イ・ジェフン、本日(24日)除隊…鉄壁のセキュリティの中、静かに警察庁を離れる(総合)

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写真=TVレポート DB
俳優イ・ジェフンが所属事務所も知らないうちに除隊した。

イ・ジェフンは24日午前、ソウル鐘路(チョンノ)区ソウル地方警察庁で義務警察の服務を終え、社会に復帰した。この日、警察庁の前には早くから取材陣が集まり、熱い取材競争を繰り広げたが、イ・ジェフンは取材陣や所属事務所も知らないうちに、静かに警察庁を離れた。

イ・ジェフンの所属事務所であるサラムエンターテインメントのイ・ソヨン代表は、24日午前10時20分頃、取材陣に「たくさんの記者の方々に待っていただいたが、申し訳ないことに静かに出ることになった。警察庁も時局について懸念しており、静かに除隊して欲しいと言われていた」と伝えた。

続いてイ・ソヨン代表は「警察庁の案内の下、一緒に出た。何時にどのような車に乗って出たか正確には分からない。私もまだ会っていない。申し訳ない」と付け加えた。

またイ代表はイ・ジェフンの次回作について「これまで所属事務所で検討した内容をもとに俳優と議論し、できるだけ早いうちに契約的に具体的な内容を言及する」と説明した。

最後にイ代表は「軍内部では(イ・ジェフンが)軍生活を見事に、そして誠実に行っていたそうだ」とし、「長く待たせてしまい、申し訳ない」と重ねて謝罪した。

所属事務所の関係者は「イ・ジェフンは本日(24日)家に帰って家族と一緒に休憩を取る予定」とし、「まだ決まった公式スケジュールはない」と今後のイ・ジェフンのスケジュールについて話した。

イ・ジェフンの所属事務所サラムエンターテインメントの関係者は今月23日、TVレポートに「警察庁側からイ・ジェフンの除隊に所属事務所が関与しないようお願いされた」とし、「除隊式に所属事務所は参加しないよう注意されている状況」と明かした。

イ・ジェフンは2007年、独立映画「夜は彼らだけの時間」(監督:チョ・ウンギョン)でデビューし、「略奪者たち」(監督:ソン・ヨンソン、2008)、「ただの友達?」(監督:キムジョ・グァンス、2009)、「Bleak Night(原題:番人)」(監督:ユン・ソンヒョン、2011)、「高地戦 THE FRONT LINE」(監督:チャン・フン、2011)を通して各映画祭の新人賞を総なめにして、演技力を認められた。そして、「建築学概論」(監督:イ・ヨンジュ、2012)を通じて韓国映画界の期待の新星となった。

イ・ジェフンは2012年10月、論山(ノンサン)訓練所に入所し、5週間の基礎軍事訓練を受けた後、ソウル警察広報団の義務警察として21ヶ月間服務した。彼は服務期間に障碍者および独居老人慰問公演、子どもを対象にした犯罪予防関連の公演、戦闘警察および義務警察の事故予防公演、青少年ミュージカルなどの活動を行い、軍生活を送った。

最高の全盛期に入隊を決めた彼は、除隊前から様々な作品のラブコールを受けている。今年9月に放送予定のSBSドラマ「秘密の扉」や下半期にクランクインする映画「探偵ホン・ギルドン」(監督:チョ・ソンヒ)、来年上半期の「拳法」(監督:パク・グァンヒョン)、「タチャ3」などで有力な候補に上がった。

記者 : キム・スジョン