「運命のように君を愛してる」チャン・ヒョク“みっともないのにドキドキすると言われたい”

OSEN |

写真提供=制作会社
MBC水木ドラマ「運命のように君を愛してる」でイ・ゴン役を演じている俳優チャン・ヒョクが、笑えてみっともないのにドキドキするとの言葉が好きと答えた。

彼は23日、制作会社を通じて「笑えて、みっともないのにドキドキしたりするとたくさん言われるが、個人的にはこの言葉が一番好きだ」と答えた。

チャン・ヒョクは「実は、イ・ゴンというキャラクターは笑いを取るだけの役割でも、恋愛するだけの役割でもない。このキャラクターの行動パターンが面白い一方、一人の女性を思いやり、甘い感じもあるので『笑えてみっともないのにドキドキしたりする』と言われた時、自身がイ・ゴンとのキャラクターを視聴者の方々にしっかり伝えられたようで嬉しい」と感想を述べた。

以下はチャン・ヒョクとの一問一答。

―「運命のように君を愛してる」の視聴率が上がっている。感想と目標は?

チャン・ヒョク:少しずつ視聴率が上昇していることも嬉しいが、何よりもキャラクターとストーリーのケミ(俳優同士の相性)にたくさんの方々が共感し、応援してくださっていて、その部分がもっと嬉しい。これからも視聴者の方々に共感と声援を得られるキャラクターを演じることができるよう努力する。

―チャン・ヒョクとチャン・ナラは“カタツムリカップル”と呼ばれているが、気に入っているのか?

チャン・ヒョク:カタツムリのように少しずつ、さりげなく“Some”(友達以上恋人未満の仲の男女を指す)の関係になる?(笑) “カタツムリカップル”と呼んでいただき、とても嬉しい。カタツムリのシーンに対する描写を、視聴者の方々が面白く感じたためだと思う。

カタツムリのように持久力を持ってお互いに近づき、結局は以前とは違う愛を感じることが“カタツムリカップル”ならではの魅力だと思う。ドラマが終わる時は、視聴者の方々に完璧な相性のカップルとして認識されたい。

―「ウハハハ」との笑い声は、イ・ゴンのトレードマークになった。意図したことなのか?誕生のきっかけは?

チャン・ヒョク:意図したわけではない。トレードマークを作るためにわざとしたのではなく、映画撮影の時に豪快に笑うシーンがあった。そして台本リーディングの時に一回そういう風に笑ってみたら、脚本家や監督に気に入られた。

このドラマでイ・ゴンという人物は、子どものような面もあり、純粋な面もあるが、ある時は非常に冷酷な姿を見せる人物だ。そこでドラマ撮影の時、面白いシーンではこのような豪快な笑いを入れてみるのはどうだろうかと考えながら入れてみたが、多くの方々に良い反応を得られて感謝している。

―チャン・ナラとの相性を点数でつけるとしたら、100点満点のうち何点だと思うか?

チャン・ヒョク:点数で定形化することが難しいほど、僕が見てもとてもお似合いだ。チャン・ナラさんと台詞をやり取りする時、チャン・ナラさんがどのように台詞を返してくれるかに対する厚い信頼がある。

―「運命のように君を愛してる」のすべてのシーンが、長く資料映像として使えそうな名場面だ。最も愛着を持っているシーンは?

チャン・ヒョク:一つだけ選ぶとしたら、キム・ミヨンとの女が産婦人科に入った時、イ・ゴンがなりふり構わず診察室に飛び込むシーンだ。診察室に入り医師に誰かと訊かれた時「父親です」と答え、その時ちょうどドクンドクンと子どもの心臓の音を瞬間的に聞いた時。そのシーンが最も記憶に残っている。僕は結婚もして子どももいるので、そのシーンが一番心に来たと思う。

―ドラマが好きな視聴者の方々に一言。

チャン・ヒョク:非常にコミカルで面白いドラマだが、実はホームドラマに最も近いジャンルだと思う。このドラマを通じて家族と何かを一緒にすることができ、共に共有できるドラマとして視聴者の方々に近づけることができたらと思う。「運命のように君を愛してる」をよろしくお願いします。ありがとうございます。

記者 : ピョ・ジェミン