4Minute キム・ヒョナ「セクシー?私はプロらしくやりこなすだけ」

OSEN |

写真=CUBEエンターテインメント
よく言われる“予想外の魅力”はキム・ヒョナに非常に似合う表現だ。ステージの上では目を大きくするだけでセクシーな印象を与えるほどタレント性溢れる姿を見せるが、ステージを降りるとひたすら可愛くて無垢だ。もちろん完全に無垢な人がああいうステージを披露することができるわけにはいかない。キム・ヒョナは自身を評価する人々の視線を正確に把握しており、どうすれば自身の長所を把握し、さらに前に進めるのか常に悩んでいた。

25日、KBS「ミュージックバンク」で新曲「赤いです(Red)」のステージを初披露した彼女は「キム・ヒョナそのものがブランドになってほしい。エネルギー溢れる私の姿を込めて面白いステージを披露したいと思った」と語った。

以下は、最近彼女と清潭洞(チョンダムドン)のCUBEカフェで会って交わした会話である。

―カムバックの感想はどうか?

キム・ヒョナ:ヒップホップを試みたが、見方によってはアイドルがヒップホップをすることが生意気に見えるかもしれない。それで心配もしたが、ステージと共に見て頂ければ理解してもらえると思う。

―「赤いです」の意味は?

キム・ヒョナ:ヒョナそのものがブランドになって欲しいと思った。「猿のお尻は赤い~」これは一度は歌ってみたと思われる歌で、より親しく感じて頂けると思う。また、私は申年だ。それでこんな歌詞を書いてみた。今回のアルバムには、私が一緒に作業した部分が多くて、良いかどうかも分からずハマッてしまった。自分だけがいいと思うことがあってはならないのにと多少心配している。

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それでも私は赤い衣装を着る度に1位になった。普段から赤い口紅が好きだし、レッドという色が好きで口紅やマニキュアなどをよくつける。そんな感じがキム・ヒョナというブランドに繋がってほしい。私の話が入ったのでどうしても共感できる部分が少なくなるのではないかと心配したが、ガイドをしてみたら歌詞が本当に歌いやすかった。私がそれほどホットになればいいなという希望を込めた。

―「赤いです」はなぜタイトル曲になったのか?

キム・ヒョナ:ステージを考えながらタイトルにしようと思って作った楽曲だ。オーダーメイドの楽曲であるわけだ。私の得意なことは全て入れた。人って長所もあれば短所もあるが、長所を非常に際立たせて作った楽曲だ。これでステージを始めればとても面白そうだと思った。ラップの歌詞もすごく面白い。私の話も出てくるが、「私を置いて行かないで。寂しいんだよ。あなたまで離れていくと、私変わるかもしれない」という部分がある。それが人々に向けたメッセージでもあった。本当に猿に変わっちゃう(笑)

―人々の関心が消えるのを心配しているのか?

キム・ヒョナ:そんなことまで心配するのはまだまだだ。そこまで深く考えたりはまだしてしない。実は、それは作曲家の兄さんが私のことを心配してくれた部分だ。その歌詞は兄さんが書いてくれた(笑) 本気で書いてくれたと思って胸にジーンと来た。

―どんな部分で成長したと思うか?

キム・ヒョナ:幼い頃デビューしたので、歌詞を書いてくださる方々もいたし、歌を作ってこれにしなければならないとおっしゃる方もいた。アルバムが出てくるプロセスがよく分からなかった。しかし、今は一つの楽曲が仕上がるまでどんなプロセスが必要かが分かる。一つ一つたくさん学んできた。アルバム収録曲のうち3曲を作詞したことも初めてで、ステージの構想を一緒に考えたのも初めてだ。オーディションでクルーを決めることも私には大きな仕事だ。そういう面で成長したと思う。

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―衣装も毎回話題になっている。

キム・ヒョナ:香港で買ってきた。ミックスアンドマッチがたくさんある。あれが似合うだろうかという感じだが、全部合わせると妙に似合う。可愛いながらもセクシーな印象を与えたかった。これまでスニーカーをよく履いていたが、今回はヒールを履いてより女性らしい感じもある。

―セクシーだと見る人が多い。どう思うか?

キム・ヒョナ:エネルギーが多いということではないか。何かを吸い上げる掌握力に思われるようだ。男性の方も女性の方も自分の仕事に集中している時、セクシーに見えると言うじゃないか。それほど私がステージに集中していると見て頂いていると思う。実は私は周りからたくさんサポートして頂いたと思う。見方によっては平凡なキャラクターだが、スタイリングした時にそういう表現ができる範囲が広くて多様なだけだ。周りでスタイリングしてくれる人々からたくさん影響を受けている。

―セクシー競争がプレッシャーにはならないのか?

