしいと言われる時に、歌手になったことを実感する。時には悪質なコメントなどで傷つくこともあるが、歌手の夢を叶え、より大きな夢に向かって走っていく今が幸せだと話した。

いつの間にか“ファンタジー3部作”の二番目のパズルを合わせたBoys Republicは、今年中に“ファンタジー3部作”を完成させる予定だ。最初はビデオゲームの主人公になり、その次はファンのそばに来て彼氏になった彼らが、次はまたどのようなコンセプトを見せてくれるのか気になる。Boys Republicは「今年“ファンタジー3部作”を仕上げ、フルアルバムを発売する」と付け加えた。

「『おしゃれして来て』を通じてファンが増えてほしい。ステージでも僕たちの魅力をもっと感じることができるだろう。面白く遊ぶ姿を見せる予定だ。『Video Game』で活動した時、音楽配信チャートと音楽番組でTOP20に入ったが、今回はTOP10に入りたい。1位ではなくてもランキング競争ができればと思う」

記者 : イ・オンヒョク、写真 : ユニバーサルミュージック、HAPPY TRIBEエンターテインメント