日常を題材にしたホラー映画がブーム…この夏は“トンネル”が新たな歴史を刻む

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写真=「トンネル 3D」「かくれんぼ」「殺人漫画」ポスター
映画「トンネル 3D」(監督:パク・ギュテク、制作:ピルマピクチャーズ、マダンエンターテインメント)がトンネルという生活に密着した題材で日常の中の極度の恐怖を届けると期待されている。

昨年ヒットした映画「かくれんぼ」「殺人漫画」は独特の題材とリアルな状況設定で観客たちの注目を浴び、大きな反響を得た。観客の爆発的な関心を呼び起こした日常の中での恐怖というテーマは、韓国で8月に公開される唯一の韓国ホラー映画「トンネル 3D」にも引き継がれる予定だ。

「かくれんぼ」は他人の家に密かに入って暮らしている人たちから家族と家を守るための二人の家長の息詰まる死闘を描いたスリラー映画であり、ドアのベルに暗号を表示した後に犯罪を起こすといういわゆる“かくれんぼ怪談”を映画化した作品だ。実際にありえそうな共感できるストーリーでリアルさを高め、観客の熱い支持を得て560万人を動員する興行成績を記録した。

「殺人漫画」はウェブ漫画を題材にしたホラー映画であり、公開当時から好奇心をくすぐって関心を高めた。ホラーウェブ漫画と同じ殺人事件が現実でも起きるという独特の設定は、ウェブ漫画が大きな人気を博していた当時より一層強烈なリアリティを与え、恐怖感を極大化し、韓国のホラー映画としては異例的に120万人を動員する記録を残した。

「トンネル 3D」は誰もが一度は通ったことのあるトンネルという日常的に接する空間を題材にしたストーリーであり、「かくれんぼ」「殺人漫画」に続き、より一層リアルで生々しい恐怖感を与える日常の中の恐怖を描いた期待作として浮上している。

暗いトンネルの中の不気味な雰囲気をそのまま盛り込んだ「トンネル 3D」は、観客がまるで実際にトンネルの中にいるような錯覚まで届ける予定だ。韓国の作品としては初めてフル3Dで撮影され、立体的でリアルな恐怖を描いて韓国映画の新たな歴史を刻む作品としても関心が集まっている。

旅に出た若者たちがトンネルに閉じ込められ、ミステリアスな事件を経験するストーリーを描いた青春ホラー映画「トンネル 3D」は、ホットな新人たちの集結でも話題を集めた。チョン・ユミ、ヨン・ウジン、ソン・ジェリム、Tiny-Gのドヒ、チョン・シヨンなど映画とドラマを行き来しながら安定した演技力と魅力的なビジュアルで多くの人の注目を浴びているホットな俳優たちの熱演も関心を集めている。韓国で8月13日に公開される。

記者 : キム・スジョン