キム・ヒョナ:不思議なことにそんな風に思ったことはない。ただ、私から足りないところを探してみるうちに少しずつ満たされるような気がする。若い頃は何も知らないままやっていたが、年を取ったおかげか、靴を履いてこのようなポーズを取ればもっといいだろうと思ったりする。こう表現しなきゃ、こんな歩き方しなきゃと思う。

―“清純可憐なコンセプト”をしたいとは思わないか?

キム・ヒョナ:たまにそんなことを考えたことはあるが、私より上手に表現される方々が確かにいらっしゃるので、あえて(笑) 若い頃にしたこともあるが、うちのグループの特色もあるし、強いキャラクターがより似合うと思った。それができなかったらどうしよう?と思うことはない。

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―新曲について4Minuteメンバーたちの反応はどうか?

キム・ヒョナ:ガイドが出てきたら聴かせる。以前、他の候補曲を聴かせたら、ただ「いいね」と言っていたが、「赤いです」は聴くや否や一緒に歌っていた。周りがいいと言ってくれるから自信が持てる。

―自身のイメージがあまりにも消費されるのではないか心配していると言った。

キム・ヒョナ:「Bobble Pop!」で活動する時はそう思っていた。当時アルバムが海外まで合わせて1年に9枚をリリースした。9曲を歌ってミュージックビデオを撮ったが、私にも惜しいところがあった。もっと集中してできるものが多いはずなのに、100%できないと思って残念だった。感謝する気持ちもあったが、責任もあるのに全てお見せすることができなくて残念だった。

―キム・ヒョナはどんな歌手になりたいか?

キム・ヒョナ:先ほども言ったが、一つのブランドになってほしい。名前からもエネルギーが感じられればと思う。気持ち良い名前であってほしい。

―キム・ヒョナといえば各種の噂も話さずにはいられない(笑) 今回は何の問題があると思うか?

キム・ヒョナ: 「ブラックリスト」という曲自体がR19になったが、歌詞が少し強い。アイドルがあんなことをしていいの?と思われるかもしれない。生意気に見えるし、あの子どうかしたのかなと思われるかもしれない。でも、そういうところにぶつけてみたいと思った。心配しながら何もしないよりは、まだ若いからやった方がいいと思った。やる前に心配するよりも、やりたいことをやってみたかった。

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―扇情性問題も欠かせない(笑)

キム・ヒョナ:「Bobble Pop!」も3週が過ぎて審議で問題になった。予め言ってくれれば良かったのに、とても悔しい思いもした。今回はそんなことはないと思う。逆に面白いモンキーダンスが主になっている。

―キム・ヒョナはセクシーコンセプトが嫌なのに所属事務所がわざとさせているという書き込みもある(笑)

キム・ヒョナ:それなら本当に悪い会社だ(笑) それは違うと思う。やりたくないのに否応なしにやる人っていないだろう。もちろんやりたいことばかりやるわけにはいかない。でも、調整を経て決まったことはやるのが正しい。何であれ、プロらしくこなした方がいい。自分にできなければやらない方がいいし。今回のアルバムは特に私が参加した部分が多くてとても期待している。確かに驚く方も多いだろうと思う。

―キム・ヒョナについては噂も本当に多い(笑) どう思うのか?

キム・ヒョナ:若い頃は本当に心を痛めた。残念に思ったこともあったが、一つ一つ気を使っていたら自分でも自分のことが嫌いになるような気がした。その状態でステージに立って表現すると、誰に好いてもらえるのだろうか。

―“覇王色”というニックネームについて知っているのか?

キム・ヒョナ:「SNL KOREA」を撮影した時に初めて聞いた。これは良い言葉で間違いないのかな?と思った(笑) さっき他の記者の方に聞いてみたら致命的な魅力、セクシーさだと言っていた。そんな意味ならいい。もし違う意味があるのかな?もっと調べなきゃ。

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―10年後、キム・ヒョナは何をしていると思うか。結婚する気はあるか?

キム・ヒョナ:その部分に関してはもともと考えていない。私はちょっと仕事欲が強い方で、好奇心も多く、関心のある分野も多い。勉強したいことをもっと学ぶつもりだ。

―音楽配信チャートはよく見るか?

キム・ヒョナ:執着がある。ずっと見ている。4Minuteの時から生じた重傷だ。「名前は何ですか?」が後から人気を得たじゃないか。最初は我々は捨てられたのかなと思ったが、1ヶ月過ぎた頃弾みがついてランキングが上がった。そういうことを見る楽しさがあった。今朝見た?4時から1位だったでしょう、と言いながらグラフを見たりした。あまり分かりてもよくないけど。一回知ってからは見ずにはいられない(笑) かなり心配している。アルバムたくさん買って頂かなきゃ(笑)

―1位を目指すということか?

キム・ヒョナ:もちろん1位になれば嬉しい。だけど、他の目標もある。このアルバムの5曲の収録曲のステージを全てお見せすることだ。私の様々な姿をお見せしたい。

記者 : イ・ヘリン