「第18回富川映画祭」開幕、11日間の祝祭が始まる!“ジャンル映画の供宴”(総合)

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「第18回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭(PiFan)」(以下「富川映画祭」)が華やかに幕を開けた。

今年の「富川映画祭」の開幕式は17日午後7時、京畿道(キョンギド)富川(プチョン)市遠美(ウォンミ)区富川体育館で俳優シン・ヒョンジュン、ユ・インナの司会で行われた。

開幕式に先駆け、午後6時から行われたレッドカーペットイベントには、映画界のスターたちが勢揃いした。開幕作「Stereo」のマキシミリアン・エァレンヴァイン監督を皮切りに、今年のPiFanレディーに選ばれたシム・ウンギョン、「Producer's Choice」の受賞者ヒョンビンとソン・イェジン、「Fantasia Award」の受賞者キム・ウビン、「It Star Award」の受賞者チョ・ジヌンらが参加した。

また、イム・グォンテク監督、チョン・ジヨン監督、俳優アン・ソンギ、ミョン・ゲナム、ムン・ソングン、チェ・ミンソ、パク・ギュテク監督、チョン・ユミ、ヨン・ウジン、ソン・ジェリム、Tiny-G ドヒ、オ・インチョン監督、カン・ハヌル、キム・ソウン、イ・ドンサム監督、シム・ヘジン、チョン・ノミン、イ・ハンウィ、パク・サンミン、大谷亮平、白石晃士監督、葵つかさ、キム・コッピ、4Minute クォン・ソヒョン、オ・インヘ等の映画人が大勢参加し、花を添えた。

突然の雨にもかかわらず、スターたちは自分たちを見るために待っていてくれたファンに笑顔で応えた。しかし主催側の進行は残念だった。適切な時間分配ができておらず、レッドカーペットイベントの後半はスターたちが並んで入場する気まずい状況となった。レッドカーペットのMCを務めたDingDongと藤田小百合だけが「時間が足りない。早く入場してほしい」と右往左往する姿を見せた。

また、シム・ウンギョンは「開幕を心からお祝い申し上げます。Pifanレディーとして活動することになり、光栄に思っています。PiFanの最も大きな特徴は、差別化された様々な映画上映と……」まで話した後、「すみません。緊張し過ぎて」と言葉を止めた。

すると中継モニターにまるでお父さんのように微笑んでいるヒョンビンの姿が映り、現場にいた女性ファンの歓声が上がって笑いが生まれた。

この日、「Fantasia Award」を受賞したキム・ウビンは「映画祭に招待されたことだけでもありがたく思っていますが、富川市民の皆さんが選んでくださった賞を受賞することになり、光栄です」と話を始めた。

続いて「昨日(16日)は私の誕生日でした。ファンタスティック映画祭でファンタスティックな賞を受賞し、本当にファンタスティックな気分です。これからもさらに一生懸命に努力する俳優になります」と伝えた。

この日、「Producer's Choice」を受賞したヒョンビンは「大きな賞をいただき、本当にありがとうございます。これからさらに多くのプロデューサーの方々と一緒に仕事をしたいです。もっと良い作品で観客の皆さんにご挨拶できればと思います」と伝えた。

また「“怒った背中の筋肉”はちゃんと維持しているのか」というシン・ヒョンジュンの質問に「時間が経つとかなり謙虚になりました。可能な限り次の作品で観客の皆さんにお会い出来るよう、苦心の中で作品を選んでいます」と応えた。

今年の「富川映画祭」は「Yes Smile、Go PiFan!」をスローガンとして選定し、ホラージャンルの色が強かった例年と違って「愛、幻想、冒険」という大主題に焦点を合わせ、より神秘的でファンタスティックなジャンル映画を披露する。48ヶ国210本(長編123本、短編87編)を披露し、ビジョン・エクスプレス、ザ・マスターズ、アニファンタ、ワールドファンタスティック・シネマ、ゴジラ特別展、南米特別展、ティント・ブラス特別戦などが設けられた。

「富川映画祭」は7月17日に富川体育館で上映される開幕作を皮切りに、富川市役所、韓国漫画博物館、CGVソプン、CGV富川で28日までの11日間開催される。

記者 : キム・スジョン、写真 : イ・ソンファ