チョン・イルが深夜の妓房(キバン)訪問で朝鮮最高の“風流王子”となった。暗闇を灯す絢爛な灯火の下で、誰かの服の結び紐を手にニコニコ笑っているチョン・イルの姿が公開され、好奇心を刺激している。

この夏、朝鮮時代の退魔師である“夜警”という異色かつユニークな題材で視聴者の心を捕らえるMBC新月火特別企画ドラマ「夜警日誌」(演出：イ・ジュファン、脚本：ユ・ドンユン＆パン・ジヨン、製作：来夢来人)側は23日、イ・リン(チョン・イル)とスリョン(ソ・イェジ)、そして彼らを不安気に見守るムソク(東方神起 ユンホ)の最初の撮影現場を盛り込んだスチールカットを公開した。

「トライアングル」の後番組として8月4日からスタート予定の「夜警日誌」は、朝鮮時代を舞台に、鬼神を否定する者と鬼神を利用しようとする者、そして鬼神を退治しようとする者の3つの勢力の間で繰り広げられる物語を軽快な感覚で描くファンタジーロマンス活劇である。

公開された写真には、鬼神が見える王子イ・リンの豪快で自由奔放な性格がそのまま表れている。これは、先王の嫡子でありながら、私家へ出て朝鮮最高の風流王子として成長したイ・リンが、妓房を訪れて誰かの服の結び紐を奪い取り、喜んでいるシーンである。

手の中の結び紐を振りながら「僕があのイ・リンさ～」と言っているかのように、自信と喜びでいっぱいの表情を浮かべるイ・リン。特に、結び紐を持ったイ・リンを見て、妓房の全員が押し寄せ、一緒に喜びながら彼を胴上げしており、好奇心を刺激している。群衆に囲まれたイ・リンは、終始大きな笑顔で結び目を自慢しているが、まるで持てる者の余裕を満喫しているような姿であり、笑いを誘っている。

これとともにまた他の写真では、イ・リンに片思いする朝鮮最高の良家の令嬢スリョンが、従兄弟のムソクと妓房まで追いかけ、尋常でない眼差しでアイコンタクトしており、彼らの間にどのようなことが起こったのか関心を集めている。

最近行われた撮影は、チョン・イル＆ユンホ＆ソ・イェジの主演3人が一緒に撮る初めての撮影だっただけに、お互いに呼吸を合わせながら格別な愛情を示した。チョン・イルは手から台本を離さず“イ・リン”に完璧になりきった姿でスタッフを感心させ、ユンホとソ・イェジも熱演したという。

「夜警日誌」の制作会社である来夢来人(レモンレイン)側は、「このシーンはイ・リンとムソク、そしてスリョンの関係が明らかになる重要なシーンだ。チョン・イル＆ユンホ＆ソ・イェジが、最初の撮影から素晴らしいコンビネーションを見せてくれた。8月4日にスタートする『夜警日誌』のためにたくさんの俳優やスタッフが努力しているので、多くの関心と愛情をお願いしたい」と伝えた。

“夜警”という異色の題材と圧倒的なビジュアルを公開して話題を集めているファンタジーロマンス活劇「夜警日誌」は、MBC月火特別企画「トライアングル」の後番組として8月4日からスタートする。